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『聊斎志異』目録 底本 ①『聊斎志異評註』 蒲松齢著 但明倫、王士正、呂湛恩註 乾隆三十年(1765)本? 台湾商務印書館1968 (写真右。左は香港本) 途中から ④、『大字足本古典文学聊斎志異』 文源書局 民国63年(1976) ②柴田天馬訳 角川文庫(8巻本) 1957 編著:宮垣弘 |
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①この目録、私の読書記録です。途中で何度も中断しましたので、読み終えるのに15年の歳月が流れました。 ②要約らしきものを書いていますが、後で思い出すための手がかりです。 他の方がご覧になることを考え、ネタバレならないようにしてあります。従って、本文はもっと面白いです。 【注】は私のちょっとした感想。 本文には、多くの場合、異史曰、と蒲松齢の評言がありますが、面白くないものが多いので、天馬訳ではカットされていますし、私も読み飛ばしました。 ③原文は文語体で書かれていますが、典籍、故事を引いての表現が多く、大変難しいです。 多くの版本では、呂湛恩などの注はついていますが、 史記や先秦時代のものより難しい。 ④天馬訳は完全な和語訳ですが、元の漢字に振り仮名の形で書いてありますので、原文の味が味わえます。 また、これなくては原文は読めません。 ⑤奇譚集ですが、創作ではありません。何処の誰の話か明記されています。 中国の地理に興味のあるひとは、地図で確認すると面白いと思います。この目録では無視しています。 ⑥役人や受験生の話が多いので、科挙の制度の知識が必要です。 2023・3・12 |
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まえがき 2008・12 「人生は夢のまた夢」と観ずる人が愛して止まない本です。この目録は『聊斎志異』を読みながら、後で、あの話はどこにあったかな?などと思い出すため、心覚えのようなものを残そうと作ったものです。完成の暁には、この本を読まれる方にも多少はお役に立つと思います。私が読み進むにつれて色が変わります。445篇ありますので大分時間がかかりそうですが・・・・。 私の読み方は原文の①をまず読んで、解らないところを翻訳の②で確かめます。というより、翻訳を頼りに原文を読んでいるといった方が実態に合っています。翻訳だけ読んでも大変楽しいものです。(具体例) ただし、原本と順序が異なっていますので、そちらの巻数記載しておきました。これは役に立ちます。 |
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第1巻 | 考城隍 | 瞳人語 | 画壁 | 種梨 | 労山道士 | 長清僧 | 狐嫁女 | 嬌娜 | 妖術 | 葉生 |
王成 | 青鳳 | 画皮 | 賈児 | 董生 | 陸判 | |||||
第2巻 | 嬰甯 | 聶小倩 | 水莾草 | 鳳陽士人 | 珠児 | 小官人 | 胡四姐 | 祝翁 | 侠女 | 酒友 |
蓮香 | 阿宝 | 任秀 | 張誠 | 巧娘 | 伏狐 | 三仙 | 蛙曲 | 鼠戯 | 趙城虎 | |
小人 | 梁彦 | |||||||||
第3巻 | 紅玉 | 林四娘 | 魯公女 | 道士 | 胡氏 | 王者 | 陳雲棲 | 織成 | 竹青 | 楽仲 |
香玉 | 大男 | 石清虚 | 曾友干 | 嘉平公子 | 苗生 | 姉妹易嫁 | 番僧 | 李司鑑 | 保住 | |
水災 | 諸城某所 | 戯縊 | ||||||||
第4巻 | 阿繊 | 瑞雲 | 龍飛相公 | 珊瑚 | 五通 | 申氏 | 恒娘 | 葛巾 | 黄英 | 書癡 |
斎天大聖 | 青蛙神 | 晩霞 | 白秋練 | 金和尚 | 丐僧 | 蟄龍 | 小髻 | 霍生 | ||
第5巻 | 狐諧 | 続黄梁 | 小猟犬 | 辛十四娘 | 白蓮教 | 胡四相公 | 仇大娘 | 李白言 | 黄九郎 | 金陵女子 |
璉瑣 | 白干玉 | 夜叉国 | 老とう | 姫生 | 大力将軍 | |||||
第6巻 | 劉海石 | 犬燈 | 連城 | 汪士秀 | 小二 | 庚娘 | 宮夢弼 | 狐妾 | 雷曹 | 賭符 |
阿霞 | 毛狐 | 青梅 | 田七郎 | 羅刹海市 | 公孫九娘 | 狐聯 | ||||
第7巻 | 翩翩 | 促織 | 向杲 | 鴿異 | 江城 | 八大王 | 邵女 | 鞏仙 | 梅女 | 郭秀才 |
阿英 | 牛成章 | 青娥 | 鴉頭 | 余徳 | ||||||
