工事日誌
2007
04・01−06
03・01〜12
02・01−12
01・08−12

01・01−07

04・07−12
05・01−12
06・01−12

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07・12・31月 ベッドのシーツ替えや仏壇の掃除。家人、せっせとおせち作り。まあ長閑な歳末。仏花を買いに近状の花屋に出た以外は終日家に。最後の窓拭きをさせられた。
年越しのにしんそば。サンスクリットを少し。マックス・ミュラー版の般若心経は南条文雄(ぶんゆう)と共同で編纂されている。1884出版だからキャロルは存命中のこと。早く過ぎた1年であった。時の経過は記憶力の関数である。*
07・12・30日 部屋の片付け続ける。生鮨は今年は作らないで買うことにした。渋谷市場へ。TVでサプライム問題をやっていたので見る。家人、花を生ける。NHKラジオで文化講演会、名前を聞き落としたがイギリス帰りの婦人が立派な話しをしておられた。**
07・12・29土 掃除を少し始めるが、埃を吸うからであろう、喘息のような症状になって不快である。片付けるといっても私の場合は集めた資料や本を処分することなのだからなかなか進まない。Nさんの日本語の資料やマーシャさんのダラスからもらった9ページ手紙など読んでぢるとすぐ時間がたってします。過去の大切なものをくずかごに入れる仕事は好きではない。*
07・12・28金 『パズルとパラドックス』を読み終える。ゲーデルの定理は面白い。Nさんからの回答はパラドックス論に深入りしないものでほっとする。親族への年賀状祖作り、図書館へ10冊本を持っていく。ビックカメラへ照明器具を買いに行き、昭和通信へ。納会でお酒をいただいて、皆とも少し話ができて良かった。荷物を持って帰宅。玄関の照明、はずす時も難儀したが、付けるのも上手くいかない。*
07・12・27木 Nさんと「完成させる」論議。年賀状9割できる。6時、重工、懇親会。今年は忘年会が沢山あった。8回目。感じることは誰も自分のことばかり言って、人のことを聴かないこと。みんな自分の話を聴いて欲しいのだ。その意味でモモは偉い。私の話を聴いてくれる人はいるのかしら?私の喜びを喜びとして、悲しみを悲しみとして共感してくれる者は他にいない。もしいるとしたら、もっとも近いのは母だろ。内井惣七『パズルとパラドックス』読み進める。*
07・12・26水 筆王の悪口。同じデーターが頼まないのに出る。理由なく中断する。その都度データをセーブするようメッセージが出る。「エラーメッセジありません」という無意味なメッセージが出る。・・・それでも今年の年賀状作りは峠を越えた。5時、Sさんと2人の忘年会。中学、高校の頃の話など。いずみで碁を一局、3子で負け。10時ごろ帰宅。**
07・12・25火 サンフランシスコの坂の町の細い路を車で上がって行き、とある一軒に入る。部屋を通り越してベランダの方にでるが、それ以上はいけないようで、引き返す。ところが、男と息子の二人連れが、ベランダから部屋に闖入しようとするので、私は必死で防ぐ。私自身が闖入者なので変な気持ちでいる。朝方の夢。年賀状の準備にかかる。欠陥あるらしい筆王を何とか使って住所を打ち上げるのにお昼から夜の1時半までかかった。昨年もそうだがおそらく5,6時間無駄をしている。ソフトを呪いながらの1日だった。来年は買い換えなければならない。
07・12・24月 Nさんとのサンスクリット勉強会。10時から3時半、「ルノアール」で、100頁まで。疲れたが充実感があった。あと場所を移して5時過ぎまで雑談。角谷静夫の不動点定理やシュタイナーや言語の話。CDでマリア・カラスとマレイ・ペライアを聴く。家人と息子達の話。柚子湯。70.6 *
07・12・23土 碁を少し見て、サンスクリットをやるために図書館へ。帰りにマリアカラスのCDなど借りて帰る。サンスクリットは一月30頁がやっと。家人「胡桃」*
07・12・22土 クロッキーの会。今年最終。ペンと筆で。椅子が足りないので取りにドアを開けて倉庫に入ったたらドアがひとりでに閉まって、私のいるところは吹きさらしの所だった。外からは開けられない仕掛けになっていて、パニックになってしまった。倉庫の隣の非常口に出ていたのだ。さんさんドアをノックして幸い人が人が気づいて開けてくれたからよかったものの、もし人がいなければどうなるのだろうか?(冷静に考えれば非常階段を伝って7階から降りればよかったのだが)後で事務所に伝えたら、その問題は知っていた。忘年会。「あっぱれ」21人。幹事のGさんがお酒を注いで待っているのが印象的。Tさん、校長を8年、教育委員会にでて、65歳から墨絵を始めた。今80歳。その絵は凄い。Mさんと音楽の話を少し。年を取るとこれまで聞こえなかった別の音が聞こえてくると。*
07・12・21金 夜中、易・繋辞を読む。レストランか家庭か分からないのだが、インド料理をご馳走になって、その後、そこの主人の経験を聴いている夢。Phさん、今年最後、池波正太郎の「食べる」というエッセイを読む。昼、3歳の時、誤診で隔離病棟入れられた記憶、それを十数年後友達の見舞いに行って思い出す話。古い映画の話、『二都物語』の話に及んで、最初の数行を暗誦してくれる。穏やかな日差しの午後である。LDで「ベートーベンの生涯」(1993)を見る。『周易裏街道』(仁田九久)の運をつかむ話を読む。そんなことでサンスクリットは少し。家人、バレーの忘年会。*
07・12・20木 どうして時間の経つのが早いのだろう。3時、Yさんと重工へ暮の挨拶回り。サンスクリットかろうじて100頁まで進んだ。これから覚える作業に入る。ここしばらく菜食に近い食事が続いていたのだが、今日は珍しく豚汁。京都祇園「黒七味」をかけたら凄くおいしい味になった。処分しようと思って出していた池波正太郎や獅子文六の食談を拾い読みしたら面白くしばらく読んだ。『海辺のカフカ』読み終える。源氏や謡の伝統を引き継いだ日本的作家だと分かる。*
07・12・19水 Chさん、今年最後のレッスン。2月中旬まで、ブラジルに一時帰国。文法の他、「清しこの夜」を教えた。Phさんといつものように一緒に弁当。渡辺貞夫のコンサートの話、高菜を食べる毛虫は今頃蝶になると困りはせぬかなど。別れる時、I must be going.のつもりで「これから会社に行かなければなりません」といつも言っていたPhさんが、「また、会社に行きます」と言ったので、それが大きな進歩だと言ったら、また、座り直してしばらくその話をした。mustを入れると、あなたの話をもっと聞きたいのだが、やむなく行くという感じになるらしい。一時間以上うとうとして、サンスクリットを少し。シェイクスピアの忘年会(みみづく亭)関場先生のお嬢さんや初参加のSさんが加わって、和やかに終わった。これからお孫さんを見に白楽まで行かれるFさんと渋谷まで一緒に帰った。*
07・12・18火 平野敬一『マザー・グースの世界』再読了。著差の肉声が聞こえるような、好エッセイで、この分野の問題意識を尽くしている。歯医者、上歯の掃除、1時間。やる人も大変だろう。渋谷東急で歳暮。GDBへよりTさんと「大公トリオ」の話や羽子板市の話など。Piさんの所へ。3時間近く独演。斬新なアイデアを披露してくれる。嬉しいのはそれが殆ど日本語で、しかもかなり正確性が増しているということ。後味のいい、今年の最後のレッスンだった。*
07・12・17月 フジコ・ヘミングのピアノには魂を体から引き出し差し出したようなような響きがある。殆ど一日サンスクリットをやっていたので、少し進んだ。新しいプリンターでテキスト一巻の正誤表を印刷し、直した。70.8 *
07・12・16日 夢は不思議なものである。息子が海の中を泳いでいて、私が岸壁に沿って歩いている。やがて水嵩は陸くまで上がり、私も腰まで水につかっている。別の場面、1万メートルくらい上空から婦人が大きなパラシュートのようなものに乗って(ぶら下がってではない)降りていっている。その下を飛行機が行くので高い所だと分かる。Nさんとの対話など書いていたらお昼に。碁を少し見て図書館へ。サンスクリットを2時間足らず。10の文章を読むのがやっとだった。古本交換コーナーに持っていった10冊の本は帰りに皆なくなっていた。大根の皮の金平というのを始めて食べたがおいしかった。図書館で借りて帰った「大公」を聞きながら、『海辺のカフカ』を読む。ちょうど小説に「大公」が登場する。アリスタ・トリオといってピアノは鳥羽泰子。その後フジコ・ヘミングを聞きながら読み続ける。BGM付きの読書もいいものだ。*
07・12・15土 朝、チリ、埃の多い部屋を掃除機で掃除している。際限がない。夢。家人、下痢、風邪と言う。病院へ。キャノンからプリンター届く。クロッキーの会。今日は竹ペンでと思っていったらインキを忘れていた。3月分の場所の予約が出来ていると思っていたら、実は取れていなくて、Yさんが気づいて取っていてくださったことが分かった。こんなことがあると気落ちしてしまう。家人がWデナーショーでいないので、白菜とベーコンの蒸し物を作る。、まずまず。食後、プリンターの開梱、設定を行う。何とかやれた。*
07・12・14金 久しぶりに車を運転する夢。無免許であることを気にしている。12時、田町の庄屋、一木会、6人、チェコのビールから、裁判員制度、縄文や邪馬台国の話など、3時間。品川の喫茶店で骨休めとサンスクリット少し。6時半からニュートーキョーで○Mの会、10人、うち8人は錚々たる現役。かっての仕事の仲間が順調に歩を進めているのが嬉しい。Mさん、現状をなんとこ維持しておららる。9時ごろ散会。『海辺のカフカ』上巻読み終える。人物が精彩を帯びて立ち上がってくるのはさすが。*
07・12・13木 7時起床。家人、マンション、キャンセルの電話を入れる。大きな峠を越えた。焼きうどん3度目の挑戦。これはあたりはすれが少ない。二木会、如水会館、1勝2敗、持ち点128点へ。4時間打つと疲れる。上のクラブで四方山話。9時帰宅。*
07・12・12水 6時起床。好天。鳥達大いに歌う。図書館前の銀杏の大木は8割がた葉を落とし、下は黄金の絨毯。Chさん、Phさん。文法。昼、穏やかな陽に包まれた中庭で、Phさんとの昼飯は至福のひと時である。大根を茹でて、塩と唐辛子で食べる話、一月の新宿でのハーフ・マラソンに出ようとしたがもう定員一杯だった話、正月に梅干を食べる予定、高菜の漬物などの話など聞いていると、イギリス人と話している感じがなくなってしまう。隣のベンチで若い女性、向かいに老外人夫婦が同じように弁当を食べていて、地面にはふんわりと落ち葉が積もっている。『ヘンリー4世』予習に3時間、サンスクリット少し。雑司が谷へ。この前のFM多摩の放送の録音をいただく。帰って聞くと、自分の声がこんなに悪いのかと驚く。選んだジョン・ダウランドの曲は良かった。*
07・12・11火 ビックカメラへプリンターの修理に行くが何時直るかわからないというので、新宿のカノンのセンターへ行く。7350円で次機種と交換するという。なんだか儲かったような感じ。渋谷市場で野菜を買って帰る。GDBへBさんに貸していた本を返してもらいに寄り、Piさんの所へ。次期ロシヤ大統領候補にメドベージェフの新聞記事を読む。
07・12・10月 7時に起床。人生は短いのだから、二度寝の癖を改める時期かもしれない。会社に行き、掲示板の停止の手続きをして、銀座に出て「キャロル考現学〜またはアリスをめぐる幻想展」(銀座スパンアートギャラリー)を見る。何十万円の作品が売れているのが不思議。スターバックで小休止して、青山歯科で歯周疾患予防診断を受け、当然のことながら治療へと移った。下の歯の歯石を取ることから始めることになって、1時間近くかかった。これを機に当分歯の治療が続くと思う。体調は少し回復したようだ。浜田山のマンションの件は親族反対のため、断念するかも。*
07・12・09日 11時頃まで寝る。4時に浜田山。マンション申し込み説明会。6時半浜田山の「光琳」で、銚子2本、暖かいおそば、和洋折衷の店だが味は良かった。『海辺のカフカ』はOさんの勧めもあり、自分も村上春樹にカフカの影を感じたので、この本を選んだのであるが、次第に人物が立ち上がり、春樹の世界に入ってきた。*
07・12・08土 図書館の談話室でよくお目にかかる男性から声がかかってきて、三菱自動車の牧野克彦さんという方で、近く『自動車の現在・未来』という本を出版されるという。H君現れず。何かの行き違いがあったようだ。サンスクリットの勉強に当てる。3時からキャロル協会クリスマスパーティー、例年になく参加者が少なかったがオークションの品は多かった。3冊入手した。二次会、5人、「玉の光」体調優れず。
07・12・07金 Chさん、Phさん。「毛嫌い」の説明に「 Dr. Fell」を使ったが、生粋のロンドン子のPhさん、この歌を知らないと言う。マザーグースも日本人の独りよがりの世界が出来ているのかもしれない。6時半から、情報システム部OB会。品川ニュートキョー、19人。席を自由に移動できない場合は全員に喋らせるとか、工夫が必要。
07・12・06木 晴天。ガソリンスタンドの前のつつじが狂い咲きしていた。健康診断の結果を聞き、インフルエンザの予防注射をしてもらう。検査の結果はおおむねOK.血圧、γ−GTPがやや高め。酒を少し控え、体重を少し減らせばいい。浜田山マンション、キャンセルが出たとの連絡があり、家人の希望は叶えられる可能が出てきた。
図書館へ袋一杯の本を行き、3分の1は古本交換コーナーへ、3分の2は図書館に寄贈、1冊は惜しくて持ち帰る。(このパターンが多い)『海辺のカフカ』借りる。
靴の修理に行き、帰り喫茶店で『海辺のカフカ』読もうと寄ったが、タバコの煙が充満、早々に出る。
07・12・05水 性的な夢。快晴、日赤の出口の銀杏の紅葉は今が頂点。近くで名も知らぬ鳥が、ぴーい〜い〜と甲高い声で鳴いていた。Chさん、Piさん、『ねじまき鳥』から笠原リツの5番目の手紙続き。落ち葉を踏みながら、焚き火の話から、ガイホークの祭りの話しへと。この祭りはカトリック弾圧のためのものだった。。サンスクリット少し。帰りは、池の反対側の道を通る。落ち葉を積もるに任せてあるので、子供も大人も喜んでいる。6時半、大手町、ポールスターで大学の同期会、8000円。20人参加。一人一人が話ができた。ここに出てくる人はおそらく幸せな人だろう。松山からも来ていた。9時散会。*
07・12・04火 夜中、子供向けのScroogeを読む。Mark Dubowskiの挿絵は本当に素晴らしい。
国会外務防衛委員会の中継など見ているとすぐに時間がたってしまう。サンスクリット進まず。GDBのブルースさんへクリスマス・キャロルの注釈本を持っていったら喜ばれた。来週の日曜日はその読書会なので。Piさん、日銀総裁の記事など読む。経済の仕組みがよく分かっていないので付いていくのが大変。感じ5枚書く。体調良くない。Oさんと村上春樹のやり取り。
07・12・03月 シェイクスピアの会の場所取りに大塚に。ご一緒のGさんから昨日新聞に出ていたお嬢さんの大和田聡子さんの話など伺う。昼、焼きうどん、2回目の挑戦。サンスクリット少し。『サイラス・マナー』を思い出したように読み続ける。知らない語彙が多いのでつい後回しとなる。Piさんのための語彙表5枚作成。家人、黄色いチャンパーの外人、壁の白いイメージ、などの話、3度目?。舞台姿の年賀状に驚く。今日は雨模様。宮邸の前の百日紅もすっかり葉を落としていた。体調優れず。
07・12・02日 山本夏彦は、かって愛読し、今はすっかり中身を忘れた作家であるが、その日記や手紙を編集した『夏彦の影法師ー手帳50冊の置き土産』は面白いものだった。昨夜から今朝にかけて382頁の本を一気に読んでしまった。長男(山本伊呉)が父親のプライバシーをここまで晒していいものかという感じはするが、肉親ならでは描けない夏彦の生き様をよく捉えている。75歳ころから「ころぶ」という記事が見られるようになる。誰も転んで気落ちするものらしい。物を紛失する話もでてくる。(そういえば、図書館で見当たらなくなったサンスクリットの手帳はどうなったのであろうか?一階という狭い場所での出来事なのだが不思議でならない。)88歳まで、特に晩年は充実した人生を送られたものだと思う。家人も私も10時頃に起きる。マンション落選の通知は昨夜10時あったそうだ。一夜明けて、元の木阿弥だか、何か学ぶことがあったように思う。テレビで碁を見て、散歩に高円寺まで。出かけに眼鏡を壊す。やはり古書市は気分転換にいい。挿絵の良いShel Silersteinの詩集Where the Sidewalk Endsなど買ってしまう。
07・12・01土 H君、明日試験。過去の問題をやる。紅葉ますます冴える。クロッキーの会。久しぶりに竹ペンを使う。帰り、目黒駅の目黒市場へ降りる階段で一段踏みはすして転倒。何の別状もなかったのだが、息子ほどの男が駆け寄って気遣ってくれる。こんなことがあると年のことを考え、気落ちする。(と思うのが年をとったという表れなのだ)。スターバックで先ほど仕入れた『夏彦の影法師』をしばらく読む。柚子を買って帰り柚子味噌を作るが今一つ。3週間も鼻炎が続いている所為だろう。浜田山のマンション抽選。当落を心配して待つ。連絡来ず。家人が長い間夢を描いて、4度も足を運んだ所で、かわいそう。*
07・11・30金 有栖川公園、池の周りは、宝石箱をひっくり返したような美しさである。文法少しと『ねじまき鳥』から笠原リツの5番目の手紙を復習した。気管支炎はほぼ治ったが相変わらず鼻炎が続く。サンスクリットをほんの少しして、帰る。風呂吹き大根に挑戦するが不出来。柚子がないとだめのようだ。家人、バレーの発表会の写真。*
07・11・29木 11時半からの健康診断は約30分で終わった。70−140。結果は一週間後。テレビで南北戦争を背景の活劇映画をみて、図書館へ本を持ってゆく。サンスクリットを少し。バレンボイムのマーラー7番を聞く。各パートのメロディーが明確で、玉虫色のマーラーに慣れているものには珍しかった。『ねじまき鳥』第三部も読了した。『ノールウェーの森』よりはるかに面白かった。*
07・11・28水 有栖川公園では、月並みな表現だが、絵の具箱をひっくり返したような、色彩の競演が始まった。紅葉に対する感受性は年とともに深まる。Chさんとは息子さんのことを話した。シンガポールで休暇を過ごしたPhさんの言。東京は何か目的がないと生活できないが、シンガポールはゆったりとした時間が流れ、生きていることが楽しめると。Chさんもブラジルもそうだと。文法の他、『ねじまき鳥』から笠原リツの5番目の手紙を3分の1読んだ。Phさんと一緒に弁当。およそ30分のこの時間は双方にとって、のんびりとした生きた時間なのである。お酒の話をした。ジンは低級だが、ジントニックとなれば、上流の飲み物であると。『ヘンリー4世』の予習とサンスクリットを少しして、大塚に行くと、部屋が取れていないことがわかった。これは予約の日付けを書き誤った私の責任だ。10人がロビーで会読した。
07・11・27火 朝、成人検診の申し込みにさとう内科へ。時間が早く済んだので、昼から銀座へ映画を見に行く。「呉清源ー極みの棋譜」、想像していたのはまったく異なる種類の映画で、何を言いたいのか良く分からないが、主演男優もよく、素晴らしいカットも多く、それなりの満足した。帰り、数寄屋橋で、歳末ジャンボ宝くじを買う人の行列を見た。長蛇の列で最後尾は30分待ちのプラカードが出ていた。中年以上の男性6割、女性4割といった所。Piさん。ケインズの『一般理論』の翻訳書をあげたら喜んでくれた。よく自習している。大半読みに費やされた。*
07・11・26月 サンスクリット勉強会2回目、渋谷、ルノアール、10時ー14時、70ページまで。これは準備に大変だった。なんとか、7割くらいこなせた。半時間ほど雑談。平野敬一『マザーグースの世界』を開いたら面白くてまた読み始めた。**
07・11・25日 マザーグース学会、13時半スタートの予定が実質3時ごろから始まった。藤野先生によるBetty Botter Bought Some Butterとイングランド・パブ旅行の話、これはは場所ごとに一枚づつ、絵葉書のプレゼント(計10枚)のある豪勢な報告であった。残念ながら先生の声が小さい。オークション、これは物々交換のようなものであるが、私はふぉるぷ出版の復刻本2種を得てそれなりの満足した。後のお茶会は失礼する。、
