Lewis Carroll's Early Verse    
    
ルイス・キャロル初期詩集


制作年 年齢              題名 キャロルの詩の中で、「不思議の国のアリス」が生まれる1865年以前のものを、ここに収めていきます。

これらは若い日のキャロルを知るいい手がかりですし、それが後の作品にどう発展していったのか、興味あるところです。

拙訳をつけましたのは、訳詩の過程で、私自身がより深く詩を味わうためのものですが、皆さまが詩を読む際の刺激ともなれば幸いです。

豊かな韻律を持つ英詩を構造の全く異なる日本語に移すのは不可能なことは、万葉集を英訳できないのと同じです.。
キャロルの詩はすべて日本流にいいますと定型詩です。どうか、原詩を朗誦して、お楽しみください。


訳の稚拙さはともかくとして、原詩の意味をを誤解しているようであれば、是非ご教示ください。

底本:TheNonesuch版LewisCarroll全集 1977
TheRectoryUmbrell and Mischmasch
Dover 1971

参考;「ルイス・キャロル詩集」高橋康成・沢崎順之助訳 ちくま文庫1989
(私のコメントに高橋康也先生とありますのは、断らない限り、この本での説を指しています。)
1845 13 My Fairy ぼくの妖精
1845 13 Punctuality 時間厳守
1845 13 Melodies メロディー
1845 13 Brother and Sister 兄と妹
1845 13 Facts 事実
1845 13 Rules and Regulations 規則と規律
1850 18 Horrors 恐怖
1850 18 Misunderstandings 誤解
1850 18 As It fell upon
a day
ある日こんなことが・・・
1853 21 Solitude 孤独
1853 21 The Poet's Farewell   詩人の別れ
1853 21 The Two Brothers 二人兄弟
1650
1854
18
22
Two Illustrations
in
Rectry Umbrella
「牧師館の雨傘」
巻頭・巻末の挿絵
1854 22
The Lady of the Ladle  しゃもじの麗人
1856 24 Upon the Lonely Moor NEW 荒野にて
1859 27 The Willow Tree 柳の木
1860. 28 Faces In the Fire 焔の中の顔
1860. 28 A Sea Dirge NEW 海の哀歌
1862 30 Only a Woman's Hair   NEW ただの女の髪
1862 30 My Fancy   僕のお気に入り
1863 31 Size and Tears NEW 肥満の嘆き
「不思議の国より不思議な国のアリス」        Alice in Tokyo