第8巻 | 封三娘 | 狐夢 | 章阿端 | 花姑子 | 西湖主 | 伍秋月 | 蓮花公主 | 緑衣女 | 荷花三娘子 | 金生色 |
彭海秋 | 新郎 | 仙人島 | 胡四娘 | 僧術 | 柳生 | 聶政 | 二商 | 禄数 | ||
第9巻 | 雲蘿公主 | 甄后 | 宦娘 | 阿繍 | 小翠 | 細柳 | 鍾生 | 夢狼 | 天宮 | 寃獄 |
劉夫人 | 神女 | 湘裙 | 羅祖 | 橘樹 | 木雕美人 | 金永年 | 孝子 | 獅子 | 梓潼令 | |
第10巻 | 賈奉雉 | 三生 | 長亭 | 席方平 | 素秋 | 喬女 | 馬介甫 | 雲翠仙 | 顔氏 | 小謝 |
蕙芳 | 蕭七 | 顧生 | 周克昌 | 鄱陽神 | 銭流 | 楊疤眼 | 龍戯蛛 | 役鬼 | 三朝元老 | |
夜明 | 鳥語 | |||||||||
第11巻 | 菱角 | 邢子儀 | 陸押官 | 陳錫九 | 干去悪 | 鳳仙 | 佟客 | 愛奴 | 小梅 | 績女 |
張鴻斬 | 嫦娥 | 褚生 | 霍女 | 布商 | 彭二掙 | 跳神 | 鉄布衫法 | 美人首 | 山神 | |
庫将軍 | ||||||||||
第12巻 | 司文郎 | 呂無病 | 崔猛 | 安期島 | 薜慰娘 | 田子成 | 王桂菴 | 寄生 | 褚遂良 | 公孫夏 |
紉鍼 | 桓侯 | 粉蝶 | 錦瑟 | 房文淑 | 豢蛇 | 狂生 | 孫必振 | 張不量 | 紅毛氈 | |
負戸 | 鞫薬如 | 盗戸 | ||||||||
第13巻 | 偸桃 | 口技 | 王蘭 | 海公子 | 丁前渓 | 義鼠 | 尸変 | 噴水 | 山魈 | 莜中怪 |
王六郎 | 蛇人 | 雹神 | 僧? | 三生 | 耿十八 | 宅妖 | 四十千 | 九山王 | 濰水狐 | |
陝右某公 | 司札吏 | 司訓 | 段氏 | 狐女 | 王大 | 男妾 | 汪可受 | 王十 | 二班鍼 | |
募縁 | 馮木匠 | 乩仙 | 泥書生 | 蹇償債 | 驅怪 | 秦生 | 局詐 | 局詐2 | 局詐3 | |
曹操塚 | 罵鴨 | 人妖 | 韋公子 | 杜小雷 | 古瓶 | 秦檜 | ||||
第14巻 | 臙脂 | 雨銭 | 隻灯 | 妾撃賊 | 捉狐射鬼 | 鬼作ヱン | 閻羅 | 寒月芙蓉 | 陽武侯 | 酒狂 |
武技 | 鴝 クコク |
商三官 | 西僧 | 泥鬼 | 夢別 | 蘇仙 | 単道士 | 五羖大夫 | 黒獣 | |
鄷都御史 | 大人 | 柳秀才 | 董公子 | 冷生 | 狐懲淫 | 山市 | 孫生 | 沂水秀才 | 死僧 | |
牛飛 | 鏡聴 | 牛? | 周三 | 劉姓 | 庫官 | 金姑夫 | 酒虫 | 義犬 | 岳神 | |
鷹虎神 | コツ石 | 廟鬼 | 地震 | 張老相公 | 造畜 | 快刀 | 汾州狐 | 龍三則 | 江中 | |
戯術 | 某甲 | 衛州三快 | 折楼人 | 大蠍 | 黒鬼 | 車夫 | 碁鬼 | 頭滾 | 果報 | |
龍肉 | ||||||||||
第15巻 | 念秧 | 武孝廉 | 閻王 | 布客 | 農人 | 長冶女子 | 土偶 | 黎氏 | 柳氏子 | 上仙 |
侯静仙 | 郭生 | 卲士梅 | 卲臨淄 | 単父宰 | 閻羅潞 | 顛道人 | 鬼令 | 閻羅宴 | 画馬 | |
放蝶 | 鬼妻 | 医術 | 夏雪 | 何仙 | 潞令 | 河間生 | 杜翁 | 林氏 | 大鼠 | |
胡大姑 | 狼 | 薬僧 | 太医 | 農婦 | 郭安 | 査牙山洞 | 義犬 | 楊大洪 | 張貢士 | |
丐仙 | 耳中人 | 咬鬼 | 捉狐 | 斫蟒 | 野狗 | 狐入瓶 | 子江 | 真安女 | 焦螟 | |
宅妖 | 霊官 | |||||||||
第16巻 | 細侯 | 真生 | 湯公 | 王貨郎 | 堪ショ | 宝氏 | 劉亮菜 | 餓鬼 | 孝幣司 | 李生 |
蒋太史 | 邑人 | 干中丞 | 王子安 | 牧豎 | 金陵乙 | 折獄 二則 |
禽侠 | 鴻 | 象 | |
紫花和尚 | 某乙 | 醜狐 | 銭卜巫 | 姚安 | 菜薇翁 | 詩ケン | 毛大福 | 李八紅 #(下記) |
老龍船戸 | |
元少先生 | 周生 | 劉全 | 韓方 | 太原獄 | 新鄭獄 | 浙東生 | 博興女 | 一員官 | 花神 | |
# 雹神 |
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聊斎志異の内容の分類 | Martin Buberの 聊斎志異訳の序文 附:目次一覧 |
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