07・11・24土 紫蘇のにぎりめしを作る。H君、途中、社長から電話があり、レッスンを早めに切があげ出勤。サンスクリットの勉強。記憶用に作っていた2冊の手帳の内、1冊が忽然と消える。「神隠し」としか言いようがない。名詞の記憶には絵を描くという妙何を思いついたが、問題は動詞である。3時過ぎ神保町経由で帰る。『Oh! YES IT IS - A History of Pantomime』など買って帰る。湯豆腐。家人、ソロを踊る話。FMでバッハのチェロ曲を聴く。ラジオで大学問題をやっていた。*
07・11・23金 勤労感謝の日。昨日の梅干の話が心の中で尾を引いている。午後から図書館へ行ってサンスクリットを3時間ばかりやった。『ねじまき鳥』2部を読み終えた。予想したように、この人の語り口につられて読まされる。第3部を借りてかえる。
07・11・22木 快晴。Oさんからレッスンには来ないとの連絡が入っていた。独りでは緊張しすぎるのだろう。2時間、授業報告など読んで勉強させてもらった。10日ほど前に買って置いた栗を剥いたが、悪い栗だった。「クリクリ坊主」が久々に使えて得心。サンスクリットを少し。家人、梅干の話。思いもかけない。*
07・11・21水 Chさん、Phさん。Phさんに貸していた「クリクリ坊主」が帰ってきた。栗は高くなり過ぎて今年はあきらめたとのこと。弁当のとき、シンガポール話。6年間居たという。シェイクスピア予習。サンスクリット少し。雑司が谷へ。*・
07・11・20火 夜中、子安美智子『「モモ」を読む』読了。シュタイナーと対応させて読んでいるのであるが面白かった。エンデの創作態度への付言は理論と創造の差を際立たせていた。平野敬一先生の訃報あちこちから届く。サンスクリット少し。Piさん、サンフランシスコは東京より騒音が大きいと。新聞記事など沢山一緒に読み、ビールをご馳走になって8時に帰宅。*・
07・11・19月 目が覚めると10時過ぎだったので朝食を抜く。晴天、午後、家人と浜田山のマンションを見に行く。場所としては申し分ない。条件が整うか?難しい。浜田山の駅の周りを歩く。渋谷でラム酒一本買って帰る。サンスクリットほんの少し。疲れて早く寝る。*
07・11・18日 夜中、村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』読了。2度寝で沢山の夢を見る。そのひとつSさんとタクシーでどこかに向かって走っている。途中、疎開した、七宝の亀山の周りを回って、いろいろ説明している。お祖母さん数ヶ月過ごしたお寺の境内の百日紅を探している。私と百日紅の因縁はこんな所から始まったことを知る。サンスクリットを少ししたり、碁を見たりして、4時過ぎ観世会館へHさんの「熊坂」を見に行く。長尺の長刀を振りながら、舞台を縦横に動き回り、それが謡と地唄と鳴り物が一体となって素晴らしい世界をかもし出していた。木枯らし。家人と家系の話。*・
07・11・17土 夜中、武田雅哉『蒼頡の宴』読了。長くかかったが、その知識には脱帽。再び最初から読み始める。村上春樹は予想どうりその文体に乗せられて、『ねじまき鳥』進む。H君の後、恵比寿の域内の讃岐うどんの店で昼食を取り、クロッキーの会へ。モデルは小柄なイギリス男性、木炭で2時間、飽きることなく終わった。愛のエネルギーと「気」とは案外近いのではと思う。たいめいけんのロールキャベツ。家人、バレー教室の話。[むかつく」という言葉について。Nさんと謝罪の相手についてウやり取り。**
07・11・16金 タイモン・スクリーチ『春画』は外国人がよくもここまで調べたものだと感心させられ、また目が開ける。翻訳で苦労したであろう高山宏のあとがきがないのはさわやか。有栖川公園は紅葉が始まり、池の中の島に山茶花が大振りの白い花を着けている。Chさん、Phさん。3階の広重の絵を見てもらう。昼は5階で独り弁当。同じ高さまで伸びた銀杏と楡?の大樹を眺めるのも好き。会社へ行き、ジョークに関する英書8冊を取って、GDBへ行く。小さなインド料理の本を買って帰る。Phさんの教えてくれたやり方で牛蒡を料理する。家人、バレーの稽古日。朝テレビに出ていた天海祐希の髪型が良いといったら、家人はまったく反対の評価をした。
07・11・15木 辻惟雄監修『こんなに楽しい江戸の浮世絵』は10代の人を対象にしたのだろうか?実に粗末な編集であった。長らく枕頭にあった 田中優子『江戸の想像力』を読み終える。濃いスープの味のする力作で目を開かされる。Nさんに猫探しの時のチラシを送ってもらう。サンスクリット少し。守屋元次官の証人喚問など見ているとすぐ時間が経ってしまう。紋章学、タロットなどもう読むことのない本を持ってGDBへ。サイデンスティカーさんの偲ぶ会の写真やら資料を見せてもらう。何も買わず帰宅。お隣の玄関にはクリスマスの飾り。家人、宝塚の話。*・
07・11・14水 Chさんはソウルへ旅行中。Phさん、日曜、ランニングで芝公園まで走って来たら、折から、農産物の直売をやっていて、有機の酒や野菜を沢山買い、農家の人とも話ができたと嬉しそうに報告、彼と『ねじまき鳥クロニクル』を読む。2時間で10ページ近く進んだ。一緒に弁当。お兄さんのビール作りやお姉さんのワイン(elderという木に花や実から作る)作りの話やら、牛蒡の調理法(懐石)を聞く。Phさんは不思議と土の香を持っているイギリス人だ。図書館3階に展示されている広重の鎌倉八景は素晴らしい。シェイクスピア予習とサンスクリトを少し。大塚でのシェイクスピアの会へ。Nさんから失踪中の猫が見つかったと。『なじまき鳥』も冒頭に猫の失踪の話がある。*・
07・11・13火 午前、電話で税務相談。午後、図書館へ行き、サンスクリット、3時間以上やるが進度はわずか、しかも疲れる。明日のために、村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』を借り、20ページほどコピーをとる。村上春樹が特に好きなわけでもなく、また、この人の文体に乗せられてだらだらと読むのはあまりパッとしないのだが、Phさんが彼の作品をすこし読んだと言っていたし、この程度の文章に手が届く段階に来テいると思っているから。春信の浮世絵を見る。素晴らしい画集なのだがとことどころ張り込みの木版刷りが盗られているのは痛ましい。この年で、浮世絵の美しさに目覚めはじめた。夜中、枕もとの何十冊もある本を気ままに読むので、頭の中は雑然としている。*・
07・11・12月 善福寺へ、お墓の維持費を払いに行く。門前の柳と泉、後ろに奇怪なマンションさえ建たなければ素晴らしいお寺なのだが・・・・こんなに景観を害するマンションも珍しい。大手町の国税庁に税金のことを聴きに行くが、元の建物はない。やや離れたところへ行くが、面会相談は7月から廃止されたとのこと。このあたりも大きく変わりそう。渋谷に出て紀伊国屋へ。久しぶりに来て見ると、レイアウトが変わっている。渋谷市場でキャベツと牛蒡を買って帰る。酒の肴に酢牛蒡を作る。家人は出来合いを買って帰る。レタスサラダ、買ってきたサラダ、生ハム乗ったサラダ。酢牛蒡。菜食主義に近い。サンスクリット少し。70.6 *・
07・11・11日 家を査定に来るというので、朝から片付け。物が多すぎる。どんどん捨てなければ・・・捨てられない病にかかっている。昼から図書館でサンスクリット、半日かけて2ページ、単語を覚えないといけないので、積分的に難しくなる。宮邸の塀沿いの白粉花もそろそろ終わり。三之助豆腐とにらに炒め物。鼻炎続く。立花隆『僕の血となり肉となった500冊・・・』を斜め読みして、一番感じるとこたある時から本をしょぶんせず手元に置くようになった。ビルをひとつ建て、さらに部屋を書いているとのことである。読書人の末路の姿である。良寛さんの世界が対極にある。私は今岐路にあるといっていい。*
07・11・10土 雨、H君、受験指導。ナショナル・スーパーで、タヒニとフェンネルを買って帰る。片付け続く。片付け。『新解さんのなぞ』読む。
07・11・09金 Chさん、Phさんとハーン「むじな」を読む。職業、年齢、性別などによる表現差があることを教えた。名前の話、イギリスは職業が名前に、日本人は地名が名前になると。*
07・11・08木 出産1週間後に控えたJさんがが来た。集中力もかなりあって見事なもの。職業はダンサー、音楽史も教えるという。部屋の片付け、遅々として進ます。体調良くない。気管支炎らしい。*
07・11・07水 Phさんとハーン「むじな」を読む。『ヘンリー4世』四幕予習。サンスクリット少し。シェイクスピアの会、見学者が一人あった。
07・11・06火 夜中、江上波夫『東洋学の系譜』読了。部屋の片付け、乳として進まず。
07・11・05月 放送に備えて、キャロルとシェイクスピアのことなど調べる。夕方、京王線、聖跡桜が丘へ行く。想像以上大きな街であった、FM多摩 「シェイクスピアン・カフェ」の録音。マスター関場先生、パートナー凌木(しのき)智里さん、担当デイレクターは宮国洋子さん。「狂気」「きちがい」は放送では使えないという。「リア」語るのにどうすればよいか戸惑う。シェイクスピアを読む楽しみ、キャロルとシェイクスピアとのかかわりなど話す。来週17時24分から放送。関場先生のビールをご馳走になり帰宅。初めての体験なので疲れた、*
07・11・04日 大会2日目。展示発表も面白く、私は第4部石毛雅章先生、西村光雄先生の司会をさせていただいた。充実した2日間だった。明石さんのケーキは2日にわたり素晴らしいものだった。会員の友好は深まった。6時からH君の日本語を広尾の喫茶店で見た。意欲も十分でうれしかった。2級合格も夢ではない。S先生と明日のFM多摩の録音へのやり取り。長い一日だったので、録音については明日考えることにする。
07・11・03土 キャロル協会研究大会。昭和女子大、12時50分開始。多彩な発表で楽しめた。ベテラン教授が、稚気にあふれる発表をされるのもこの会らしい。懇親会は大学の食堂で。問題のオークションで私の絵がいくらで売れるか、本人として、気になる所だが、Yさんが3万円で落札してくださって、格好がついてうれしかった。二人で会に少し貢献できたことになる。懇親会でも、2次会でも作家川又千秋さんと随分お話ができた。共通点が多く、いろいろとこれからもお話したい所。11時帰宅。
07・11・02金 Phさん一人なのでもっぱら作文を見る。間違いを犯さないと進歩はないとPhさんは言う。誤りの理由を説明できないことも多い。私自身が日本語が分かっていないのである。GDBへ行き、サイデンスティッカーのことを聞き、昨日のPiさんが騒いでいた件は氷解した。4日、上野精養軒で偲ぶ会が持たれとのことであった。発起人は丸谷才一、ドナルド・キーンと錚々たる顔ぶれである。向こうの雑誌にGDBがパリの超有名な書店「シェイクスピア・カンパニー」と並べて出ているのを店主Tさんがうれしそうに見せてくれる。「洋書まつり」へ行く。M先生夫妻とY君に会う。Y君抱っこして欲しいとねだるので抱き上げると2歳の子とは思えぬほど重い。たっぷり1時間は見たであろうか?いくつか欲しい本があったが見送り、デケンズ一冊買って切をつけた。鼻炎のような症状がなかなか消えない。
07・11・01木 Jさん一人。予習もしており、やる気十分。半月後に女の子を出産の予定。Palomaという名前をつけると。愛と平和を表す鳩の意味。子供が生まれていなければ、来週も来ると。神田に寄るが、雨模様で収穫なし。Piさんから電話、家人が出るが分からず、私が出るが要領を得ない。サイデンスティカーに関することらしいのだが・・・回線がつながらないという椿事あり。今日もカレー。授業報告を書き、Phさんの宿題の添削や連体修飾節のテンスの問題を調べたりしていたら12時近くになった。*
07・10・30水 Chさん、Phさん、「重箱読み」から始める。水上勉の梅干のエッセイ終了。Phさん羊羹を作ったという。Piさんのために日経をコピーし、サンスクリットを少しして、神田古本まつりへ行く。本を処分しなければならない身には、いまひとつ楽しめない。かろうじて、久野ワ『日本文法研究』安達まみ・中川遼子編著『<食>で読むイギリス小説』を買う。*
07・10・29火 木曜のレッスンの下調べ。図書館に20冊ほど本を持っていって、2冊もらった。サンスクリット、前の復習を少し。Piさんのレッスン。いつものように熱を帯びてくる。彼の見ている世界は私の分からない世界なので疲れる。*
07・10・28月 夜中、高山宏『奇想天外・英文学講義 −シェイクスピアから「ホームス」へー』を読み始めたら止まらず、最後まで読んでしまった。視野が広がる好著だった。このような貪欲な人がいろんな本を読んでくれるので、素人は助かる。午後銀行、1時間近く待つ。自由が丘のジャパンアダムスに額を買いに。キャロルの大会に絵を出すためである。風邪がようやく抜けてようである。*
07・10・27土 朝、不思議な夢。結婚することになっている女性と歩いている。・・・私はその女性の名前も顔も知らない。K先輩の家に報告にお邪魔している。K先輩が、めでたいことだと、楽しい演奏をしているビデオをかけて下さるのだが、演奏者が写っていない。台風一過、快晴。砧公園でNさんとのサンスクリット勉強会第一回目。Nさんの準備のお陰で、予定の40頁を昼ごろ終える。私は7割くらいしかマスターできていないが、それなりの達成感があった。日向ぼっこをして、用賀でお茶を飲んで3時半帰宅。「あなたは誰?」に筆を入れる。*
07・10・27土 雨の中、図書館へ。H君の日本語。その後、引き続きサンスクリットをたっぷり4時間。明日のNさんとの勉強会に備えるが、準備は半ばといった感じ。帰りも豪雨なのでタクシーで帰る。
07・10・26金 朝、豪雨、図書館に着くまでに靴の中まで濡れた。Chさん、Phさん、御大典の話からする。梅干の話の続き。文法少し。館内でPhさんと昼飯。イギリスではリンゴの種類が多いのと根菜が季節感を呼ぶと。サンスクリット。神保町経由帰宅。夕方も大雨。古書市で昭和3年の御大典の記念写真集が3千円で出ていて、立ち見すると、衣冠束帯の古式の即位式であった。収穫なし。*
07・10・25木 L4,Oさんだけ。インドネシア語は受身でも動詞は変化しないという。日赤の中の小さなハーブ園?で一休み。セージ?の花などに小蝶が舞っていた。体調優れず。サンスクリットを少々。赤目芋を半分茹でる、それほどのものでもない。授業報告を書いて送る。Chさんの作文添削。*
07・10・24水 Chさん、外国人はその国で買うと日本国内JR乗り放題のチケットが安く買えると。遅れてきたPhさんと水上勉の続き。御大典という言葉を私が説明しているのを、横で聴いていた、日本語の先生が口を挟む。後で調べたら、その先生の説明は間違っていた。サンスクリット約3時間、苦戦続く。シェイクスピアの会へ。ビデオ鑑賞。欲しかった寺村秀夫『日本語のシンタクスと意味』2冊来る。
07・10・23火 2日前から風邪気味。サンスクリットに苦戦。ギリシャ語をやった時と同じ。単語をすぐ忘れるから、ざるで水をすくうようなもの。しかも連声が加わる。図書館でも1時間やって、Piさんの所へ。ノーベル賞経済学賞の記事など読む。彼の良いことはいつも「お蔭様で」を繰り返すことである。見習いたいと思う。帰りの千葉の赤目芋?を一個買って帰る。*
07・10・22月 会社へ木曜の報告。六本木「時代屋」で昼飯。外国人が喜ぶところというので。中西先生からいただいた招待状で「二紀展」を見に行く。先生の絵、聖家族とも言うべきもの。絵の隅に88歳とある。サンスクリットを少し。やっと30頁。家人、和央ようか、淀君になる話。*
07・10・21日 壁紙の離れた所を修理したが上手くいかなかった。図書館で高山宏の本2冊受け取り、そこでサンスクリットをい時間ほど。なかなか30ページへ至らない。それに忘れが早い。*
07・10・20土 夜中、寺村秀夫の文法書。朝、Nさんのおかげで、デーワナガーリを入力できるようになる。プリンターが故障したままなので、KINCOSへ行き、クロッキーの会の予定表をプリントして、目黒へ。会の後、「あっぱれ」に誘われたが、飲み会が2晩続きなので、失礼して、目黒市場へ。(市場で色んな野菜を見るのが好きなのである。)そこでY夫人会う。何も買わず帰る。食後、授業報告。
07・10・19金 夜中、四方田犬彦『先生とわたし』を読みきる。この前の高山宏の本で由良美に興味があったからだが、東大英文の秀才、鬼才の様子が良く分かり、四方田の文章は冷静で、師と自分の姿を追っている。Phさん、Chさん、水上勉の続き。ネッド・ジョンソンの話。世界7番目に金持ちの男、秘書も連れず、質素そのものという。一緒に昼飯。如水会館で碁。2敗(127へ)この前もそうだが勝ったと思ったとたん悪手が出て負ける。Nさんからデェーワナーガリーの入力教示いただく。*
07・10・18木 Oさんだけ。学習意欲十分。サンスクリット少し。4時から「三菱経営・情報技術懇話会」15名、この会は私にとって気の休まる会である。話が分かる、*
07・10・17水 Phさん、Chさん、チコリの話やリスの話。水上勉の続き。シェイクスピアの予習とサンスクリット少し。大塚へ「ヘンリー四世1部3幕終わり。*
07・10・16火 図書館でサンスクリットを少し。Piさん。川端康成のHoward Hibbett訳を嬉しそうに持ってくる。彼はノーベル賞に目が無い。2時間、独壇場、傾聴も疲れる。由良良美『先生とわたし』を読む。*
07・10・15月 午前、懸案の財政、家人に引き継いだ。昼間だが「牡丹切って気の衰ひし夕かな」という句を思い出した。気分転換に新宿に映画『ミス・ポッター』を見に行った。女優レニー・ゼルウィガーが素晴しかったし、ノーマン・ウォーン以下名演技だった。彼女の守った湖水地方の景観にも触れることが出来、いい映画だった。サンスクリットを少し。*・
07・10・14日 大きなキャンパスの絵を持って、東京駅に降りた。優しい女性と番頭がかいがいしく面倒を見てくれる。その妹(私の妻らしい)の方が入社した会社の席が決まったとかとかそんな話をしていて、私は、ラフな服装で来たので、会社訪問(求職活動のためらしい)のためのスーツを買わねばと思っている。朝方の夢。2度寝して、目が覚めたら10時だった。必要な書類が「神隠し」に合い、探すこと2時間、薬缶さんにお願いしたら出てきた。
07・10・13土 藤平光一『氣の威力』読了。2回目だがよい本だった。あちこちで金木犀。H君2週間ぶり。千駄木へ「一箱古本市」とはどんなものか見に行く。想像の10の1にも満たないものでイベントとしてはお粗末なものだが、初めて谷中界隈を散策できてよかった。お寺と小さなお店があちこちにあって、昔の雰囲気を残していた。FM多摩の関場先生と高木さんの対談の録音を聞く。*・
07・10・12金
アクセス4万を越す。Chさん、Phさん。サンスクリットそ少し。Iさんから貰った券で三越の「印象派とエコール・ド・パリ展」を見る。ピサロ、シスレーは久しぶりに出会い楽しい一時を過ごした。5時半三越前でSさんと待ち合わせ。Sさん夫妻と近くの「大志満」。今回もご馳走になった。あっという間に4時間が過ぎた。秋刀魚の調理法、北海道の話、水泳の話など。分厚い「サンスクリット・トレーニングV」が届く。*
07・10・11木 L4,Jさん、Oさん。「〜ようになりました」など。レッスンの終わり頃、インドのPさんがお別れの挨拶に現れる。一度インドの帰り、どこかへ派遣されると言う。Fさんから展覧会の立派な写真が届く。授業報告を書いていると夕方となった。食後ダウランド聞き、サンスクリット少し。*
07・10・10水 Chさん、Phさん。前半、文法を、後半、水上勉の梅干の話。これが最終。Phさんと昼飯の時、梅干の種を割ってサネを食べてもらう。銀行で税金を払い、また図書館でシェイクスピアの予習をした。かなり難しい。夕方、雑司が谷へ。帰って、独酌。明日の教案作り。*
07・10・09火 ちょっとした事で手数を喰ったり、探すのに時間がかかるので気が滅入ることが多い。Fさんが撮影してくださった絵をHPに載せる。これで3年目になる。図書館へ行き、税金など整理して、Piさんのところへ。嬉しいことにハーバード大の「現代日本語読本」にも時々戻りたいと。とりあえず今日は桑原武夫の文。それからケインズ、マクミラン。*
07・10・08月 「一樹会展」最終日。Siさん、ゆっくり楽しんでくださる。シェイクスピアのGさん、S先生、IBMのGさん、Mさん、Yさん。思いがけないYoさん、神戸から仙台に行く途中に寄って下さったOさん。何れも有難い事だった。2時半から田中先生の講評、いつもより長く丁寧だった。後片付けを4時半に終え、「濱の屋」でGさん、Yさんと8時ごろまで。早く時間が経った。色んな方が来てくださって、それぞれ話が出来て、満ち足りた展覧会であった。*
07・10・07日 「一樹会展」10時Sさん来場。約2時間、オセロの話、マンガ・シェイクスピアの話など色んな話を聞く。2時ごろ殆んど同時にPiさん夫妻、Phさん夫妻来場。二組の夫婦を引き合わせて、これも一時間以上楽しくおしゃべりをする。マックス・ミューラーのことを調べる。
07・10・06土 「一樹会展」11時半よりIさん、Oさん、Fさん、Hさん来場。「濱の屋」で2時ごろまで。一年ぶりの再会なのだがそんな気がしない。2時ごろまで。 神保町、新書「キャップテン・キッド」 穂高書店でヴァバガッド・ギーターのデーワナーガリーだけの本が無いかと探したが無かった。NさんからBoojamサンスクリット説と届き、マックス・ミューラーのことなど調べる。*
07・10・05金 Ch,Phさん。義経の漬けた梅干の話まで。雑司が谷へ行き文化祭の飾りつけを手伝い、恵比寿に戻り、サンスクリットを少しして、10日間のイタリヤ旅行から帰国のPiさん。学問上話したいことが一杯あったようだ。半分はノーベル賞学者の「肩の上に乗った」話で、私にはもったいない2時間半だった。*
07・10・04木 Jさんがお休みでどうなることかと思っていたら、Oさんが現れ授業は成立した。お子さんの日本語が伸びて来ていて、お母さんの方もうかうか出来ないらしい。久々に会社に出る。銀座での「羊展 」で、大河原さんの絵を見て、ご本人とも少し話をする。絵の話をする彼女の目は綺麗。サンスクリットを少し。食後、水上勉のことを調べ、家人に頼まれWildhornを検索。*
07・10・03水 Chさん、Phさん、後半、水上勉の梅干の話2回目。中庭で、村上春樹を読んでいるという話から、言葉の話。『ヘンリー4世』予習。大塚で会読。帰って独酌。Pさんから返信。*
07・10・02火 「一樹会展」10時から2時前までかかって、飾りつけ。大変な仕事なのだが、次第にこの過程を楽しめるようになった。Pさんにメール。レッスンの準備など。サンスクリット進まず。エリオットは少し進む。*
07・10・01月 夜中,、日高敏隆・竹内久美子『もっとウソを!』を読了。『そんな馬鹿な!』以来のお付き合いである。人間も動物も昆虫も同列に扱われるところが気持ちがいい。朝方の夢ーーー滝や鯉のいる池のある家に住んでいる。子供達はまだ小さい。次男は黒人の子で自分の子でないことを知ってショックを受けている。ややあって、色は白くなり、やはり自分の子だと一応安堵する。シェイクスピアの会の場所取り、JR事故のため危うく抽選から外されるところ。G.エリオットを少し。夕方赤帽が作品を取りにくるがいつものお爺さんとは違う。身辺整理少し。インドのPさん東京を去るとM先生から連絡。Sさんのお嬢さん香港杯英語スピーチコンテスト優勝、これは先月22日の話。*
07・09・30日 マザーグース学会。藤野先生入院でご欠席。鈴木直子さんのI love sixpence.。よく調べてあって充実したものだった。この唄には男としての哀歓があるのだが、男は私独りなのであえて口にしなかった。シェイクスピアの会読でもそうなのだが個人的感慨を話す機会は意外と無い。キャロルの会にしろ、この会にしろ、こんなに楽しいことをしていていいのかな?とふと思う。SさんからChick CoreaのThe Mad HatterのMDを戴く。終日雨。家人宝塚。
07・09・29土 H君の日本語を見て、高山宏『超人高山宏のつくりかた』を読み終える。8割以上は未読の本の話題。記憶に残るのは私生活のこと。3時、法政大のキャロル協会へ。今日は佐藤正明さんのファンタジー論。なかなかの労作であった。いつものように飯田橋の居酒屋、2軒。ドバイのIさんからメール。*
07・09・28金 Chさん、Phさん、水上勉『土を喰う日々』の6月、梅干の話題を読み始める。梅干ひとつでもこんなに深い歴史があることを教えたいのだ。中庭での弁当。雀が寄ってきてそれを見て鳩がくる。キャザリンちゃん、ドイツ語、ラテン語、今度は日本語をやりたいといい始めたと。高山宏の饒舌体の文を読み続ける。今日は一日暑い日だった。公園は子供が一杯でいい。朝『モモ』が見つかり、夕方スキャナーが直り少し気が晴れた。*
07・09・27木 南アのJさんだけで、その代わりゆっくり話せた。素直な人である。曜日を間違え今日神保町経由で帰った。明日の二人の宿題の添削、今日の授業報告で時間が経ってしまった。*・
07・09・26水 Chさん、Phさん。Phさん、アメリカの松茸を食べた話から、しばらく食の話。Pnさん、先日の皇居の周りの10Kmレースで3位になったと。「ようだ」と「みたい」の差異につき質問あり。シェイクスピアの予習、サンスクリットちょっぴり。大塚へシェイクスピア会読。明日の教案考える。kさんからの情報で注文した高山宏『超人高山宏のつくりかた』届く、読み出したら止まらない。*
07・09・25火 夜中、寺村秀夫の文法の本など読んでいて、朝目覚めたのは9時を回っていた。
国会中継や「菅野美穂 インド・ヨガの旅」を見ているうちに時間が過ぎた、ヨガの旅は2度目である。
07・09・24月 天気も悪く、プリンター、スカナーがダウン、「神隠し」で、気分が晴れない。アリスの絵を少しいじる。『サンスクリット トレーニングT』開始。**
07・09・23日 出かける前に『モモ』の和訳が見つからなくなってしまった。先日の鍵と同じ「神がくし」である。砧公園。『モモ』会読最終回。3時半ごろ読み終えた。半年かかったことになる。曇天で過ごしやすかった。家族ずれや若い恋人達も例に無く大勢来ていた。Nさん、「白鳥の湖」をスコアから入力していると言う。用賀でコーヒーを飲みながら、次回のサンスクリットの打ち合わせをする。6時前帰宅。福田新総裁の会見など見る。Nさんから「白鳥の湖」15小節送られて来る。*
07・09・22土 動物園のようなところでライオンが放たれていて、私はドイツの若い女性を助けている。やがてライオンは檻に入れられほっとし、、ドイツ人の家族とドイツ語で話している。Woher kommen Sie? 朝方の夢。朝、H君から風邪を引いたとの連絡があり、ぽっかりと時間が空いた。アリスの絵をいじておるうちに夕方になった。本の処分の準備をしなければと思うのだが、集めた本は皆面白いから困る。*
07・09・21金 吉村昭『私の文学漂流』は初期の作品3篇が付いているので、この人の修行がどんなものか伺うことが出来た。一木会、田町、庄屋。8人。12時前から16時前までよく飲み、よく話した。*
07・09・20木 デニス・キーン『忘れられた国ニッポン』は強烈なメッセージを持った本だった。一口に言えば、明治以降の日本文学の価値を否定するものだった。33年日本に住んで、日本文学を読み、日本の文化に見切りを付けイギリスに帰国する。日本文学が世界的視野では三流どころという評価は当たっているかもしれない。英国人で無いと出来ない論評である。(若い頃、昭和文学全集を読み、その面白く無さを感じたが、それをずばり言われたと言う感じ) レッスン。Pさんのために30分早く行ったが、本人はお休み。2人、命令形、禁止形。疲れて昼からうつらうつらとし、食事前には本格的に寝てしまった。家人と将来のこと。神様へのお願いのこと。8時、H君がお姉さんとゴルフ・クラブを取りに来る。*
07・09・19水 Chさん、Phさんのレッスンはデニス・キーン『忘れられた国ニッポン』のあとがきを読む。『ヘンリー4世』予習。目白で切符の無いことに気付く。入るとき切符を取るのを忘れたらしい。こんなことがあるとガックリと来る。先日のロッカーの鍵もそうだが・・・。シェイクスピア会読ではSさんが見学。文化祭の打ち合わせ。明日の今日作り。*
07・09・18火 吉村昭『私の文学漂流』に付き合って、付録の初期作品まで読むことになった。作家も大変だな!という感じ。今日は精神的の沈んだ時間が多い。Nさんとの対話184,また新展開。Piさんの宿題(生徒が先生に宿題を出すとはちょっと変なのであるが)−私的価値と共通価値の差をまとめ、グロサリーも2ページ作る。常陸宮邸前の3本の百日紅は今年は余り華やかにならず終わりを迎えた。Piさんのレッスン。攻守逆転してこちらが生徒にさせられた。私の躓きはResidual Valueが分らないこと。Piさんが必死で説明してくれるのが・・・・アメリカの知性に対抗できるか?このようにしてPiさんは日本語で議論できるようになって行く。*
07・09・17月 下血。藤田圭雄『童謡歳時記』読了。童謡作家のための入門書といえる。サトウ・ハチローへの認識が深まる。ロッカールームの鍵は「鍵の救急車」で取り替えることにして、約2万円かかった。トーシューズやアリスの絵をいじっているうちに日が過ぎた。*・
07・09・16日 朝方、内田樹『私家版・ユダヤ文化論』読了。ユダヤ人(問題)は、結局、よく分らない、彼らは独自の思惟方法を持っているが、それは表現しようが無いというのが結論。これには最近、小林秀夫賞が与えられたが、なんとなく分る気がする。10時少し前、H君がクラブを取りに来る直前、ロッカールームの鍵が見当たらない。15分ほど待ってもらったが見つからず。自分の粗忽さに悲しくなった。囲碁を見て、図書館で『モモ』を少し読み返す。Nさんとの対話を返す。身辺の整理急がれる。TVでインド・ヨガの旅行記を見る。*
07・09・15土 H君。ゴルフクラブを貸すことにする。クロッキーの会。帰り目黒市場、Phさんに貰ったフェンネルを入れたマッシュ・ポテト作る。クラブの埃を取る。*
07・09・14金 Phさん、Chさん。Chさんの作文を中心に進める。緑陰でお弁当。高橋康也の古い論文を読む。神保町経由帰宅。各収穫なし。アリアの身体の伸縮について照会あり。同じ関心の人がいるものである。*
07・09・13木 日本語教室。インドのPさんが復帰したのは嬉しかった。初めての南アのJさん、インドネシアのOさん。レベルが揃っていて順調に進んだが、くたくたになってしまった。寺村秀夫の本を借りて帰る。午後からぼーと過ごした。シューエル再読。TVで総裁選レース見る。授業報告書いて送る。Tさんから幼稚園のことについて照会があり、古いことを思い出した。**
07・09・12水 天候不順。Chさん、Phさん。順調にレッスン。Escape from Sense(Reason, Meaning)というタイトルを思いついたために、フロムのEscape from Freedomを読み始めることになった。最初から面白い。明日の教案を考え、シェイクスピアの予習をして、大塚での会読に参加。帰宅して、初めて安部総理の辞任を知る。子供っぽいと言わざるを得ない。「美しい日本」を語る資格がない。そのお母さんの顔を見たい。日本語も文化も女性がどんどんと崩している。子供を育てる女性は大切だ。昔のお母さんは良い子供を育てるのに全身全霊をかけた。*
07・09・11火 雨が降ったり止んだり。トーシューズの絵はほぼ完成。Piさんの語彙集3枚。久しぶりにグリムを読む。KHM86 狐とガチョウの話。短いが面白い。KHM87 金持ちと貧乏人の話。類話は多い。KHM89、鳴いてぴょんぴょん跳ねるひばり、これは途中まで。これも類話がある。Piさんに未満と以下の説明をしたら、思わぬ数学論議へと発展して傾聴の2時間。Chさんの作文の添削。*
07・09・10月 高橋康也訳、河合祥一郎編注の『スナーク狩り』を読む。河合祥一郎がここまでキャロルにコミットしていたのに愕き、かつ、楽しく読めた。ちょっとシェイクスピアに付言しているのはこの人らしい。「意味からの開放」というテーマを思い付く。トーシューズを描き続ける。終日曇天。対話179。70・8*
07・09・09日 朝顔が20以上花をつける。深い赤で何色と呼べばいいのだろうか?代々木公園で開催のブラジル・フェスティバルへ行った。想像以上の規模だった。H君、Chさん、ご主人に会い、ガラナを飲み、ブラジル強い酒と共に串焼きの肉とパステル・ド・カルナを食べた。ブラジル音楽はまずその音量に驚かされる。原宿ー表参道と歩いて、途中、スターバックスで休む。ここで益岡隆志『三上文法から寺村文法へー日本語記述文法の世界』を読み終える。帰宅後、トーシューズ少し続ける。西日と雲が戯れて光線が安定しない。竹内久美子『シンメトリーな男』 この人の作品は殆んどが動物行動学の知見の紹介なのだが、面白い。新書館から『スナーク狩り』を戴く。*・
07・09・08土 10:30−13:00日本語教室打ち合わせ。今期はレベル4、前期の持ち上げプラス南アの方。Silas Marner読み始めると面白い。少し難しいがゆっくりと読むに相応しい本。岩波文庫を眺めながら、読み進める。トーシューズを描く。小澤征二のマーラー、ラベル、ベルリーズ、デュディユなど聞く。いつの間にか寝ていた。家人、浜田山のマンションを見に行き7時半帰宅。*
07・09・07金 台風の後、路面には、風で吹きちぎられた木の葉が絨毯のように敷きつめられていいた。10時には晴れ間が見えてきた。ブラジルの独立記念日でChさんお休み。Phさんと長文を読む。一緒にお弁当。雀が私の弁当を目当てに接近してくる。寺村秀夫の文法書や『周易裏街道』を少し読む。神保町経由帰宅。ジョージ・エリオット一冊。
07・09・06木 台風接近。ムクツ先生から電話。新生姜を酢に漬ける。午後、久しぶりにキャンパス2枚張り、絵の具箱あける。半年振りかも。「ピエロ」と、「鏡を通るアリス」に筆を入れる。ベランダの花をとりいれる。文法の本を少し読む。*
07・09・05水 時がどんどん流れる感じである。Chさん、Phさん。目黒の秋刀魚の話も少しする。Phさんといつもの中庭に弁当を食べに降りたら、にわか雨、慌てて図書館に戻ると太陽が出てきた。ここでPhさんと別れる。『ヘンリー4世』予習。文法の本を少し。池袋、世界堂で木枠を買い、シェイクスピアの会へ。第3幕スタート。*・
07・09・04火 夜中『ダライ・ラマの仏教入門』読了。明解な本だった。石濱裕美子さんの翻訳が素晴しく、小ぶりながら大変な労作である。テレビで「アジア回廊」を見る。矛盾に満ちた、わけの分らない世界というのが取材者の結論。連日、朝青龍問題を取り上げていてる。変な国(マスコミ)である。『モモ』読了。素晴しいエンディングで感動した。英訳で読んだのが20年近く前。恵比寿麦酒記念館。安く試飲出来るのでつい手を出した。Piさん。『ゲーム理論』の射程範囲は広い。学ぶことばかり。*・
07・09・03月 大塚へ、シェイクスピアの会の場所取り。駅前の槿が満開。ピンクと白。どうして夾竹桃にしろ、百日紅にしろ、白とピンクがあるのだろうか?花にこれだけ多くの形や色があるのはなぜだろうか?など考える。区から寿商品券5千円を戴く。『モモ』最終章へ。帝国ホテルのハンバーグ。**・
07・09・02日 夜中、加藤隆『福音書=四つの物語』読了。ギリシャ語がすらすら読めないと出来ない仕事。聖書への理解が深まる。朝顔が6輪咲いてた。図書館へ20冊ばかり本を持って行き。しばらく『モモ』を読む。あと2章残すのみ。*
07・09・01土 H君。少しづつといった感じ。益岡隆志『三上文法から寺村文法へー日本語記述文法の世界』(くろしお出版)を見つけ、半分くらい読む。神保町経由帰宅。木俣修『わらべ唄歳時記』、大島書店でLater England Broadside Ballardsという素晴しい本を入手。家人、昨日のラッセル・ワトソンのコンサートの話。鏡は左右反転して見えるが、、なぜ上下は反転しないのかについてNさんyより回答。71.4 *
07・08・31金 Chさん。Phさん。ディズニー『ふしぎの国のアリス』日本語版をレザーディスクで見る。声優たちも良く楽しめたが、私が面白いと思うところは殆んど取り上げていなかった。人によって読み方が違うことを実感。『モモ』17章、18章読む。キャロルの影響が感じられる。
07・08・30木 夜中、河合隼雄『ケルト巡り』読了。日本人が何をすべきか悩んでおられるのはよく分った。一体どうすべきの提言がないままに亡くなられたのは惜しい。夢、両親をはじめ沢山の親族が登場。「ありがとう」「愛してます」「ごめんなさい」を繰り返す。曇天。前から行きたかった代々木の刀剣博物館に行く。素直な形のものばかりで、味わい分けるのには年季が要りそう。夕、Piさんのフェンネルっを使ってジャガイモ料理。成功と言うべきか。ターメリックは量を抑えた方がいいらしい。*・
07・08・29水 曇天。ブラジル商工会議所の冊子を少し読む。Phんから、庭で育てたフェンネルを戴く。2,3粒口に含むと素晴しい芳香である。このハーブには馴染みがあるが、こんな素晴しいとは知らなかった。甘みがあり香りが高い。今年は黄揚羽の幼虫に殆んど食べられて収穫が少ないと。緑陰で松茸の話など
07・08・28火 著者70歳過ぎての旅行である。大いに刺激を受けた。手持のインデアン本10冊が急に身近なものとなる。ゲーム理論を少し。Piさんレッスン普通に進む。安部政権をNew Nationalismと評価。*・
07・08・27月 夜中、河合隼雄『物語と人間の科学』読了。終わりの方に、老人のアイデンティティの問題が出てくる。老人の顔つきから見ると、ネイティブ・アメリカ(古い写真のそれだが)と遊牧の民の顔つきが良い。雑草のように伸びていた蔦が朝顔のような花をつけたのを家人が発見。Piさんの語彙表を作る。内閣改造の報道を見る。阿波踊りの中継が面白くて2時間近く見た。インデアンの踊りと同じものである。**・
07・08・26日 夜中、坂部恵『鏡のなかの日本語』読了。フランス語で書いものを再度日本語に訳した日本語論であるが、大変面白かった。Nさんと10時砧公園で会う。『モモ』5回目。約4時間、緑陰で声を出して『モモ』を読む。熱中病にならないようにお茶を1リットル持っていったがさすが余った。赤い百日紅の横を通って、用賀へ。何時ものように喫茶店で一時。お孫さんの話。「ごめんなさい」の話。日本語の話。右脳の話。カレー。*・
07・08・25土 夜中、河合隼雄・中沢新一『ブッダの夢』2度目を読了。面白い話題がゴロゴロしている。H君、在日ブラジル商工会議所の資料をくれる。レッスン少し軌道に乗った感じ。藤棚のある庭は誰もいず、独り昼食。鳩が目の前で交尾するなど静かな一時であった。クロッキーの会は、紙と鉛筆の相性がよく、満足感があった。渋谷市場でキャベツを買って帰る。
07・08・24金 人を教えることは、7,8割は生徒から学ぶということなので、これが先生の楽しみ。生徒の方が偉いことが多い。Phさんからは天使が男性であることを教えてもらった。このことをChさんも知らなかったのも意外だった。Gabriel,Michael,Seraphim,Cherubim。前2つが部長格。Piさんからはいつも受け止めることが出来ないほど多くのことを学んだ。図書館で『モモ』を読もうと思ったが、坂部恵『鏡のなかの日本語』が面白くて読み続けた。日本語の深層についての体系化された本が出てきても良い頃だ。何も知らずにご先祖様の遺産に乗っかって我々は暮らしている。
07・08・23木 常陸宮邸前の三本の百日紅(私は三姉妹と呼んでいる)は今年は例年になく元気がない。図書館に本を持って行き、予約の本を受け取って、そのまま読み始める。河合隼雄、坂部恵を2,30頁味見。『モモ』13章復習。家人、19世紀のEdmund Keanの話題。調べて見ると、キャロルが見たのは息子のCharlesの方でエレン・テリーが共演している。*・
07・08・22水 Chさん、Phさん新しいテキストに入る。緑陰の昼飯。スケートの話。毛虫や蝶のの話。『モモ』少し再読。シェイクスピアの会。ビデオを少し見た後、近くのラーメン屋でSさんの歓迎会。海洋の専門家なので、シェイクスピアと海、雲・・と話題が広がる。*・
07・08・21火 夜中、丸谷才一『山といえば』」読了。大半が良質な書評で読みたくなる本ばかり。androgynousはイメージとして天使、菩薩へ、さらに、宝塚、歌舞伎へと繋がる。
夕、三菱重工神戸造船所野球部壮行会。100名が集う。河合隼雄を読み継ぐ.
隠れキリシタンの文書のことなど。昨日の家人の青虫の写真で、青虫や毛虫の足が沢山ある理由が閃いた。*・
07・08・20月 夜中、The Caminoを読み終える。780キロの旅に同行した。原初にあって、我々はandrogynousであるという箇所が最も心に残った。二度寝して、Mさんの電話で眼を覚ましたのは9時過ぎだった。11月のクロッキーの場所の予約は消されていた。慌てて再度予約。TVでヘミングウエーの初恋のアグネスについての2時間番組を見た。労作だった。初恋は永遠なのである。彼女が後年キーウエストで過ごしたことも知った。散髪。久々にGDBへ。大拙の本など。猛暑つづく。青虫がどうして葉の先まで、自分の体重にも拘わらず食べることが出来るか不思議だという話をしたら、家人は携帯に写真を撮っていてその姿を見せてくれた。理由は分った。*・
07・08・19日 夢。旧家の大きな屋敷にいる。祭壇があったり、2畳くらいのところで仮面舞踊のようなものを見たり、100年くらい前の、何れも骨董的な雰囲気がある。使用人を含めて、大家族のようで、そこに居る女達は和服をつけ、中年で気品のある美しさを湛えている。やや若い女が廊下でフラダンスのような踊りを踊っている。次の夢。公園か大学の庭のような所で、20代後半の、これも気品のある女性がキャッチボールをしている。私はその一人のようにボールを受けて、投げ返した所で夢醒める。最近、夢以外にも「いい女性」に会うことが多い。
朝。青虫は山椒の葉一つ残してどこかに移動していた。テレビで碁を見たり、ベルイマン監督術、吉永小百合の朗読を聞いたりで日が過ぎた。家人2度目のリサイタル。*・
07・08・18土 夜中、3時間ほどThe Caminoを読み続ける。霊界のヴィジョンが展開される場面はマックレーンの筆が冴えて圧巻。マスコミや犬の攻撃にあいながら巡礼も終局に近づく。朝、青虫は元の山椒に取り付いて殆んどの葉を食べ尽くしていた。山椒の方がどう対応するか見もの。H君、ブラジルから知人が来日して、勉強は全く進んでいなかった。『モモ』15章を読む。家人、WYリサイタル。*・
07・08・17金 Chさん、Phさんのレッスンは図書館がお休みのため、近くの喫茶店で行う。もっぱら、三谷幸喜「笑の大学」についてての続き。私は弁当を忘れたので家へ帰る。とにかく暑い。Shirley MacLaine The Caminoを読み続ける。3分の2まで進んだ。不思議なことに、事物の始めに関する説話は私の抱くものと近いし、ネイティブ・アメリカンのそれとも近い。この人の9作品の内、8作も読んでいるのだから、不思議な因縁がある。30センチほどの山椒に木の葉を青虫が7割ほど食べてしまった。殺すわけにもいかず、少し脇に移した。Nさんとの対話進む。朗誦の話。*
07・08・16木 テレビで「クレージー黄金作戦」を見る。クレージー・キャッツ(植木等、ハナ肇、谷啓) 浜美枝 園まり 有島一 飯田蝶子  今から40年前、1ドル360円時代のアメリカが輝いて見えた時代の話である。息子達の帰国が遅いので家人が心配していたが、無事帰国が分った。河合隼雄の『物語と人間の科学』を少し読む。この方も鬼籍に入ってしまわれた。今日は珍しく曇り。プリンターはなんとなく直った。*
07・08・15水 朝、プリンターが動かなくなってレッスンに使う資料が出来なかった。Piさん、Chさん。Phさんからサイゴンでのバカンスの話を聞く。緑陰で一緒に昼食。しばらく蝉の声を聞く。図書館の快適なエアコンの中でうつらうつらと中島敦や『モモ』14章など。カフェテリア方式が何時から始まったのか知らないが、モモの中のこの箇所の描写は素派らしい。テレビでは猛暑を伝える。私には久しい前から解決しなければならない問題がある。夜中、笠井先生の『ルイス・キャロルのロシア旅行記』を読み終える。地震。*
07・08・14火 図書館で『モモ』読み始まるが、余り進まず。Piさん。聞く一方なのだが新しい曲がり角に来ている感じがする。この人への目標がしっかり出来ているかと言うことである・一年以上前に読んだ氏家純一のインタービュー記事が正に今の金融不安、株価下落を先取りしているのには愕く他ない。本質が分り先が読める人がいるものである。家人のことを嫁がフロブに載せる。*・
07・08・13月 弟から電話があって一緒に墓参り。家人と3人。更科で昼食、さすが美味しい蕎麦だった。渋谷古書展を見て帰る。藤田圭雄『童謡歳時記』とThe Helen Oxenbury Nursery Rhyme Book。帰宅後.The Rime of The Ancient Mariner読了。単純にバラードとして楽しむべきなのである。グスターフ・ドレの挿絵のお陰でよく分った。声を出して何回も読まないと本当の味は分らないのであろう。家人との初のメール交信。*・
07・08・12日 OUDSの『夏の夜の夢』13時から。先に来た人が良い席を確保くださったので、皇太子殿下の3列前の特等席で見た。素朴な、シェイクスピアの原点を抑えた素晴しい演出、演技で満足した。終演後、劇場2階のレストラン「コンチェルト」で交流会には15、6名が集まって感想を述べあって楽しかった。帰りに古書展で前から欲しかった中川芳太郎『英文学風物誌』入手。私の生まれる2年前の本。*
07・08・11土 H君少しやる気が出てきたようで盆休みは何処も行かず日本語を勉強すると。クロッキーの会、着衣固定、水彩、パステルで。上手くいかない。丸谷才一『輝く日の宮』を読み終える。源氏物語のエッセイのような小説であるが、おもしろかった。文中の会話に影響されて、コーリッジのThe Rime of The Ancient Mariner を読み始める。Doreの挿絵が理解を確認するのに都合が良い。*
07・08・10金 Chさん。真面目に取り組んでいる姿勢が伺えて嬉しい。お庭で昼食、鳩やカラスが近づいて来るがこれは苦手。雀がいいのだが・・・・。神保町経由で帰宅。『ルネッサンス詩選』(研究社)など。この時代の詩が読めるから不思議。やさしいものばかり選んでいるのだろう。何だか直ぐ時間が経ってしまう。一人だと酒量が上がる。
07・08・09木 今日は一日、大江健三郎『読む人間』を読み続け、夕食後読み終えた。私自身本に依存して生きてきたので、この本は読み出すと離さないのである。後世に伝えたいという思いが漲っている。この人の小説は読みたいとは思わないが、この本は面白かった。テレビで支那事変と巡礼の最終地、サンデアゴ・デ・コンポステラを見た。*
07・08・08水 夏空,様々な形の白雲が美しい。。Chさん一人。図書館へ本を取りに行き、渋谷市場で、新生姜、茗荷、青唐辛子、宮崎の沢庵を買い、雑司が谷のシェイクスピアの会へ。BBC番の「ヘンリー4世」、映画には限界があり。帰宅後、渋谷市場で仕入れたものを肴に独酌饗宴。大江健三郎『読む人間』は面白くて止まらない。*
07・08・07火 『モモ』を読むつもりがうとうと。「文学界」の吉田健一没後30年特集を読む。お嬢さんの対談記事を読むと吉田健一は極普通の人で、イメージが変わってくる。Piさん、傾聴の2時間。*・
07・08・06月 会社へ顔を出し、Sさんとラーメンの昼食。コーヒーを飲みながらノーベル賞小柴昌俊先生についての話をたっぷり聞かせてもらう。ブックセンターでゆっくり立ち読みして帰宅。三宮麻由子『鳥が教えてくれて空』を読了。4歳で全盲となったこの方の感覚は大変貴重なのだが、文章表現でどこか晴眼者(著者の表現)的なのは少し解せない感じが残った。『さらばスティーブンソン』400頁を超えるミステリーを読まされてしまった。所々光るものがあった。サモアに親しくなった。*・
07・08・05日 梅沢由香里・片岡聡の対局を見て、図書館へ行き、『モモ』第3部を読み始める。家人、カレーライスを作る。Kさんのカレーも添加してもらい、まずまずの味。『さらばスティーブンソン』そろそろ終局を迎える。
07・08・04土 H君をみるために図書館へ着いたら、午後のクロッキーの用紙を途中で落としたのに気付いた。惜しくもないのだが、先週のクロッキー裸婦17ポーズの分も一緒なので、拾った人は愕いたことだろう。午後はクローッキーの会。丸谷才一『輝く日の宮』を借りて帰る。夜同氏の『ゴシップ的日本語論』読了。家人ユーポート*・
07・08・03金 Chさん、Phさん、今日は三谷幸喜の劇についてSさんの質問を中心に進める。イギリス人は考えるお芝居が好きと。これには愕いた。シェイクスピアが皆そうだ。緑陰で昼食。来週はベトナムで夏休みという。日比谷図書館へ本を返しに行く。日比谷公園を大きく横切るが花咲き乱れ楽しめた。神保町経由帰宅。インデアン本2冊、英児童文学2冊、小鳥の声の本。夕、なすの蒸し物を作る。家人、昨日の表彰と発表の話。SさんにPhさんの意見をフィードバック。*・
07・08・02木 神戸のIさんと会う。新丸ビル5f 遊牧菜家でSさんと。3時間近く話したであろうか。軽い脳梗塞をわずらったと。この人の句に余生と言う言葉が出ている。佃煮、蜂蜜、私はいつも貰うばかり。一緒に丸善に寄り、帰宅。Kさんの送ってくださったカレーに取り組む。少し辛過ぎる。家人今日が本番。12時前帰宅。成功だったらしい。それを確認して寝る。*・
07・08・01水 シェイクスピアの場所取り、大塚へ8時40分。夕、品川呂風炉で神戸で訴訟を担当していた頃の集まり。12名。当時の大半が東京にいるのは不思議な現象。皆会社の要職にある。私の古いことを話題にされるとそこへタイムスリップする。マックレーンのCamino読み始める。*・
07・07・31火 夜中、バレンボイムとサイードの対話Parallers and Paradoxesの第一章を読む。フルトベングラーのことが面白く語られている。Chさん、Phさんとは三谷幸喜の新聞エッセイを読む。「笑の大学」The Last Laughに関するもので、Phさんはこの公演を見ているので、教材としては丁度良かった。フルトベングラーのレーザーディスク見たが、また途中で寝てしまった。Piさん、日本の評論スタイルには徹底的に疑問を投げかける。まず、データの出所が問題。その他色々。家人、森下洋子じきじきの指導に感激。*・
07・07・30月 Thre Reader『朗読者』は止められなくなって、朝3時ごろまで読み、読了した。短文を重ねた文体で、リアリティーある世界を作り、深い感動へと導く。これはひょっとしたら自伝ではないか思うほどであった。野口さんの「愛の本質」−イエスが無花果を呪い、枯らす話ーを読んで眠りに付く。アニメ「ブレイブ・ストーリー」波の乗れなかった。特派員クラブ、ワイン試飲会。Yさんースキューバダイビングとルーマニア。Gさんースケッチでウイーン旅行など説明。イタリア歌曲のリサイタルを開くと。MさんーD社の仕事の話。Oさんーテレビ出演の話、秋にルーマニア行きツアーのくむと。Hさんー来年6月エクサン・プロバンスでお能を演じる。Hさんー大学のときの話。10時帰宅。*・
07・07・29日
参議院選挙を済ませ、砧公園へ。Nさんと『モモ』会読の日。曇天で本を読むのには丁度いい。自分で2回読み、Nさんと一緒に3回目を読む。 3時ごろ雷雨があった。 東屋で第2部読了。しばらく万緑の公園の雨脚を楽しみ、雨上がりの緑鮮やかな公園を後にした。 大きな百日紅が豪華な花を付けていた。奇蹟が起きるのにはそれなりの環境が必要だと。用賀でお茶を飲んで帰る。Kさんから戴いたインドのせんべいを焼く。The Readerは中断するのが難しい。
07・07・28土 昨日の話であるが、広尾から和服のしゃきっとした30歳後半?の女性と一緒に日比谷線に乗ることになった。この人は、神戸の芸妓花千代さんと瓜二つで、(勿論年はこの人がずっと若い)気になっていたら、同じ日比谷で乗り換えて千代田線の同じ車両に乗った。私は新お茶の水で降りたのでそれっきりだが、夢に、花千代さんらしきものを見た。夜中に目が覚めて、Bernbard SchlinkのThe Readerを手にしたら面白くしばらく読んだ。男と女の引力は大きい。H君、ほんの少し予習が出来ていた。演歌には感じるもがあるというので、漢字の勉強にと少し歌詞を一緒に読んだ。『モモ』の予習をするつもりだだったが余り進まず。Kさんからインドのカレー・パウダーなどが届く。義母、鍵をタクシーの中に忘れて大騒ぎだったと家人。*
07・07・27金 マルコ伝最後まで読む。イギリスもブラジルもガソリンスタンドは日本のようにホースが上から下がっていないので、車を何処に付けるかに頭を使うと。Phさんのお嬢さん、お腹の具合がわるく、日本には来れないことになった。『The Secret Garden』を渡したが、人生一寸先が闇。 広尾ー日比谷ー新御茶ノ水・・・神保町ー表参道と帰るコースが私には最高のルートである。大島書店でGeorge Eliot 2冊など。満ち足りた気分で帰る。宇野千代さんの蒟蒻料理作る。家人は今日の練習で滑ったと。本番でなくて良かった。マルコ伝で最も目につくのはイエスが十字架に付くことを予め予定していることである。すべて自分の思い通りに展開しているのである。*・
07・07・26木 S先生から「は」と「が」の使い分けの教授法を伝授していただく。Oさん、Eさんを交えてランチ。「アユアンテラス」すばらしいインドネシア料理だった。アビ君、アキラ君も素晴らし子供だった。ツタヤで「有頂天ホテル」「ブレイブ・ストーリー」を借りて帰る。前者は一風変わったコメディーだがそれなりに面白かった。2日前アマゾンに注文した本がもう届いていた。マルコ伝を読む。奇蹟の多い書である。*
07・07・25水 70歳というのはこんな感じだとは想像もしていなかった。体はともかくとして、心は少年のようだ。ある意味で幸せなのかもしれない。ある意味で未熟なままなのかもしれない。今日スタートしたことは吉川幸次郎「論語」4回目読み始める。英国の物語の原点「アーサー王物語」にも着手。シェイクスピア予習。今日は大塚で。9人。Tさんと三谷幸喜の話をする。帰宅後しばし独酌。白川静先生が、3つの辞書に取り組まれたには73歳のときである。私のライフワークはまだ決まっていない。*
07・07・24火 天気予報に反して、夏空が広がった。図書館の談話室は宿題の課題を調べる子供達で一杯だったので、Phさんの提案で外でやることにした。大きな声を出せてよかった。引き続き緑陰で昼食。ジョージ・エリオットの話など。フルトベングラーのレーザーディスクを借りて見たが途中眠ってしまった。PIさん新しい展開があった。ジョン・マクミランの本がが用意されていた。*
07・07・23月 夜中、目が覚め『秘密の花園』を読了。こんなやさしい英語で、こんなにストレートに 愛を語る物語も珍しい。三谷幸喜の本も読むが、世代のギャップなのだろうか、正直つまらない。10時、Yさんと重工。それから会社。昨日の堀越しさん発表に刺激され、一見つまらないものと交換して後、大きな収穫を売る話、『チャックと豆の木』を読む。夕食前に『モモ』10章 を復習。「鏡の国」の影響を感じる。*
07・07・22日 マザーグース学会。Joh Cook had a littlle grey mare について30分ほど発表。私の次が堀越さんで、The search after fortune、次いで、藤野先生のThe children sliding on the ice 何れも珍しいものばかりだった。出席9・5人。久々に息子来る。対話も返す。*
07・07・21土 H君の日本語を見て、クロッキーの会へ。常陸邸前の百日紅が3割ほど花を咲かせた。私はどうやらピンクの花が好きらしい。夕食、最近の枝豆は味がないねと言ったら、家人、昨日 ご馳走食べたからでしょと。変な女の理論。明日発表の Joh Cook had a littlle grey mare を調べていると1時ごろになってしまい、寝酒にラム酒。三谷幸喜『気まずい二人』を読み出したら2時になってしまった。
07・07・20金 レッスンは2人、Phさんと緑陰の昼食。レーザーディスクでマリア・カラスの伝記を見始めたら面白く2時間以上かけてみてしまった。『モモ』を9章を復習。6時東陽町へMさんの展覧会。3人の商事マン、2人の重工マン、2人の女性、イタリアレストランで。意図しないことに巻き込まれることが多い。
07・07・19木 印鑑証明を取りに行き、15時、B社へ。MMITは3人急な欠席があって9人。懇親会の「やくしま」では大いに弾んだ。*・
07・07・18水 シェイクスピア予習。雑司が谷へ。酒場で即興劇が始まるが、こんな場面は本当にルネッサンス的だと思う。*・
07・07・17火 Chさんのみ。レーザーデスクでガザルスの生涯をを見る。最晩年の奥さんの映像がふんだんにあった。『モモ』少し。Piさん、今日は新聞の検索をする予定だったが、図書館の受付で揉め事があって、図書館の中には入らないと。その一端が「外人」と呼ばれて、気分を害したらしい。話す側と受け止める側とギャップは怖い。広尾の喫茶店でレッスン。録音しているところで、スペイン人?の大男が隣で大きな声で電話をかケ始めたからたまらない。これにはPiさん忍耐つよく待っていた。*・
07・07・16月 久しぶりに2時半ごろまで『さらばスティーブンソン』を読む。新潟地方に震度6の地震。映画「魔笛」を見ようと新宿のタイム・スクエアに定刻13:25の30分前に行くが既に満席。中央線で日比谷のシャンテ・シネの15;10分のを見ようと行くがこれも満席。結局16:00のを見ることになった。待ち時間、喫茶店で『モモ』を少し。ケネスブラナーの「魔笛」本当に素晴しく、3時間釘付けになった。奔放な構成に脱帽。英語版の魔笛は楽しめた。家人、本部での稽古で3度踊ってへろへろになったと。*・
07・07・15日 最近見る夢の半分以上は会社の夢。掃除機をかけたり、お好み焼き作ったり、蒟蒻を煮たりで一日が過ぎる。宇野千代さんの蒟蒻は2度目だが上手くいった。『さらばスティーブンソン』を読む。*
07・07・14土 H君、中学の時、日本語、剣道、習字を習った先生に私が似ていると言う。大分前からそのことを言いたかったのであろう。見事な日本語でそのことを言う。クロッキーの会。後、打ち合わせ。目黒市場で、キャベツ、蒟蒻。家人発表会の話。「オナラは老化の警報機」読了。もう一度読まないと勘所が掴めない。*・
07・07・13金 Chさん、Phさん、忍者の話は終る。一人公園で弁当。雀、2度ばかり飯粒を食べに来るが未だ警戒している。毎日行けば馴れるのだろうが・・・如水会館へ碁。2敗で持ち点129へ。負けるのは一瞬出来事だから気を抜かないのが肝心。勝ったと思った瞬間、その次の手が悪い。9時帰宅。*
07・07・12木 L3、テスト。Eさん大変良く出来た。15時東京江戸歴史博物館。一木会。まず、N,S,Mさんと大鉄道博覧会を含む展示を駆け足で見て、17時、味工房へ。計6人、8時半ごろまでゆっくりと話ができた。9時過ぎ帰宅。*
07・07・11水 夜中『秘密の花園』読み進める。大拙『日本的霊性』読み終える。何年もかかったが良くわかった。大拙の本が分るようになった。MMITの準備でB社へ。また「やくしま」で落ちそうになる。シェイクスピアの会。鍵を変なかけ方をしたらしく、家人の叱責に合う。脚下照顧。『花園』17章へ。
07・07・10火 よしだみどり『烈々たる日本人』を読み終える。情熱は伝わってきた。大拙の妙好人のところを読み続ける。真宗も禅も日本的霊性で包括している。小雨、Chさん、Phさん。午後、グレングールドの27歳の映像を見る。白隠「隻手音声(藪柑子)」を読み、『モモ』を少し、12章へ。Phさん、面白い話をいつものように、一生懸命してくれる。ハイレベルの話にこちらが能力不足で申し訳ない。相対性理論が分らずにアインシュタインの話を聞くようなもの。*・
07・07・09月 公案「隻手音声」を始める。家人に代わり、花に水遣り。午前「ヘンリー4世」の予習。午後遅く、渋谷図書館へ行き、John Cook had a littel grey mereの資料の整理をし、『モモ』を少し読む。吸江寺のモクゲンジという大木に黄色の花が沢山咲いていた。常陸宮邸の壁沿いの白粉花も匂う頃となった。借りて帰ったシューベルトのピアノ曲を内田光子などで聴く。*・
07・07・08日 昨夜来ていたYさんの音楽エッセイを読む。それにつられてBarenboimの対談集を少し読む。中元お返し。高円寺でRobert Nozickなど4冊。公案体系のことを調べる。*
07・07・07土 H君の日本語を見て、昭和女子大へ。今日読む詩に熱中して二子玉川まで行ってしまい、15時からのキャロルのお茶会には10分遅れてしまった。名物、Aさんのケーキ、3つ戴いた。思い思いの朗読をして5時過ぎ閉会。Sさんから「赤の女王仮説」の話を聞く。2次会、9人、今回はIちゃんとゆっくり話せた。小学校4年で、彼女の描いている漫画を介して、心の通った話が出来たと思う。お母さんとも話が出来た。渋谷Auld Dateで3次会、Kさん、Sさん、帰宅10時半過ぎ。
07・07・06金 今朝、公案「遠寺の鐘声を止めよ」が解ける。3年かかった。今日は珍しくPhさんが先。梅干の土用干しの話をする。一緒に昼飯。ホームレスのための雑誌The Big Issueとアゲハチョウのさなぎの話。よしだみどり『烈々たる日本人』を読み続ける。直ぐ現地に飛び、体当たりの取材がこの人の持ち味。面白い事実は明らかになって飽きない。当時は江戸ー長崎を徒歩で往復していると。幕末の日英交流も浮かび上がる。(追記:朝、広尾の交差点のパン屋を曲がったところで二人の西洋の少女に出会った。一人は真黄色の長い髪の碧眼の大きな目をした子で、その目に合ったら、思わず心を鷲つかみされそうな、妖精的呪縛力を持っていた。年は12から15歳くらいであろうか? 私はまだロリータを読んでいないのだが、ロリータのイメージがあった。)*・
07・07・05木 L3,2人。意向形導入。久々に会社に出てMMITの確認など。池袋経由帰る。2日前アマゾンに注文の本がもう着いていた。よしだみどりのスティーブンスンと吉田松陰に関する本と笠井先生訳のキャロルのロシア旅行記。授業報告を書く。73.0*・
07・07・04水 明日の教案を考える。シェイクスピアの予習。Nさんへ対話を返す。シェイクスピアの会にSさんが見学。帰り道、話していたら語学が好きで、露、西、伊、中をやったと言う。会のメンバーになってくださるといいのだが。帰宅後独酌で1時間。『モモ』は子供の本とすれば単語が難しいが、『秘密の花園』は逆にやさしい。一歩一歩積み重ねていくすばらしい物語である。ただ今、10章。
07・07・03火 Chさんは友達の出るフラダンスを見るために11時半退場。Phさんと庭で昼飯。ヨークシャのmoorの話など。斉藤秀三郎の伝記のようなビデオを見て、『モモ』を少し。Piさんと同じ場所で、新聞を読んだり、クレップス読んだり。本人はOlver Hartの和訳読みたいようだが未だ翻訳されていないようだ。いつもほとばしるようなアイデアを突きつけてくるので、刺激的だが疲れる。*・
07・07・02月 久々にグリムKHM84ハンス嫁を貰う、KHM85黄金の子ども、KHM86狐とがちょう。85はいくつかのもの物語の合体。『モモ』少し。一木会のは場所探しに両国へ。The Secret Gardenは8章へ。*・
07・07・01日 朝、『ピープス氏の秘められた日記』を読了。「世人を教化するものは何もない。中流平凡人」が著者の弁であるが、この人がバラードの収集者であるという側面は全く紹介していない。今日は一日何もしないことに決めて、時を過ごす。夕。お不動さんのうなぎ、宇野千代さんの蒟蒻。*・
07・06・30土 H君、仕事が忙しいらしくあまり勉強していない。図書館の前で一人弁当を食べる。雀も鳩も傍まで来るのだがまだ私を信頼していない。『モモ』を少し読んで帰る。GDBへ10冊ほど本を持って行き、2冊買って帰る。ピープスの伝記、これは膀胱結石の手術の絵など珍しい図版が付いていた。バガヴァッドギータのサンスクリット・英語対訳本の素晴しい本を見つける。昨日同様の対訳本を買ったばかりだがこちらは一字一字の格まで書いてある。。後はもうサンスクリットを勉強するだけだが、いつから始めるか?Hさんが結婚のために昨日オーストラリアへ向かったと。雨が来そうだが、花に水を遣る。牛肉のゴマの葉巻き。*・
07・06・29金 Chさん、Phさん。曇天。神保町経由帰宅。バガヴァッドギータのサンスクリット・英語対訳本とイエーッツの自叙伝(1938年Macmillan 版)入手。夕、雨。家人の徐々に回復。ふとBurnnett"The Secret Garden"を手にしてしまう。読むことになりそうである。やさしい英文。シェイクスピアの会の見学希望者からメール。*・
07・06・28木 朝、『宝島』読了。L3,Oさん、Eさん。「〜してある」「〜しておく」を入れる。2時間苦労したが、生徒も自分も達成感があった。『宝島』最終章を再度味わう。男の子の文学である。インタネット接続のためにプロバイダーに電話した。診断によるとモデムがおかしいとの指摘で、モデムを初期化したら復旧した。モデムによるトラブルはこれで2度目。家人のぎっくり腰は骨に異常がなく回復が早そう。*・
07・06・27水 教案を考え、シェイクスピアの予習をすると言うのが水曜の日課となっている。Fさんにお線香を送って、雑司が谷へ。シェイクスピアの怖いところは登場人物の根性まで見据えた上で書いていることである。インターネット不通。*・
07・06・26火 有栖川公園にもねむの木が花をつけていたので、Chさん、Phさんにその話をする。レホールはホースラディッシュのフランス名でデパートではこの名で売っていると。「チベット死者の書」の2巻目をこの前と同様、眠りながら見た。Piさん、サミエルソンについての記事など。家人、ぎっくり腰、普通のときと違って発表会の前だけに大変。*・
07・06・26月 ごそごそ片付けていたら半日が経った。重複して買った本が2冊見つかった。一木会日程を12日に設定。『モモ』少し。疲れて早く寝た。*
07・06・24日 会社の夢。砧公園でNさんと『モモ』2回目。少し早い目に行く。ねむの大木に見事に花をつけていた。曇り空でやがてポツリポツリと来る。トイレの傍や木の下に移動しながら第8章まで読み上げる。3時過ぎ、またねむの木の花を見て用賀に出て、コーヒーを飲んで帰る。緑を満喫して、モモ的一日だった。
07・06・23土 朝、『永平寺修行記』を読み終える。座禅とも悟りとも殆んど関係の無い本だった。H君のため、図書館へいく。初夏のさわやかな晴天である。H君はゆったりとした好青年で、これからが楽しみである。午後は『モモ』の予習に当てていたのだが、ビデオで「チベットの死者の書」をみて、あとはうつらうつら時を過ごしてしまった。
今日は鶏すき、これも美味しかった。何だか草臥れて早く寝た。*
07・06・22金 Chさん、Phさん。午後視聴覚室で「チベット死者の書」のビデオを見る。半分眠っていた。昨日の授業報告を書いて送る。昨日いただいたかしわは水炊きに。さすが美味しい。宮川商店3541−0164。対話返す。先日から読んでいる野々村馨『食う寝る座る永平寺修行記』は生活の細部が書かれていて面白い。珍書と言うべきか*
07・06・21木 L3,Clさんが復帰。生徒の出身地を聞く。JETROの図書館で『モモ』を読む。Sさんとニュートーキョーの屋上で生ビールとジンギスカン。若い頃に帰った気分。更にかしわのお土産まで戴く。10頃帰宅。*
07・06・20水 授業の準備。シェイクスピアの準備。シェイクスピアの会へ行く前にBlue Parrotへ寄る。ベーダと子供の詩集。Nさんからの返信が来ないので何かアクシデントでもと思ってメールしたら、何と3日前に出したと。くずかごの方に移されていた。この手のことがよくある。永平寺の生活を描いた小説を読む。*
07・06・19火 Phさん、オペラ「バラの騎士」の話、一緒に弁当。梅干を漬けたと言う。『モモ』復習開始、半分寝ていた。Piさん、フィレンチェの国際会議の話、BIBLIOTECA MEDICEA LAURENZIANAの話。稔り多い出張のようであった。私ももう一度フィレンチェへ行きたいな。同図書館はルネッサンスの起爆剤となったギリシャ・ラテンの古典が中心のようだが、今imaginary creaturesをテーマとした特別展示をしていて、カタログによるとアリスに出てくるものが殆んど出ている。*・
07・06・18月 部屋(本)の片付けで半日経ち、『モモ』8章の残りを読んで日が暮れた。本の整理はわれながら面白い本を買ったなとページをめくっていると時間が直ぐ経ってしまうが、こんなことをしている時間が幸せな時間かもしれない。家人、見事なホウレン草でasafoetideを使い炒めるが、このスパイスとの相性はよくない。そもそasafoetideなるものの正体が分らない。碁の本を少し読んでみる。その時期に来ているような気がする。*・
07・06・17日 2度寝して目が覚めたら10時を回っていた。オペラ「清教徒」のアンナ・ネトレプコのソプラノを楽しむ。『モモ』を数ページ。夕、たーさいを例のasafoetideを使って炒める。私の嗅覚には感じない種類のものであった。Nさんとの対話新局面を迎える。終日家にいたが外は好天の様だった。
07・06・16土 朝、Aunt Mary's Nursery Rhymesを読む。10時H君初日、母さんと一緒に現れる。気持ちの良い朝である。H君、暇なときは緑の中を歩くのが好きだという。クロッキーの会、固定ポーズ。上手くいかなかった。。高山宏『アリス狩り』借りて読む。対話についてNさんへ少し長いメール。*
07・06・15金 エンデの「スナーク狩り」再読。私には良くわかる。Chさん、Phさん。ハチ公が消えた話が面白かった。有栖川公園の緑が深まった。神保町がら如水会館へ。Kさんと2子で3目負け、Yさんと2子で30目勝ち、持ち点131。7名。佐久間さんから『交渉術入門』第三版を戴く。帰宅後、授業報告作成。*・
07・06・14木 L3,2人。ロシヤのEさん、日本語の勉強が面白くてたまらないと言う。Oさん、インドネシヤのお粥のレシピを書いてきてくれる。日本語を正しながら読んでいく。「〜ています」進行中の動作以外に、結果の継続、習慣などを表す用法の学習。雨模様なので早々に帰宅。途中、日赤のハーブ園で一休み。洗濯機が変わる。『モモ』を読む。ドイツ語は動詞が豊かだ。Nさんからの対話の続き来る。曲がり角に来ている。Chさんから借りた『硫黄島からの手紙』見る。同じようなことが、この何十倍もの規模で起こったのであろう。
07・06・13水 フェンネルについては『丸元淑生のクック・ブック』に詳しく書いてあった。葉と茎とバルブに分け、とりあえず茎でスプリット・ビー・スープを作る。上品な味だ。残りは明日へ。『ヘンリー4世』予習。エンデの『スナーク狩りは』私が今考えていることに近い。John Cookの資料の整理。シェイクスピアの会、ファルスタッフ、追いはぎの場面、意外と短い。帰宅後独酌、酒肴ー山椒昆布、塩らっきょう、何れも自作。一人悦に入る。*・
07・06・12火 杉浦昭典「海賊キャップテン・ドレーク」を読了。海賊史への興味深まる。
Piさんにスパイスasafoetideを上げると喜んだ。後で図書館でこのスパイスのことを調べるが、このスパイスを取り上げている本は無い。「義」について話した。大道廃れて仁義あり。今の日本人にさえ通じないのだから外人には無理。午後少し転寝をしたようだ。『モモ』を少しと小野木一、Pinhas Ben−Zviの論文を読む。いづれも面白い。私の考えも次第に出来つつある。少し風もあってさわやかな夕暮れである。有栖川公園界隈はなんと言っても子供が多いのが楽しい。ナショナル・スーパーでフェンネルを一株買って帰る。どう料理するのかも知らないで・・・*
07・06・11月 対話についてのある読者の感想をNさんが送ってくださる、啓蒙のためにやさしくやって欲しいとの趣旨である。私にとっては魂の記録のつもりなので、啓蒙なんて大それた事を考えたことは一度もない。そんなことをNさんに書き送った。トイレの水が少し漏れているので、昼、工事屋さんに来てもらったが埒開かず、結局夕方もう一度来てもらった。故障の原因も分らずとまった理由も分らなかった。『モモ』8頁。家人、バレーの話。Shooter’s Hillはピープスの日記とディケンズの『二都物語』出てきて関連箇所を読む。結構楽しい。*  72・6
07・06・10日 対話123を図をつけながら書く。午後、『モモ』8ページ。対話Nさんへ送る。NHK文化講演会で林望、茂木健三郎。続けることの大切さ。*
07・06・09土 時間が経つのが早くて直ぐ昼になる。クロッキーの会に駆けつける。3週休んでいた。
鉛筆の筆触が面白くなくて余り楽しめない。私の場合、5分または3分ポーズが丁度いい。Mさんに一杯誘われたのだが、Phさんのためにスパイス[asafoetide]を買いにマヤバザールへ行く。何に使うのか分らないが自分用にも買う。ナーサリー・ライムのJohn Cookのことを調べる。邦訳も2件見つかる。バラードの断章ではないかと思う。*・
07・06・08金 中央図書館、Chさん、Phさん。ChさんがDVD「Always3丁目の夕日」「硫黄島からの手紙」貸してくれる。Phさんロンドンの地図を前に子供の頃の話をしてくれる。(地図はShooter’s Hillを探すためのもの)。日本語に渋滞がない。弁当を食べながら続きを。『モモ』を読みかけて半分寝ていた。日赤の中に花の愛好者の小さな庭があり、そこでしばらく憩う。アカンサスがジキタリスのような花をつけていた。図形の描き方を少し練習。夜「Always3丁目の夕日」を見る。*・
07・06・07木 マンゴーの香り高い朝食。L3、3人、Cさん、昨日と明日とを間違って使うので話変な具合になった。言葉は怖い。会社でMMIT資料点検。『宝島』少し。家人が本棚を2つも買う。直ぐ私の本でうずまってしまう。正直のところ本をどう処分したらいいのか分らない。ガラクタを飲み込んだ河の神のようなものだ。Nさんから図形がjpegで届いたので万事すっきりした。自分の考えをまとめながら、自分の図を作る。*
07・06・06水 マンゴーで朝食。教案作り。シェイクスピアkの会。大塚。SNさんも参加。HPはいつものように図形で躓く。書評、Tさんへ送る。
07・06・05火 中央図書館でCHさん、Phさん。Chさんの息子さんが日本語を見て欲しいとi言っていると。公園で弁当を食べながら、英語の訂正理由を聞く。久しぶりに『モモ』を数ページ。Piさん、自宅のベランダからしばらく外を眺め雑談。家族の古い記録を見せてもらう。済んでからフィレンチェでの国際学会でのスピーチの話。帰宅8時を回る。八百屋の前を取ったら蕪を買っていけと言う。K先生から修正案と届く。*・
07・06・04月 昨日買った材料のため半日を費やした。山椒を炊き、しその実は塩漬け、問題はらっきょう。いつもそうなのだが、これに手を出すと2時間以上かかる。名曲でも聞きながらやればいいのだが、黙々とらっきょうの薄皮を剥ぐ自分がそこにいる。K先生の本の紹介原稿、先生に送る。Nさんとの対話は曲り角に来たようだ。自分のストーリーを書き出す必要がある。s先生に授業報告を古いアドレスで送っていたことが判明。
07・06・03日 マザーグス学会。Hickory Dickory Dock, A duck and drak, A crooled manいつものように面白かった。下北沢でしその実、山椒の実、らっきょうを買って帰る。たくわんのかくや。家人、市販のルーでカレーを作る。不思議と美味しい。夜中、前野直彬「漢文入門」読了。普通の漢文入門なら1.2ページで済ますところ一冊費やしている。オコト点もよく分った。悠々たる書きぶりで珍書というべきか。「剣客商売読本」を読み始めるとこれがまた面白い。*・
07・06・02土 津田塾大へ開催の日本イギリス児童文学会の神宮輝夫の講演を聞きに行き、高屋さんの本を夏目さんに渡す。津田塾大は駅から学校までの森が素晴しく、学校も落ち着いたものであった。家人、パリの話など。*
07・06・01金 Chさん、文化村でMarisa Monteを聞いたと言い、Phさんはこのブラジルの歌手を知っていた。今日は一人で、緑の公園でお弁当。思い立って、六本木ヒルズで「パイレーツ・オブ・カリビアン」を見る。ノンセンス面白みもあって見応えのあるいい映画だった。帰って「ひよこ豆のカレー」を作る。ますますの味。授業報告を書く。*・
07・05・31木 日本語の勉強の材料として、よく生徒にその国の簡単な料理の作り方を話してもらうのだが、不思議なことに、言葉の説明より直接作って実物を持ってくることである。未だ言葉か十分使えない段階で、彼女達の行動が分らなくもない。お陰で今日はロシアのKisyibiとインドネシアのBubur Manadaという料理を味わった。彼女達の料理はどれも美味しい。こうしているうちに料理の言葉、レシピの書き方もわかっていくので一挙両得で、食べ物を一緒に食べると心も繋がる。言葉以上に大切なこと。「料理を作りながら覚える日本語」なんて本を作るといいかもしれない。京橋で「塩野恵子展」を見る。量に愕く。ここで三堀さんに会う。会社でMMITのアレンジをし、GDBへ。Stさんがコーヒーを入れてくれる。Black Arrowの古い本など。家人ひじきを煮る。鰹のたたきも旬で美味しい。*・
07・05・30水 教案作り。楠本先生の本の短評を英文で書く。『ヘンリー4世』予習して、雑司が谷に行くが、今日は第5週でお休み。雨の中散歩したことになる。帰って独酌し、Nさんとの対話を返す。72.4*・
07・05・29火 Ph,ChさんとSegafredeで。Phさんの奥さんも走っていると。有栖川公園でPhさんと弁当を使って、今日、日比谷公園へ移り時間を過ごす。丁度目の前の柵のレールに腰を下ろした5,60才の男がいて、その傍に烏がやってきた。烏は少しずつ男に近いてくると、男はポケットからキャンデーのようなもの取り出し、口で少し噛み砕き、烏のくちばしに入れやった。そんなことを2,3度繰り返してから、男は傍に水飲場へ行き、男が栓をひねって水を出すと烏が飲んでいた。烏はもう一羽いて、最初の烏ほど、その男と親しくないようだった。男はもう一度烏にキャンディーを与えて立ち去りましたが、最初の烏は後の烏に、先ほどキャンディーを戻して、口移しに後の烏に与えていた。Piさんと六本木ヒルズ。漢字の手書きを初めて見せてくれたが、良く書けていて愕いた。*・
07・05・28月 昨日に続き、さわやかな風が流れている。”パイレーツ・オブ・カリビアン”の第3作を見に渋谷に出たら、なんと満席で、見ることができなかった。渋谷市場で山椒の実の見事なものがあったので買って帰る。『宝島』を半分眠りながら読む。夕方、山椒を煮るが、強烈な辛さである。家人、お不動さんでうなぎを買って帰る。28日がお不動さんの縁日である。昨日Nさんから聞いた不動明王があの世で最初に出会う仏であることを話したが、その火炎が愛のエネルギーだという話はしなかった。楠本先生の本を少し読む。今日はワイン試飲会の予定だったが取りやめになった。予定が取りやめになると思いもかけない閑暇でき楽しい。*・
07・05・27日 Nさんと『モモ』会読、第一回目、砧公園10時から。薫風が流れる緑の公園の木陰で、一日過ごした。モモの朗読は昼飯をはさんで4時間余り。i意外にスムーズに行った。あとは四方山話。高みに立つとすべてが意識の様相だ分ると。5歳くらいの男の子が話しかけてきたのだが何を言っているのか分らなかった。草の大地を踏みながら帰った。この公園にいるだけで幸せ。Iさんのメールで教えられの第1作をテレビで見る。2時間半。海賊を堪能した。吹き替え版。海賊も時には有用と総督?の台詞。ラム酒飲んで寝る。
07・05・26土 『モモ』の朗読。15時、ルイスキャロル協会例会。法政大。発表木下さん。「芥川・菊池訳『アリス物語』を読む」。データを集めてそれを分析するのがこの人の持ち味。楠本先生から本を戴く。飯田橋で懇親、明日があるので1次会で失礼する。*
07・05・25金 雨、Segafredeで。新聞記事の「有機」について。神保町経由。ダンテ3冊本、Yeats絵入りの伝記。『モモ』の朗読。ヴィバッサナ-瞑想の本再読。かなり分る。*
07・05・24木 L3、可能形。ロシアのEさんに「ある」の可能形はないという話をする。アイルランドのClさん翻訳チェックの仕事が見つかる。インドのPさんは帰国のお土産はiPodと日本人形。『モモ』朗読はエネルギーが要る。余り進まず。Tさんんから楠本先生の本届く。*
07・05・23水 明日の教案作り。『モモ』の朗読を続けるが大変草臥れる。PIさん、六本木ヒルズ、2時間半、傾聴。山本さんという方に紹介される。Nさんとの対話に関連して魂のDNAということを考える。Nさんとは潜在意識のとらえ方がかなり異なっているが、この潜在意識に魂のDNAがあって、自我を作り出していると考えるのである。唯識に近いかも。*・
07・05・22火 PhさんからQxfamのTrailwalker(100kmレース)の報告を半時間以上聞いた。180組(内20組は香港から参加)中140組が完走。Phさんの組は2人が完走し50位、所要時間33時間で、最後に山中湖、富士の大パノラマが現れるという感動的なもので,あった。Chさんと共に感動のお裾分けに与かる。公園で弁当。14時、B社へMMITの打ち合わせに。そこへHさんが来て引継ぎ。懇親会の場所探しの後、近くの国立劇場を見学したりして、17時、「やくしま」でご馳走になる。大変味の良い店で大繁盛していた。青森の縄文遺跡、今から5千年前のもので千年続いたと言う遺跡を見た話。50万年の人類の歴史の中で、5千年ほどで大進化が起きたとは考えにくいというのがUさんの考え。渡り鳥のエネルギーの話など。8時頃帰宅。家人の写真を撮る。ロイチョウドゥーり・邦子「インド家庭料理入門」は面白い。*・
07・05・21月 会社へ行き、MMITのための確認をして、HPを少し直す。帰り国立新美術館の「モネ展」を見る。一度に沢山盛ることができた。平日というのに大変な人出である。ナチュラルハウスでねぎとひじきを買って帰り、宇野千代さんのひじきサラダを作ってみる。なかなかの味だった。嫁から「而今」の謂れについての質問あり、『正法眼蔵』の「山水経」に「而今の山水は、古佛の道現成なり」とあり、これがわかれば悟ったと同じと伝える。*・
07・05・20日 パンドラの箱(壷)に最後に残ったのははやはり<希望>のようだ。どうしてバーナド・エブスリンという人は予知能力としたのだろうか?『モモ』の第一部を読み終えて、朗読の練習にかかる。CDは原文そのままでないのは悩ましい。グールゴのモーツルトを聞く。夜は家人が吉兆の寿司買ってくる。*・
07・05・19土 日本語国際センターで午前講義受講。昨日の続き大変有益で、良い刺激になった。午後、図書館を見学して、3時渋谷へ。渋谷図書館へ寄りパンドラのことを調べる。どうやらヘシオドスが初出のようだ。6時ごろ子供たちが集まる。息子の嫁の実家から「而今」という銘酒を戴いた。向いのレストラン「ヘミングウエー」で食事。帰って10時頃まで四方山話。昔の猫の話など。・・・
07・05・18金 Piさんは100キロレースに出ているので、ChさんとSegafredeでレッスン。たまたま持ってきた「モネ展」の出展目録を読むことにした。4時前家を出て北浦和の日本語国際センターへ。20人程が集まった。講義は10時に終わり、後、11時半近くまでビールで懇談した。多士済々で刺激があった。*
07・05・17木 パンドラの箱に最後に残ったのは「希望」だと長い間思っていたのだが、「予知能力」であった。お陰で何が起きるか分らない。Nさんへ対話103、アイルランドのCさん、ジャガイモのピザ風を作ってきた。山椒を一本買って帰る。途中夕立があった。山椒を植えて、転寝をしたらしい。授業報告、ラジオでオースティン。*
07・05・16水 Phさんに教えてもらったマッシュ・ポテトで朝食。Piさんから関連記事2件来る。午前集、教案作り。筍と生姜の炒め物は傑作。午後、『ヘンリー4世』予習。シェイクスピアの会へ。帰宅後独酌。レモン・ハート。大川隆法を読む。
07・05・15火 Phさん、Chさん。年中行事絵巻を見せる。日本人に言いたいことを相手がいないので外国人に話している感じ。Phさん、18日からの100キロレースの話。Oxfumの話。150年の伝統ある団体について無知であった。飢餓救済の団体である。このイベントには600人が参加すると言う。イギリス人の独創性はこのようなNPOを作る力だと思う。『モモ』少し。夕、Piさん。本人がよく勉強をしているので、殆んど聞くばかりなのだが充実したレッスン。*・
07・05・14月 図書館で借りてきたグレン・グールドのバッハを聞く。衝撃的な演奏で、とてもバッハとは思えなかった。楽譜に沿って演奏しているのだろうが・・・対話の図5は相変わらず上手く表示できない。もう4日目で、HTMLを比較したりするのだが原因不明。大川隆法「神秘の法」を読む。ある意味で分りやすい。このことを言うの前に400冊の本を書いたと言う。モモ会読を1週間のばしてもらった。
07・05・13日 朝、ひじきを煮、蕗を茹でる。『モモ』の会読に備えて、読もうとしたところへ、インドのPさんから今晩家でパーティーをするから来ないかのお誘いがあった。図書館へ行き、2時間、モモを読むが、進んだのはなんと3ページ、途中うたた寝をしたのであろう。7時、元麻布のPさん宅。この2月から大使館に勤めているという、美しい娘さんが既に来ていた。Uさん。Pさんのご主人のRさんは日本語もよく出来、素晴しい人柄。その後、10人のインドの男女(大半は大使館関係)と2人の子供が集まる。最初、2品のスナックがメイドさん?によって配られ、後は、バイキング方式で、銘々が大皿に盛るという形式だった。それが済むとデザート。とにかく私がこれまで口にしたどのインド料理よりも美味しかった。脱帽と言うほかない。その間、主として英語での四方山話が続くのだが、私にはよく分らなかった。ニュージーランドの大学を出たUさんが、時々解説してくれた。こんな無垢な感じのする娘さんに会うのも久しぶりだ。インド的な3時間がいつの間にか経っていた。*・
07・05・12 昨日からパソコン作業に障害が多発。ワープロデーターが消える。図形がアップロードできない。そんな中で対話95まで進む。クロキーの会、2週間ぶりなので上手く線が引けない。目黒市場で生ひじきなど。家人、孫の話。FMシアター「カレーソーセージ」*・
07・05・11 中央図書館で二人のレッスン。聞かせ、読ませる。午後は『モモ』、3章を終え、4章へ。カロッサの詩をコピー。夕、Nさんの歓迎会をSさんと「高尾」で。10時ごろまで四方山話。数日前から始めた家人の花植えも一応完了。*
07・05・10 L3,アイルランドのCさんが加わる。自国で1年間日本語を勉強して来ていて、上手くクラスに溶け込んでくれた。四国のOさんが息子のお嫁さんのガラス工芸の個展を見に行って欲しいとの連絡で、茅ヶ崎まで行く。記念に一点買う。車中、道元「仏性」を読む。夜は湯のめ大のガラスの器で酒を飲む。Nさんの返答は、私にはちょっとずれを感じる。対話に図形を入れるなどしたが、誤って消してしまった。ラム75・5度の封を切る。薬のような意外な味だった。気を取り直し対話やり直しNさんに送ると1時になっていた。*
07・05・09 教案作り。『ヘンリー4世』予習。Nさんとの対話で小悟あり。「奇なるかな。奇なるかな。山川草木悉有仏性」わかる。シェイクスピアの会には久しぶりにSさん参加。対話を書いていると12時を回る。
07・05・08 8時半、朝礼に参加。10:30、Phさん、Chさんレッスン。Chさんテキストも買い、やる気十分。若葉の公園でPhさんと昼飯。視聴覚室で「大禅問答」「鈴木大拙との対話」を見る。前者は永平寺の若い修行僧がテーマだった。1985年放映のビデオ。この若者達は今どうしているのだろうか?大拙を少々。Piさん、六本木ヒルズ。クレップス、3章2節。長い一日だった。*
07・05・07 会社へ行くが朝礼は明日だった。UさんR社でYさんと会う。心淋しい対応。渋谷でいつも行列を作っているラーメン屋に入る。それなりのことはあった。エンデのDie Jadnach dem Schlargがドイツから届いており、これでスナークを読む準備が出来た。その前に、エンデをもっと読みたい。Nさんとの対話。大拙少々。『宝島』は20章、シルバーが直談判来るところ。「アリス、アリスに会う」を読み返す。*
07・05・06 宮坂宥洪「インド留学僧の記」を読みきって寝たら、目が覚めたのは10時だった。外は雨。ラジオを聴きながら、気ままに過ごす。
07・05・05 『斉藤真一放浪記』と『淡彩画集ー愛歌』を図書館に返す。前者は彼の表看板、ごぜの世界が中心、後者は西洋風、「真心」のようなものを表現しようとしている。余り好きな画風ではないが、切り捨てるわけにいかないパトスがある。気ままに高円寺へ散歩。75.5度ラム「レモン・ハート」を入手したが、開封は先のこと。宮坂宥洪「インド留学僧の記」読み出すとやめられず。連休も明日一日となった。対話UP。*
07・05・04 岡潔「春の草」を35年ぶりの再読了。放送大学で「ドン・キホーテ」を聞くともなく聞く。よく工夫された講義だった。Nさんから対話の続き。Fさんホックニーという人の創作論。好天。神保町を散歩する。店も3の1くらい開いていて、私のような人で結構にぎわっていた。Allen Atkinsoの挿絵のマザーグース入手。マザーグース本の挿絵はどれも丁寧に書かれていて感心する。宇野千代さんの新じゃがのサラダを試みる。まずますの味。何でもいわれたとおりやってみるべきもの。The Secretを見る。*・
07・05・03 好天。昼過ぎ、『ジギルとハイド』を求めてGDBへ向かう。やはりあった。序にスティーブンスンの厚い伝記を買ってしまった。蛍光灯を買って帰る。ジャスミンの季節でいたるところで香りがする。家人、森下洋子「ロメオとジュリエット」。一人放送大学の言語学の話を聴きながら夕食。FMで「エヴァ・メイ、ソプラノ・リサイタル」を聴く。なんと素晴しい声なんだろう。ラジオでは姿が見えないのだが・・・『宝島』は18章に入り、語り手が医者に変わる。Mさんから海賊関係の本を沢山紹介していただく。*・
07・05・02 B社へ。MITIの打ち合わせ。お昼をご馳走になる。雑司が谷の図書館で、『ヘンリー4世』予習。思いのほか時間がかかる。大拙を少し。シェイクスピアの会。フォルスタッフ愛飲のSackという酒は実はその頃なかった。Tさんお休み。帰って、ラムで独酌。*・
07・05・01 中央図書館、2人揃う。Phさん、日曜36キロ、月曜40キロ走ったと。お昼、ラム酒の話。今でも英国海軍ではラムの配給があると。視聴覚室で、エンデと大江健三郎の対談ビデオを見る。エンデ自らの『モモ』の朗読を聴く。1990年2時間。大拙を少し。ピンインから引く中国人名辞典を図書館の人と一緒にさがすが、見つからない。現代人のものはあるのだが古典に出てくる人物のものがない。Piさん。六本木。2時間、ひたすらこの人の考えを聞く。*
07・04・30 「ありがたいな。愉快だな。幸せだな。」というマントラは霊性への回帰の呪文だと分る。南無阿弥陀仏も同じこと。『魂のインターネット』再読了。ベランダの植木鉢を表から裏へ移す。シェイクスピを読むグループのページ更新。『宝島』15章へ。Nさんより対話と集合論。本の整理をしていると夕方となる。終日家。*・
07・04・29 午前、シェイクスピアのHPをいじる。さわやかな晴天。表参道「鉛筆派展」へ行くが、今年はOさんは出品していなかった。渋谷に出て、ビックカメラへ行く。『宝島』の影響で、船乗り達の愛好するラムが飲みたくなって買う。40度の物。75.5度の物もあった。図書館ヘ寄り斎藤真一の画集を借りて帰る。夕方から、片付け、夕食を挟んで10時過ぎまで。「アリス、アリスに合う」up.。放送大学を聞いていたらWHOの健康の定義にspiritualがは入っているような説明があったので調べたが不明。家人、目黒不動で美味しいうなぎを買ってくる。Kさんから変な外人についての意見来る。*・
07・04・28 Fさん宛ての弔電を打とうとしたら、NTTの係りが午前中混んで繋がらなかった。集合論を少し。図書館に本を返しに行き、足を伸ばして高円寺に行く。「ヨーロッパの日本学」「いろはかるた」、ほるぷ復刻版、、インデアン本。インデアンの本は読まないうちにもう10冊ぐらいたまった。ほるぷ復刻版は重複購入。夕方雷雨。大拙少し。家人、京都の筍を茹でる。そのままで美味しい。鰹と共に季節の恵みを味わう。TVで歌舞伎のパリ公演を見る。対話「アリス、アリスに会う」続く。*
07・04・27 Piさんと木を見ながら、お姉さんが木の医者でその手伝いで木に登った話を聞く。Cさん現れず。漢字「縁」「節」など教えているとその広がりに教える方も愕く。「息子」の息は何か?いつものように、庭で一緒に昼飯。週末は、100キロレースに備え、40キロ、30キロを二日で走る。この会社で7組(1組4人)が参加すると言う。殆んど外資系のイベントらしい。日本人はこんなワイルドなレースが行われていることを知らない。モモと大拙を本の少し。モモの3章は難しい。神田、ゲーム理論の古典、フォン・ノイマンの本を買う。授業報告。*
07・04・26 L3,3人。生徒も大変だが、達成感があったと思う。だが、こちらはくたくた。日比谷図書館へ。日比谷公園の楠の若葉が、圧倒的な輝きで迫ってくる。『宝島』 林檎樽のシーン。原文はシルバーの海賊にまつわる話しで難しかった。10歳過ぎの私はこのシーンを自分で読んだのではなく、母に読んで貰ったのかも知れない。とにかく怖かったのを未だに忘れない。『モモ』を少し。こちらも航海の話。家人、気の出る話、守り本尊、目黒不動の話など。ラジオでオースティン。*
07・04・25 雨のち曇り。午前中、教案作り。午後、ヘンリー4世の予習。図書館で集合論少し読む。シェイクスピアの会は大塚。ハルとフォルスタッフの掛け合いが始まる。注や翻訳に頼らないと読めない。『宝島』いよいよ林檎樽のシーンに来る。心をおどろかしたのは60年ほど前のこと。
07・04・24 二人の希望で、レッスンが始まった。学校にそれに対応するクラスがないためである。不思議なご縁というべきか?昼、公園の藤棚の下で、Piさんと昼飯。筍を茹で、山椒も庭に植え、擂粉木も山椒と日本人以上になるかも知れない。有栖川公園は若葉の中に紅白のハナミズキも加わって最高。『ヘンリー4世』を少し。ハル王子のファルスタフとのやり取りは、難しいが面白い。Phさん、六本木ヒルズで。アカデミーヒルズのメンバーは2千人いると言う。前半は、個人史、30年の研究に裏づけられた中身の濃い話であった。後半は読み、猛烈の日本語を勉強している。草臥れた。*・
07・04・23 集合論の本を昨日から探しているのだが見つからない、本棚は3段詰め、その前に平積みに本、別に1メートル立方以上の平積み、本を探すのに何時間も懸かるようならいっそ持たずに図書館へ行くほうが早い。わが脳みその中もきっとこんな感じなのだろ。その代わりひょっこりドイツ語の諺の本が出てきた。HPのトラブルは、Nさんの協力でサーバー側の問題らしいと分ったので、プロバイダーに照会したら、容量が限度に来ていることが分り、不要ファイルを削除したら上手く言った。ここ数日間の不如意は解決した。「アリス、アリスに会う」「図説マザーグース」アップ。家人、筍を煮る。*
07・04・22 Nさん宅で、「エーミールと探偵たち」最終回。初めにいつものように』ドイツの歌を聞いて、途中蕎麦屋に行って、15時半読了。帰り駅前の喫茶店でいつものように駄弁って、筍を一本買って帰宅。2人でやることの意味は大きい。丁度、吉岡さんと一緒に歩いた山旅と同じ。伴侶がいると味わいが倍増する。*
07・04・21 今日は4つの選択肢があった。シェイクスピア協会のシェイクスピア祭に行くか、早稲田大のシェイクスピア祭に行くか、クロッキーの会へ行くか、何処も行かない。結局最初のものを選び、明大へ行った。1部安西徹雄、2部野村萬斎・河合祥一郎。野村萬斎が出るというので、例年より7,8割り多い感じ。1部、2部共に大変面白く満足した。
帰り神保町で関場さん、伊藤さん、後藤さんと餃子でビールを飲んで帰った。「対話 アリス、アリスに会う」をアップするが上手くいかない。*
07・04・20 人が目の前にいると口にすることことのないようなことを、メールや掲示板などで、平気に書いて恥じることがない。そんな心の動きが恥ずかしい。HPは相変わらず上手く行かず。午後、Piさん、六本木アカデミーヒルズ、ナッシュの本を渡し、2時間ゲーム理論の話など、Ken BinmoreのNatural Justiceくを貸してくれる。計3時間。この人の真摯な態度が時間を忘れさせる。六本木ヒルズは結構にぎわっていた。Binmoreの本は2年前に本人からペーパーバック版を貰ったのだが、直ぐに息子に譲ったのですっかり忘れていた。序文を読むとなかなか面白そう。蒟蒻に挑戦、家人、バレーの話。授業報告を書く。*
07・04・19 L3,初日。Oさん、Pさん。共に模範生。生徒のレベルが分っているのでやり易い。久々に会社に顔を出すとレイアウト変更中、組織も変わっていた。HPを直し、神戸から来たNさんとの会食の日取りなどアレンジし、帰宅。『図説マザーグース』の紹介文を作りHPに載せようとするが、どういう訳か上手くいかない。Phさんから5日前にメールが来ているのを発見。Cさんに連絡し来週会うことにした。ナッシュの本届く。*
07・04・18 雨。4時から三菱経営・情報技術懇話会。小伝馬町。昔の感覚を取り戻す。懇親会は人形町の豆腐料理「双葉」。GさんはT大計数工学の出で、共通の知人がいることも分り、また、久しぶりのこともあって話がよく弾んだ。この世がヴァーチャルなものとしてそれを写しでしてる、いわば光源が自分だと言う言うことである。影の方ではない。『自分を探すアリス』を見返す。結構面白い。*・
07・04・17 Yさんのご縁でJ.M.SyngeのRiders to the Seaという1幕物の戯曲を読む。10頁。どうして若者は海に乗り出すのだろう。小雨の中、中央図書館へ。木曜の教案、ケストナーの復習、大拙を少しと時間が有効に使えた。続いて、Piさん。ナッシュの論文「交渉問題」を読む。3時間近くで草臥れたが、こちらも良い勉強になった。奥が深いのに日本人は気付いていない。何故ノーベル賞を貰うのか理解していない。「アリス。アリスに会う」を再開。*・
07・04・16 外は雨。終日家。午後掃除をする。掃除にエネルギーが要ることが次第に分ってきた。毎日こまめにやらないといけない。Uさん、肺血栓で入院していたと。Nさん手首びびが入ったと。72.8*
07・04・15 Half-caste and other poemsはナーサリーライムを踏まえた、混血児の訴えでもある。このような方法が上手く合うというのもナーサリー・ライムの持つ恐ろしさである。。碁を見て、大拙に2時間熱中。いつも思うのだが、英文に出てくる中国人の名前が分らない。古典、現代をとうしての漢英人名事典の良いものがないのかしら。斉藤真一を読み続ける。*・
07・04・14 クロッキーの会、美しいポースが多かった。GDBへ寄る。翻訳家がJさんに色々質問をしているという。私の知人らしいのだが誰か分らない。コーヒーをご馳走になり、Brさんが高麗神社へ緑を見に行ってきたと言うので、「風流」という言葉を教え、法華経の英訳とシングの戯曲を買い、いつもの八百屋で蕗の薹を買って帰る。宮邸の前の三角地帯の2本の八重桜が満開。(一方、3本の百日紅は小枝さえ出ていない)満ち足りた夕方となった。家人、麻美れいの芝居を見て帰る。大拙を読み続ける。*・
07・04・13 テレビで松本明慶さんという仏師が厳島神社?に納める不動明王の製作過程を追うドキュメンタリーを見た。5年がかりの仕事であった。細切れに時間を使う自分が恥ずかしい。午後、神田に足が向く。島田書店で、Wさんが最近見えないという話。帰りに喫茶店で大拙を読み続け、Enlightenment and Ignorance読み終える。力強くて明快。Yさんから小鳥、猫、「アラン島」の話などのメール。イエイツの本を取り出して眺め、Yさんに返信。*・
07・04・12 今日は碁の会なのだが、それよりも大拙を読みたくて欠席することにした。所が、クロッキーの会の予定表作りやカレー作りなどしているうちに3時を回ってしまった。それから2時間、大拙に熱中できた。Enlightenmentはthe willによると言うのがなんとも面白い。これはこれまで出会わなかった考えである。Nさんの「愛のエネルギー」に結びつきそうな気がする。73.6  *
07・04・11 長い一日だった。『ヘンリー4世』の予習。アマゾンから2冊届く。サンスクリット・トレーニングCD2枚付き。これは求めていたもので早速「般若心経」を聞き得心。もう一つは"half-caste and other poems"John Agardで注文した記憶がなく、衝動買いしたものらしい。80頁。城生佰太郎『言語学は科学である』を読了。入門書としてまあ面白いのだが、次のステップへの文献案内がないのが惜しまれる。シェイクスピア会、大塚。第一回、45行まで。会の運営がまた話題に。帰宅後ゆっくりと飲む。*・
07・04・10 日本語教室打ち合わせ。私は未だ新参者なのだろう。『梵語学』を借りる。中央図書館へ。大拙に2時間程熱中する。the willが重要さが強調されている。5時、Piさん。図書館の使い方をそれとなく教える。東洋経済をコピー。ナッシュの論文を読みながら、均衡は当事者の意思に関係が無い?角谷理論などなど。学びたいとう意識が湧いてくる。7時半まで図書館で。*・
07・04・09 家人は歯科大へ。文化村で「モジリアーニと妻ジャンヌの物語展」を見る。初めて見るシャンヌ・エビュテルヌの絵。しかも沢山ある。寝ているモジを描いているデッサンには目頭が熱くなった。二人のことは伝記でよく知っているので、感動も深い。遺髪も展示されていた。モジリアニ・ファン必見の展覧会。帰宅すると家人から問題なかったとの連絡。晴れ晴れした気持ちで、図書館に本を返しに行く。夕方春雷。常陸宮邸の桜もあらかた散った。若葉が噴出し、春到来。今日も筍を食べる。健康が幸福の基礎。ブラームスを聞く。*・
07・04・08 筍と蕗の下ごしらえをする。高円寺、言語学の本など4冊。Kさんの質問をきっかけに、『スナーク』のガードナーの注を読み始める。もともと子供の本なのだが・・・知事選の投票。家人の煮た筍、蕗を満喫する。季節を体の中に取り込む幸せと言うのであろうか。石原慎太郎当選が早々と報道される。72.2
07・04・07 板坂元『日本語の表情』読み終える。朝、キャベツ・カレー、パンとよく合う。Nさんへミッシュマッシュの原稿を送る。松村先生の『知識精要』の切り張りをする。クロッキーの会は固定コスチュームで、水彩で描く。帰ってみてみると、まずまず。もう少し時間が欲しいところ。山本さんから新訳のシングの『アラン島』の話を聞く。目黒川はまだ桜が8分が残っていて花見客が出ている。若い娘さんが6人酒盛りをしていた。傍にワイン6本。ワインを飲んでいる花見客が意外と多い。筍とホウレン草を買って帰る。ホウレン草はPhさん流に調理。味はいいが、ナマのにんにくを入れるので家人は食べない。夜、筍を茹でながら『宝島』の第一部を読み終える。
07・04・06 Piさん、今期のレッスンは今日で終え、今後は仕切りなおし。『モモ』章を読み終えて、大拙を少し。公園の池の周りは、しだれ桜、山吹、もみじの若葉、色の競演。Puさんのキャベツカレーに再挑戦。なべ一杯作ってしまった。家人、口の異常の話。Kさんにスナークの返事。*
07・04・05 L2,学期末テスト。二人とも良く出来た。夕方まで日比谷図書館で過ごそうと行ったが、休館日。しばらく講演でぼんやりして、シャンテ・シネへ行き「ユアン少年と小さな英雄」というエジンバラを舞台とした子とも向けの映画を見た。いい映画だった。6時、Sさんと会い「つばめグリル」でご馳走になる。ビール、料理とも素晴らしかった。子供の引越しの話から始まってあっという間に10時半を過ぎる。
07・04・04 13時、MOTIでSさんとカレー。後、スターバックで日本語教育のイベントについて。池袋では大雨となり、西部と淳久堂で時間を潰すが雨あがらず。5時、雑司が谷へ行き、しばらく大拙を読む。シェイクスピアは今日から『ヘンリー4世、第一部』。帰りは雨は止み満月。帰宅後、食事。Piさんに教えてもたったやり方でアスパラガスを茹でる。納得の味。*・
07・04・03 朝方、ネウストプニー『外国人とのコミュニケーション』を読了。25年前の本だが良い問題提起をしていると思うが、その後どうなっているのだろうか?雨、気温下がる。Phさんと予定どおり。桜の俳句和歌を教える。5Fで食事。前の日曜はまた100キロレースの予行練習をしたという。大拙に2時間ばかり熱中する。サンスクリットを漢字に直すのはこの前と同じ。それにしてもなんと力強い文章なのだろ。Piさん。漢字の学習の独自の方法を見出したと悦に入っている。部首によって字書を引くのが身についた。*
07・04・02 寝る前に,、家人が買った本、清川妙『八十四歳、英語、イギリスひとり旅』を半分読んで、朝、残りの半分を読んで二度寝したら、目が覚めたら11時を過ぎていた。美しい文章であった。高校野球を少し見て、銀行に用足しに行く。蒟蒻に挑戦、次第にコツが分ってくる。『リア』の感想を書いたり、クロッキーの会の抽選結果祖チックしたり、ごそごそしていたら日が過ぎた。
07・04・01 なぜかTresure Illandを読み始める。昨日の会の余波かもしれない。2時過ぎ、陽気に誘われて、千鳥が淵へ。見事に咲き誇った桜と人の群れ。インド大使館のバザーでスパイスを2点かって早々に帰る。Phさんに教えてもたったホウレン草の料理を作る。簡単でだが、味わいは深い。日本のおしたしとは次元が違う。うつらうつらとアンジェラ・アキのコンサートを見る。*
07・03・31 ミッシュマッシュ原稿修正。市ヶ谷は桜満開で花見客でにぎあっている。14時、法政大でキャロル協会の会計監査。15時からキャロル協会例会。いつになく盛会。川戸道昭先生の話は面白く、これが1次会、2次会と続く。明治大正期の英語・縁文学の受容史の一人者の話は興味尽きない。良く飲んだ。11時過ぎ帰宅。帰路は嵐。*
07・03・30 シェイクスピアの場所取りに、9時前大塚へ。伊藤さんと一緒。10時半からPhさん。最初は私の英語を見てもらう。文章はネイティブに見てもらわないと絶対だめ。ちゃんとした理論がある。昼は一緒に桜を見ながら。ほうれん草は蒸すという。Phさんには教えられることが多い。大拙を読んで、大崎シティーゲートホールへ。ブライアン・オルダーソンさんのイギリスの絵本の話。十分聞き取れなかったが絵本の朗誦は素晴しかった。何より愕いたのはゲートシティーかもしれない。
07・03・29 L2,3人、Cさんは良く休んだので他の2人と差がつき過ぎてやりにくい。会社へ出てHPを直す。Suさんが送信の確認をしてくれていたので早くできる。K先生からミッシュマッシュの原稿に沢山朱を入れて送られて来る。大変細かく見てくださってありがたい。ただ、英文はPhに見てもらっているので、K先生のご意見に何処まで従うか悩ましい。私の文をPhさんが直し、それをK先生がが元に戻しているところもある。私には判断の力はない。英国人より立派な英文を書く人がいてもおかしくないのだが・・・Tさんの話だが、ヘミングウェーの文章でも直す人が多いとか。2つの授業報告を書いて、オースティンを聞いて・・・*・
07・03・28 妙な一日だった。会社へHPを直しに行くが埒あかず、Suさんにバトンを渡し、歌舞伎そばの前でSさんを待つが現れない。日にちを間違えたようだ。池袋ジュンク堂など寄って、雑司が谷の図書館で過ごす。教案を考え、Nさんが教えてくださったモモについての論文2編とモモ第一章、大拙を少し読み、シェイクスピアの会へ。BBC版リアなどを見る。マイケル・ホーターンの演技に圧倒される。これでリアが分った。演技は解釈なのだ。SNさんから校正漏れの指摘あり。朝、Tさんから教えてもらった芥川訳「アリス」は私の手に落ちたらしい。お酒を沢山のんだ。家人、友人と音楽会へ。その友人から変わった贈り物を貰う。ネウストプニー「外国人とのコミュニケーション」読み始めるとこれがまた面白い。Iさんから30日の花見は結局6人になったと。*
07・03・27 Jaicaの傍の石楠花が今年も見事な赤紫の花を咲かせている。Phさんとは、テキストの外、コックニーなど言語について聞いた。本物のロンドン子が言っているのだからこれ以上確かな情報はない。桜を見ながら一緒の昼飯。しばらく大拙のEssaysを読む。論旨が明快で気持ちがいい。サンスクリットになっているところを字書で調べ、漢字に置き換えると、いかにも読んだ気がする。帰路、公園には子供が沢山遊んでいて、これがこの公園の最大の魅力。Piさんには日記の効用について教えられる。6年前のところを見ると下記の通り。*・
07・03・26 今日は一日中家にいた。大拙を読む。英語で書くことにより簡明になっている。夕方から担当になったJohn Cook had a little grey mare.について調べる。蔵書の棚卸しになるのだが、時間がかかる。このライムは余りポピュラーではない。調べるのは楽しいのだがこんなことをしていいのかと思う。モモを少し。藤野先生の『図説マザーグース』は力作。30年の努力が凝縮している。*・
07・03・25
マザーグース学会。Giles Collinsについて小泉さん。Little Bo Peepについて石嶋さん。何れも面白かった。ついで藤野先生のTwinkle, twinkle, little star。モモの巻頭の歌に、これらしき歌があり、英訳はJane Taylorのこの歌を掲げている。エンデはアイルランドの古い童謡として掲げている。これを話題に出したが、この食い違いの理由は分らなった。下北沢でお茶を飲んで帰る。学ぶことの多い楽しい半日だった。M先生の2歳1ヶ月の坊やに英語を話してというと顔つきが変わった。大人でもよくあるが、言葉の一面を見た感じ。歌舞伎のパリ公演をテレビで見る。素晴しい出来だった。*・
07・03・24 息子と11時半に待ち合わせて、墓参。登龍で食事。雨模様なので家に帰る。CDのコピー政製作を試みるが上手くいかない。モモを2ページ。英詩を少し。**・
07・03・23 Phさん、100キロレースの練習に土曜に箱根を30数キロを走ったと。料理との出会いを話してくれる。日本語で話が出来るのか嬉しくてたまらない感じ。午後の会議があると急いに帰る。一人春陽の庭でゆっくり昼飯を楽しむ。午後、大拙のことを調べるが埒開かず。つまり、Eassys in Zen Budddismの翻訳を探した訳だが、見つからなかった。翻訳そのものを読みたいわけではなく、中国の禅僧の漢字の名前を確認したいのである。現代の小説、例えば「ワイルド・スワン」でもそうだが、英語の場合、一番フラストレーションを感じるのは漢字名が分らないことである。大拙の場合、日本読みも併記されているのだが、分らないことがある。この世界的名著の翻訳がないのは不思議。エーミール、読了。人物が愛情を持って書き分けられていて、心に沁みる物語だった。晴れ渡たり、美しい夕映えの日赤の丘を帰る。*・
07・03・22 L2,2人。「〜んです」という不思議な表現を教える。春秋社、解約手続き。担当臼木さんGDBに寄る。ウオルターさんがセールスマンの死を演じたと。ろくろく首のはなし。W.。CollinsのThe moomstoneを、いつ読むか分らないし、50年前の表紙のほころびた古本だが、印字が美しいので買う。蕗を炊く。家人の筍とわかめの煮物が絶品。春の食卓を楽しんだ。ラジオでAustenを聞き、授業報告を書き、送る。*
07・03・21 墓参の予定が息子の都合で延びて、ぽっかり一日空いた。明日の教案を考えた後、だらだらと本の整理をした。いつものようにはかどらない。筍を水上勉に習って、生姜と炒めたらまずまずの味だった。テレビでライオンの王位交代のドキュメンタリーをみて、少し残っていた、マルコム・カウリー「八十路からの眺め」を読み終えて1日が過ぎた。*
07・03・20 神戸からいかなご届く。Mさんに「無限大」を送って、図書館に向かう。白川静の「字書を作る」を読み終え、Pさんのところへ。良く勉強をしている。恵比寿三越で、大和芋、帰りには蕗の薹2パック。帰れば、家人が竹の子を茹でている。一度に季節感が盛り上がる。本当の花見がしたくなった。*・
07・03・19 11時半、江戸川橋駅でMさん、」Sさんと落ち合って、神田川沿いを歩く。桜は時々1輪、2輪を見る程度。好天、風も止んで気持ちがいい。途中で花見の真似事の乾杯をして、椿山荘無茶庵で時をすごす。お庭を散策して、目白へ出たのが3時半ころか?
昔話に花を咲かせるといったこたが時々あるのも良い。大拙を少し読み、米朝「千両みかん」「鴻池の犬」を聞いて寝る。上方落語は凄い。*・
07・03・18 Nさん宅。エーミール11−14章。お父様の著作見せていただく。西田幾多郎門下ということになる。駅前の喫茶店で大拙の話など。帰宅は6時半過ぎ。
07・03・17 クロッキーの会。30人以上の盛会。「大拙の風景」読み終える。人となりを彷彿とさせる好著。継いて大拙の初期代表作、Essays in Zen Buddiismを紐解くとこれがまた面白い。1926年刊、西洋の多くの人に影響を与えた本。エーミールの予習。*・
07・03・16 Phさん、今日もタクシーで駆けつける。昼、大拙の臨終のやり取り。岡村Would you like something?大拙No, nothing. Thank you. について話す。anythingとの異同を訊ねた。辛夷(マグノリアとイギリスでは呼ぶ)が美しい。フェルメールの地図のことを調べ、春秋社へ行き、保険のことを聞く。Sさん、Mさんに会う。神田経由帰宅。B.W.Yeats2冊、『象ハ鼻が長イ』初版2刷を含め計6冊買ってしまう。要は行くと買ってしまうということである。授業報告を送る。マーラー4番を聞く。*
2006同日 Dさん「荒野の狼」を持って来たので、あらすじを話してもらう。眠れないときの対策として「祈り」を挙げる。Pさん用の語彙集を続ける。竜安寺の蹲、吾唯足知のことを調べる。72.2*・
2005同日 一木会、オールドステーション、8名。全員元気で何より。後,如水会館で碁、Yさんと一勝一敗。Pさんと「れる・られる」を2時間。日本語の中の受身的表現の面白さ。Pさんはこの話はまだ無理。自分でコントロールできないこと(確かにそんなことが多い)にして、自分は責任をとらない日本人。日本の宗教に通ず。Tさんとメールのやり取り。*・
07・03・15 L2、Eさん一人。普通体。生徒も先生も疲れる。息抜きに「さくらさくら」を教え、悦ばれる。4月7日からロシアから義母が来るという。銀座ギャラリー福山で「吉澤正展」後本人を会場に呼んでもらう。お嬢さんが病気なので努めて明るい絵を描いたと。授業報告を書いていると一日が終る。*・
2006同日 「金剛」という字を墨書しようとして、紙を探している。まずまずの紙が2枚見つかった。夢。Pさん用の語彙集作成開始。麹町、B社訪問。シェイクスピアの会、リア王、ケントが命がけで諌める場面。*
2005同日 本屋の電子辞書売り場でアクロスティックの解を探す。シェイクスピアの会。
07・03・14 2時近くまでかかって、半藤一利「昭和史 戦後編」を読む。戦前編と比べ精彩を欠く。私自身が同時代人としてよく知っているせいかもしれない。朝、教案つくり。文法(用語)がまだ確立していないので、教えるのは難しい。午後、久々に碁の会。如水会館。Kさんに負け、Yさんと、Dさんに勝ち持ち点131。Dさんとは前も今回も持碁で勝つ。しばらく懇親。9時前帰宅。Fさんからフェルメールの地図の情報が届く。*・
2006同日 Aさん、英文毎日の俳句についての記事を持参。荒木博之の本、誰も興味示さず。有栖川公園、紅白の梅が満開、折から日差しも暖かくなり、ぼんやり過ごす。この公園は、草木、池、子供、老人、犬・・・と揃っていて、好き。チェスタトン少々。Pさん、ゲーム理論の本の最初の1行にクレームをつける。大学教授3人の共訳であるが、英語が読めていないこと(もっと大切なことも)を認めざるを得ない。この翻訳をテキストに習う学生も本質的なことを理解できない。要は思考の組み立てが違っている。*・
2005同日 キャロル翻訳推敲。Pさん用資料作成。
07・03・13 昼間は好天、自分の身も心も喜んでいるのが分る。Piさん。宿題を見てから、テキストへ。お昼、家人が作ったうどの皮のキンピラをおいしいといって食べた。一回15キロを週4日走っているという。お嬢さん話など。大拙の思い出の記、『思い出の小箱から』の後半を読む。そして、エーミールを15章を終え、16章へ進む。無駄のない見事な表現である。Phさん、ゲーム理論、1ページ進む。パソコンを持ち込んで自分の語彙表を作っていく。私の頭から引き出すのが面白いらしい。1700年オランダが作った地球儀図のコピーを貰う。奥さんは不安な状態が続く。夕方から寒くなってきた。*
2006同日 気温下がる。K先生へ出状。申告送付。テレビで「雨あがる」を見る。*
2005同日 アクロスティックに関して、Tさん、Mさん、Kさんへ。早速Kさんからご返事。アボガドスープに挑戦。アクロスティクウ本文、ワープロする。*
07・03・12 リア王のことを考えていると、以前買ったマルコム・カウリーの『八十路から眺めれば』という本が出てきた。読み出すと結構面白い。ホームズ判事が94歳のとき美人を診て言う事には、「ああ、もう一度八十歳に還れたらな!」 申告提出。ホワイトデイの品送る。100字レシピのジャガイモ料理を作る。オーブンの使い方お間違えたが、まずまずの味『八十路から・・・』読了。*・
2006同日 楠本訳「アリス」気付き事項まとめる。ペンジュラム展最終日、会場でのちょっとした会話が楽しい。息子が来てスキャナーの接続をしてくれる。早速、Mother goose collectionを編集する。漢詩朗誦は日本語読みが災いして意外と難しい。これはカタカナ英語に災いされて英語が上手くなれないのと同じ。*
2005同日 クロッキーの会、ウクライナのイリーナさん。着衣、固定、水彩。夕方クローッキー整理。何百枚?廃棄。ダブル・アクロスティックの1語解。*・
07・03・11 HPを少し直して、碁を見て、久しぶりに高円寺。斉藤勇「英文学史」渡辺順二「癒しのホメオパシー」 田井信之「日本語の語源」 杉本つとむ「ことばの文化史」 *・
2006同日 さいたま新都心、ジョン・レノン・ミュージアム。11歳の彼の描いた「不思議の国のアリス」の挿絵を見る。展示も音楽もよく出来ていた。入場者が私を含めて3人。東十条の田中敏晴個展を見に行く。天気も良く、ビートルズの音楽が脳裏にずっと鳴っていて、ゆったりとした、満ち足りた一日だった。荒木博之「日本語が見えると英語も見える」は大変面白い。日本語の先生にも読んでもらいたい。*・
2005同日 N先生からメール。翻訳は両方載せるということで決着。久しぶりに神田。The Farber Book of Comic Verse, Apprecations of Poetry by Lafcadio Hearn 1920、海賊史など。*
07・03・10 授業報告。申告の続き。電卓がおかしい。納税額の計算がおわり、100円と出た。Mさんに花見の連絡。図書館で文芸春秋の父・「白川静96歳、最後の日」(津崎史)を読む。ケストナーを6ページ。このページはある程の度量になるとの転送できなくなるので、1月分は消去。73.0 *・
2006同日 Robert SabudaのThe Movable Mother Gooseを入手。幼児用のPOP−UP本だが、実によく出来ていて、良くぞこんな手の込んだものを作ったものだと感心することしきり。触っていると幸せを感じさせる。偉い。頭が下がる。72.6*
2005同日 映画「アレキサンダー」今日までだというので見に行く。マケドニヤの長槍隊などよく分かる。百聞は一見にしかずとはこのこと。Kさんから全集編集方針につきメール。Nさんの「柳の木」HPに載せる。*・
07・03・09 Piさん、自主的に作文をしてくる。竹の子を話をすると既に茹でたことがあるという。料理は彼の方が上らしい。図書館で申告の準備に掛かったのだが、鈴木大拙の晩年に仕えた岡村美穂子さんの思い出の記のようなものを読み出すと止まらず半分読んでしまった。(後半は上田 閑照が書いている)学生の頃、大学で大拙の講演会があり、その時この人がのお供できていた。当時大拙は90歳を超えておられたが、岡村さんは20代半のはず。美人だと思った。そういえば、マルセルもレーヴィッドも講演の時、美人の秘書(奥さん?)を連れてきていた。もう45年も前のこと。*・
2006同日 Dさん、小説を書いていると。ペンジュラム展会場当番。*・
2005同日 シェイクスピアの会。ダブル・アクロスティックの解を考える。Lewis Carroll in His Own Account届く。銀行の帳簿らしく少し大判。*
07・03・08 L2,Cさんが来て4人。ただし、Cさんは来週から帰郷。Pさんがインドのお菓子を作ってきてくれる。L6のClさんがマックベインを読み始めたと嬉しそうに報告してくれる。午後はぼんやり過ごす。細いアスパラガスを茹でる。ラジオでオースティンを聞こうとしている内に寝てしまったらしい。朝家人に叱られた。*・
2006同日 昼休み、フランス近代絵画展、三越。シェイクスピアの会、「リア王」初日。帰りTさんと久々に一杯。HPのこと、万葉集のこと。*
2005同日 長文につき略
07・03・07 明日の教案を考える。2時過ぎから、花見の下見に行く。江戸川橋駅から神田川沿いに歩く。川には鯉が泳ぎ、路傍には、数本に辛夷が咲いていた。小さな水溜りのおたまじゃくしが無数に泳いでいるのを子供と眺め、椿山荘のお庭も見事なもの。なかなか良い花見スポットでそこを抜けて目白台図書館へ寄った。小ぶりだが感じが良かった。ここで『東京お墓散歩』(工藤寛正)という本を見る。好事家と言うのであろうか、ばかに詳しい。必要なところをコピーして雑司が谷霊園に向かう。霊園は良く整備されて、落ち着いた趣。犬を連れて散歩している人が所々立ち話を楽しんでいる。漱石ー夢二ーケーベルー鏡花ー八雲ー荷風ー綱島簗川のお墓を見て、荒川線の雑司が谷から大塚へ出た。大塚の東部事務所でシェイクスピアの会。1630年のリアのバラッドを読んだ。バラッドのCDも聞いてもらった。終って、5人で「一休」で11時過ぎまで飲む。もうマンネリで余り面白くない。帰宅したら12時。*・
07・03・06 1日に、自分より偉いと思われる、英人と米人とをそれぞれ2時間半以上、付き合うのは中身が濃いが疲れる。Piさんには「うぐいすの浄土」を教えた。紅梅が散り残っている中庭で、独活、蕗の薹、たらの芽の話。図書館でしばらく、申告の準備。半日3日懸かると覚悟すべき。Phさん、ゲーム理論、ノーベル賞クラスの理論には残念ながら付いて行けない。夫人の手術間近か。フィリッピンのCさんを知っているという。世間は狭い。
夢枕獏「宿神}の一節。
「そなた、泣いておるのか?}
女は訊ねた。
問われて、初めて、義清は自分の頬を伝わっているもののことに気づいた。
 泣いていたのか、このおれが―
こんな小説を書いてみたいもの。*・
07・03・05 今日過ぎぬ 命もしかと驚かす 入相の鐘の声そかなしき(寂然)こんな歌を聴くと鐘を聞きたくなる。寂然は西行と同じ12世紀の人。子規の 柿喰えば鐘が鳴るなり法隆寺 もこれを踏まえているかもしれない。鐘は除夜の鐘しか聞かなくなった。つい先ごろまで身の回りにあったはず。花の雲 鐘は上野か浅草か(芭蕉)
夢枕獏の朝刊小説の一節「艶やかな、筝の音であった。その音が、天から降りてくる月光をからめとって、闇の中でで淡く光っている。・・・」 TVで屋久島の映像、国会中継を見ているとすぐ時間が経つ。5時過ぎから新宿美禄庵でSさんと飲む。珍しく料理の話。鯖、タンに関してはSさんが上。5時間があっという間に過ぎる。荒れ模様の空も十時過ぎには収まり、満月が煌々と照らす。*・
07・03・04 夜中に一度目を覚まして、2,3時間本を読み、またまた一寝入りするという習慣ができて、もう、数ヶ月なる。「昭和史」「The Power of Flow」を読む。2時過ぎ、図書館へ行って、伝票の整理。5時まであらかた片付いたがあと2回くらい懸かると思う。図書館へは10冊本を持っていったが2冊は惜しくて持ち帰った。*・
07・03・03 だらだらと部屋を片付けていると1日が経ちそうなので、図書館へ行き、バラッドの「リア王」を読む。粗筋だけのような内容なので、がどんな調子が付いていたかが問題。中島久代先生にアプローチを試みるがメールアドレスがおかしいらしい。夕食、家人の黄色いジャンパーの男(3回目)、蜘蛛の話。サンスクリットほんの少し。枝雀「船弁慶」「代書屋」を聞いて寝る。*・
07・03・02 Mさんとの花見のアレンジをする。「ミッシュマッシュ」の原稿を印刷。キンコスへ持っていきコピー、隣のコンビニで発送。便利になったものでる。その近くスターバックスでケストナーを読む。青海苔を買って帰る。正調お好み焼きを作ろうというわけ。夕食後サンスクリットに取り組むが、まだデーワナーガリーnの表記はおぼつかない。わずかでも毎日やらねば身につかない。Kさんの原稿を読む。コレクションも論証も頭が下がる。オースティンを3章まで読む。
07・03・01 L2,2人、た形。良く入る。国立新美術館「異邦人たちのパリ」へ行く。やはり1920年代のものが良い。ポリアコフの実物は初めてだった。隣で「黒川紀章展」をやっていたので覗く。素晴らしい展示なのだが、どうして知事に立候補したのか解せない。新美術館は、何よりも都心にこれだけの土地を見出したことの不思議である。授業報告を書く。バラッドことを調べる.。When flying fameのメロディーをさがしているのだがなかなか見つからない。夜、ラジオでオースティン「高慢と偏見」をやっていたので、本を取り出して聞く。意識が色んな方面に移り、時間の立つのが早い。*・
07・02・28 渋谷に出て原宿まで歩き、渋谷区中央図書館で「リア王」の予習をする。リア最終回。大塚。7人。オルバニーの締めくくりの言葉か、そこはかとなく心に響く。リアには栄光の日々もあったが、オルバニーには来ないだろう。シェイクスピアも多重人格者であるという考えが浮かび、Tさんに話す。藤田五郎「ドイツ語の新しい学び方」を読み出したら止まらず。2月逝く。竹の子は昆布の出汁だけで煮て、美味しかった。*・
2006同日 Phさん。Keeneについてのエッセイを取り上げたのだが、思いもかけない展開となり、Wilfred Owenの戦争詩を教えてもらうことになる。Anthem for Doomed Youthというソネットを暗記していて、書いてくれる。ヘミングウエーのFor Whom the Bell TollsはDonneの詩からきていると。Bellmanのこと、日本の古い映画の話。この人の懐は深い。図書館前では各種の桜が一斉に開花していた。オノマトペのことを少し調べる。Piさん、ゲーム理論、スタートを切る。1章を終え、2章へ。大学の先生3人の翻訳であるが、良い訳ではないので、人事ながら恥ずかしい。K先生から本届く。*
2005同日 「不思議の国をつくる」を読む。著者ヴォルシュレガーは大変な才女で、英国児童文学の高峰、キャロル、リア、バリー、グレアム、ミルンを鳥瞰して、縦横に作品と著者の生涯を論ずる。一見突っぱねた、冷やかな目が心地よい。日本でもこんな人がやがて現れるのだろうか?ただ、作品を楽しむ点においては私は彼女に劣らないと言う気がした。私はまだ大人になっていないのかもしれない。
07・02・27 夜中、多重人格についてのマルチ・チャンネル・モデル(岡野憲一郎)を読む。[『多重人格とは何か?』朝日文庫]これは面白い。晴れ。気温緩む。Phさん、会議か何かで現れず。Piさんの語彙つくり。講演のベンチで春陽を浴びながらの昼飯は極楽。荷風のことが気になって少し調べる。京橋まで出て、近代美術クラブの粒展へ。大河原さんも神山さんも素晴しい。同じ所で勝沼さん、藤井さんたちの展覧会も。田中敏晴先生の個展へ行く。力作ぞろい。これは一種の日本的画法というべきか?空気、時の流れを表そうという画風で面白い。ブックセンターから恵比寿。Piさん学会発表は成功して帰国。その様子を2時間、8割が日本語でしてくれたのは嬉しかった。ただ、ノーベル賞クラスの理論には付いて行けない。6月ベネチア、来年トルコ。鯛焼き5匹、、小さな竹の子1つ買って帰る。音読についてNさんとメール。言語習得とマルチ・チャネルは関係ありそう。
2006同日 昼休み。「粒展」近代ぶ美術クラブ。大河原さんの力作、本人のコメントが良かった。神山さんも頑張る。
2005同日 平先生の紀要、Tさん・Wさんのメール、読む。ヨハネ福音書19章読む。美輪明宏、もっと深い話が聞けると思っていたが・・・*・
07・02・26 日記の日付がずれているのに 気づき少し直した。全部は直しきれない。昨夜、ナッシュ均衡が少し分かった気になって、夜更かしした。会社HPが梅になっているのが気がかりで更新に行くが、PCの具合が悪く、ネットへ伝送も旨く今ないので嫌気が差す。前回もそうだった。日比谷図書館でPiさんのための語彙表つくり。あっという間に3時間が経つ。Iさんにメールしたらなんとドバイへ転勤という。*
2006同日 雨。中央図書館で、Nさんと老子最終回。少し理解が進んだ。知ることはやさしいが実行することは難しいと老子は言う。後は雑談。不規則なものの重要性。(これはノンセンス論に結びつく)美人を見ると悲しい感情なることについて。(美と悲しみの中枢は隣合わせ)。ゼロ・フィールドなど。西麻布へクリサタル・ボウルの音を聞きに行く。ラジオで竹内整一「かなしみの倫理学」を聞く。未明、梁川の話が印象的。歯痛。72.0**
2005同日 クロッキーの会。よく見て手を動かす、これを繰り返す以外に無い。『75歳ドイツで聖書を学ぶ」を読む。正直なところ、このオジサン一体何なの?という感じがするが、他人事ではない。唯一つ、異郷で生を終えるのも良いかとの気になる。**
07・02・25 1日があっという間に過ぎる。図書館で木下順二「夕鶴」を読み、松村先生の「知識精要」の切り張りをしたらもう夕方。Nさんから会読についてのユニークな提案。S先生からシェイクスピア協会加入への提案。こちらは不賛成。*・
2006同日 クロッキーの会は休んで、老子の予習。アーサー・ウエリーを参照する。しっかりした仕事で頭が下がる。独学で中国と日本の古典が読めるようになっただけでなく、訳注まで出せるとは信じられない能力である。*
2005同日 「遊山」リョーインへ製作依頼。
07・02・24 クロッキーの会。インド食材店ー目黒の市場。蕗の薹を買う。生で味噌に刻み込むが、余り野趣がない。栽培しているかも知れない。稲垣勝巳『前世治療の探求』を2時過ぎまで読みふけった。治療している著者が次第に魂の世界にいざなわれているのが分る。解離性同一性障害の人格も前世人格も同じ性格のものではないか?人格を覚えているかが一つのポイント。自動発話、真性異言という言葉も知った。*・
2006同日 会社HPに引合。昼、相川義夫絵画展。3年ぶりという。進歩の跡あり、やはり、絵は描かないと駄目。ご本人、奥さんに会う。i伊福部隆彦「老子」了。「複雑な世界、単純な法則」はいろんな話題が出るのだが最後はどうなるのか?雨。神田、「ヴィクトリア朝詩歌論」、キーツの詩注。オリンピック、荒川静香の金メタルの演技を見る。TさんのHPup.。
2005同日 「遊山」リョーインへ製作依頼。
07・02・23 夜中、Nさんからお借りした稲垣勝巳『前世治療の探求』を読む。中学校生の教育催眠から、次第に深い層へと進む。昨日のPhさんとの話しながら、平安時代の女性の文芸上のレベルの高さは、世界史上まれな現象であると思い、文学年表をチェックする。*・
2006同日 クロッキーの会は休んで、老子の予習。アーサー・ウエリーを参照する。しっかりした仕事で頭が下がる。独学で中国と日本の古典が読めるようになっただけでなく、訳注まで出せるとは信じられない能力である。*
2005同日 Nさんとヨハネ福音書、15,16章。次は中国語に決まる。**
07・02・23 雨。中央図書館。Phさんは会議が伸びて、20分ほど遅れてタクシーで駆け付ける。いろは歌の最初の句に関連して、ちょっとレベルが高すぎるのを承知で、小町の「花の色は・・・」を教える。自分で読んでいる昔ばなしの本を持ってくる。ハーンのものより易しく書かれている。また会議があるPというPhさんと別れ、5Fで独りで食事し、久しぶりに神保町に出る。大島書店でMultiple Personalityの本を買って帰る。「ミッシュマッシュ」の原稿をチェック。家人と家の話、ペットの話。*・
2006同日 春陽。Dさん休み。「ミッシュマッシュ」最終稿を送る。「複雑な世界、単純な法則」は面白い。オリンピックは女子フィギュアに期待が集まっているが・・・*
2005同日 エリクソンのアイデンティティを少し読んでみる。記憶喪失、多重人格の問題も絡む。キャロルの詩の謎、いまだ手掛かり得ず。「じゃじゃ馬馴らし」序幕終える。ここだけでも傑作。
07・02・22 L2,4人、辞書形。皆学ぶ意欲十分なので気持ちがいい。意外なことに3人はカラオケ、お好み焼き、たこ焼きが好き。ムクツ先生からご指導あり。この年で教えていただけるとは有難い。家人とバイオリンの話。円生の「三十石」は江戸からの視点。この話は船頭唄を如何に旨く歌うかにより出来がう。*
2006同日 Fさんから「さくらさくら」の情報、明治21年以前の文献はないのかも。シェイクスピアの会はBBC版「じゃじゃ馬ならし」ジョナサン・ミラー監督。俳優は良いが、解説的な?演出が鼻につく。TVで上原ひろみを聞いていて12時を回った。*
2005同日 さわやかな天気。アカデミーヒルズからの展望が素晴らしい。Pさんとは『作庭記』の話。日本人が忘れ、外人が継承するのが文化かもしれない。アイデンティティーのこと少し書く。名前がアイデンティティーの最後のよりどころか?**・
07・02・21 夜中にMiaily Csikszentmihaily Flowを読了。最後の章は少し把握しがたかったが、こんなに豊かな話題を提供してくれた本も珍しい。幸福論。これをベースに書かれたC.Beliz,M.Lundsrfom The Power of Flowを読み始める。これはシンクロニチティーの本、ニューエージ本の書き方で、読み易い。ミッシュマッシュの原稿を整理。眼鏡が壊れれて古い眼鏡を取り出してかける。ぐずぐずしているうちに夕方となって、シェイクスピアの会へ行く。元気良く歩いていたら足がつってしまった。リア王、見事な筆さばきで終局に向かう。円生の「三十石」を聞きながら眠ったらしい。*・
2006同日 クラスで「さくらさくら」が意外にも受ける。中央図書館で、英語青年、イェイツを少し。
Pさん:ゲーム理論のHP。現実の世界に面白い素材が転がっているのにどうして日本の学者は手をつけないのかと。オリンピックの、始まって以来の選手と役員・コーチ比で検証など。*・
2005同日 「不思議の国をつくる」は辛口だがいい。*
07・02・20
中央図書館。Phさん、「いろはにほへと」を覚えたというので書いてもらったら、完璧にできた。ナーサリーライムのことを少し話しあう。ロンドンには300以上の小劇場があるという。小泉八雲を教えてあげようとするが、全集が開架式のところない。小雨降る梅の庭で立って一緒に昼飯。多少の雨だと野外を選択するこの英人の野人ぽいところがが好き。ランニング・クラブの27人のうち、9人が東京マラソンに申し込んだが、出場は4人。完走した4人のため、後でクラブのパーティーをしたと。ちなみに会社にはクリケットのクラブもあるという。木曜の日本語教室の教案作り、明日のリアの予習を済まして、恵比寿まで歩く。約30分。Good Day Booksで立ち読み。結局、サンスクリットの学習書を買う。もう何冊も持っているし、本を買っても何の実力もつかないのに・・・ブルースさんが卒塔婆のサンスクリットのことを話題に出す。FMでバイバ・スクリデ「クロイツエル」などを聞く。*・
2006同日 会社HP.。「ONE L」を読み進む。K先生から「ミッシュマッシュ」原稿の校正いただく。私の日本語はおかしいのかも。72.6*
2005同日 久々に映画を見る。「ネバーランド」。「ピーター・パン」の誕生の過程を描いたといえる映画で、理由は良く分からないのだが感動した。ケイト・ウインスレットなどの名優、背景、音楽・・・永遠の少年ということの裏には喪失というものが隠されていると。キャロルの場合はどうであろうか?「不思議の国をつくる」ヴォルシレンガーを読む。*・
07・02・19 香采をたっぷり入れてお好み焼きを作るとどうなるかの実験。まあまあ。4時前、門前仲町、「魚三」の前は3、40人並んでいた。開店と同時にほとんど満席。とにかく安い。2時間以上いて良く食べ、私はお酒5杯飲んだ。ラスベガスの話。Sさんの払い。富岡八幡と深川不動へお参りして、喫茶店でおしゃべりした。和田さんの詩集を差し上げる。日本語、英語の話など。チクセントミハイリは終わりに近づく。枝雀「三十石」を聞いて寝る。*・
2006同日 サンデープロジェクトと碁見ていると半日が過ぎた。久々に老子を読む。余培林訳で何とか最後までたどり着く。Kさんからシェイクスピアの話など。ブキャナン「複雑な世界、単純な法則」を図書館で借りて読み出すと面白い。*・
2005同日 半日がかりで部屋の掃除。本を処分しない限りく片付くはずばない。ホコリを吸うので後は調子が悪い。図書館へ本を少し持っていく。グレアムは単語が難しいが、心打つ箇所多い。このことによって「不思議の国のアリス」の特異性も良く分かる。*・
07・02・18 Fさんへの手紙と鈴木漠さんへの礼状を投函し、お昼、大きなお好み焼きを作り、碁を見て、何賀状を整理したら夜になった。オーデン『わが読書』の「ルイス・キャロル」を読む。私のアリス観と近い。アリスはそうありたい原点なのである。短いが愛情あるエッセイである。*・
2006同日 絵を少し。クロキーの会、マンネリで興が湧かない。早めに切り上げ、予約していたY.B.イエイツの本を取りに図書館へ。つ『いでに「年中行事絵巻」を見る。これは後白河院の命により描かれただが、原本は焼失し、今見ることが出来るのは17世紀の摸本である。それにしても見事な筆力。ひらかなで鍛え上げた筆法なのであろう。また、平安時代の文化の高さを知る。馬も沢山出てくるし、官位あるもの正装も見事。*・
2005同日 「ミッシュマッシュ」届く。一晩で大半目を通す。力作揃いで楽しめる。
07・02・17 雀の種類は手元の本で27種類もあった。これはアメリカの話。日本ではどうだろうか?Nさん宅で、10時過ぎから4時前までかかり、エーミール7章から10章まで読む。次は「モモ」読むことに決める。つきみ野の駅前の喫茶店でいつものようにおしゃべり。雨となる。夜Fさんに手紙を書く。
2006同日 Sさんに寿司をご馳走になる。癌を促進するアガリクスの話。展覧会「両洋の眼」。ゲームの理論読む。渡辺隆裕さんのHP読む。奇しくも、TVで「ビューティフル・マインド」をやっていたので見る。前に見た程の感動はない。72.6
2005同日 キャロルのダブル・アスロスチックまだ手がかりつかめず。ガードナーが匙を投げたのだから、そう簡単には行かぬ。安井先生訳「地下の国のアリス」の紹介文をUP。*・
07・02・16 春陽。Phさん。映画の話を少しして、テキスト。梅の下で一緒に昼食。「鶴の恩返し」を読んでいるという。足元にスズメが1羽寄ってきて、米粒をねだる。Phさんによると家の雀と山の雀がいるという。Phさんの去った後、春の日差しの中、梅を見ていると目白が盛んに蜜を吸っている。明日のNさんとのエーミール会読のための復習。第8章に3時間もかかってしまった。要はまだドイツ語は分かっていないということ。きずしの続き。夕方、気温が下がる、夕日を見ながら、烏龍茶を飲んで帰宅。1昼夜の塩と30分に酢。私は浅いほうが良い。*
2006同日 絵を少し。クロキーの会、マンネリで興が湧かない。早めに切り上げ、予約していたY.B.イエイツの本を取りに図書館へ。ついでに「年中行事絵巻」を見る。これは後白河院の命により描かれただが、原本は焼失し、今見ることが出来るのは17世紀の摸本である。それにしても見事な筆力。ひらかなで鍛え上げた筆法なのであろう。また、平安時代の文化の高さを知る。馬も沢山出てくるし、官位あるもの正装も見事。*・
2005同日 シェイクスピアの会、男性のみ。*
07・02・15 日赤の中の見事な枝ぶりの老松は別のところに移植だれたがコンクリートに囲まれた中だった。L2,3人。ない形の3つの使い方を教える。生徒は良く付いてきてくれるが、疲れた。渋谷市場で鯖を3枚に下ろしてもらう。大きなキャベツが68円とは。きずしの作り方は、驚くほどいろいろな方法があるの適当に作る。家人は食べないので問題はない。2時間塩、30分酢、おいしいが、少し若い感じ。授業報告を書く。*・
2006同日 クロッキーの会場所取り。2つの図書館に寄り帰宅。うつらうつらと囲碁を見、FMでボエームを聞き、絵を少し描いて、食後早々に寝る。*・
2005同日 一木会、オールドステーション、8名。全員元気で何より。後,如水会館で碁、Yさんと一勝一敗。Pさんと「れる・られる」を2時間。日本語の中の受身的表現の面白さ。Pさんはこの話はまだ無理。自分でコントロールできないこと(確かにそんなことが多い)にして、自分は責任をとらない日本人。日本の宗教に通ず。Tさんとメールのやり取り。*・
07・02・14 私にもバレンタインのチョコレートを呉れる人が一人いた。昔、手提げ袋に持ちきれないほど持ち帰ったこともあったなぁ。クロッキーの会の予定表を作り、Mさんへ送る。リア王予習。明日の教案作り。シェイクスピアの会。Iさんが少し落ち着かれたのではないかとと思う。7人。次作が話題となる。『アテネのタいモン』になるだろう。鍵をかけずに出ていたと家人がお冠。ボケが始まっているのかも。Nさん「魂のチャレンジ」論。*・
07・02・13 寒さ戻る。会社に顔を出して、日比谷へ。「チェンマイ」でタイ・カレー。久々の映画。「不都合な真実」地球温暖化に取り組むゴアのプレゼンテーション。真正面から、堂々とした取り組みで見事だった。こんなことができる政治家は日本にいない。Piさんは来週の世界学会の話。最高の学者たちの中で、30分プレゼンテーションをする。漢字の勉強を少し。ネルソンの辞書を良く引いている。Fさんから長いお手紙。鈴木漠さんから「おたくさ」。Nさんから催眠療法の話など。小山鉄郎『白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい』はいい本だった。*・
07・02・12 カレンダーでは今日は休日だが、Phさんの日本語のレッスン。雲ひとつない青空が広がり、心まで澄みわたる。昼飯はやはり一緒に満開の梅の庭で食べる。昨夜N響のマーラーを聞いたと。私は再び図書館に戻り、エーミール12章を読み、デーワナーガリーの練習を少しする。帰りに再び梅の庭に行き熱い烏龍茶を飲んでひと時を過ごす。授業報告を書いたりしていたら1日が経ってしまった。*
07・02・11 デーワナーガリを復習のため図書館から借りたヒンズー語のテープを聞く。八王子の「手前の北野の三堀さん宅に招待される。9人が参加。奥さんのたくさんの手料理、デザート、お茶を含め満点。コレクションを見せてもらう。サッキン、グレゴ、マリノ・マリーニ、高畠達四郎、野口弥太郎、野間仁根、寺島竜一、佐々木豊、など・・・昼過ぎから始まった宴会はいつの間にか夜に及び帰宅したのは9時半。松田さんと一緒に渋谷に出る。札幌の産、私より深く戦争を味わった世代。快晴だがやや寒い。*・
07・02・10 クロッキーの会は珍しく男性の方が多かった。いつも思うのだが、時間の短いポーズには美しいものが多い。松村先生の「知識精要」を、文字表を頼りにデーワナガーリーに変換しているが、結構時間がかかる。この前アメ横で買った干し海老を使ってお好み焼きを作る。木場田さんのカポーティーの文を読む。高屋さんの白秋の翻訳過程を追う話面白い。*・
2006同日 A Widow for One Year読了。語り口とリアルな描写で最後まで読まされた。シドニー・シェルダン張りの通俗小説と紙一重なのだが、なにやら残るものがあるのはさすが。
巻末に著者自ら作品を語る頁が12頁ついていて、これもよかった。さらに、読書会のためのトッピックスもリストアップされており、小説が商品の一つであることもわかる。(この本の翻訳はは文庫本にもなっているが、どうしてこの巻末の部分を訳出しなかったのだろうか?格好のアービング入門だと思うのだが)
2005同日 中央図書館、キャロルの詩のことなど。*・
07・02・09 夜中Csikszentmihlyを少し。Phさん、In Memoriamの話を少しして、テキストへ。1時から会議のあるというPhさんを送って、一人梅の香りのする中庭で昼食。1合の酒、わずかな酒肴、おにぎり一つで豊かなひと時を過ごす。(魔法瓶の熱い烏龍茶が一番値打ちがある)エーミール11章を終え、ナショナル・スーパーで青唐辛子を買い渋谷へ。東急の現代女流書家100人展。意外とスケールが小さい。安井先生のお母様の書は、鑑の国からとったもので、美しいものだった。yaプシュパさんのキャベツのカレーを作る。大変簡単なのだが良くできている。神戸のUさんから葉書。
2006同日 DさんはThe New YorkerEsquireに投稿する文学青年と知る。如水会館、久々の碁。Y×、M○、N×、持ち点129となる。NさんのHPで知った「鏡の法則」を読む。*・
2005同日 三枝充悳対談集「仏教の思想」は面白く、3日間、読み続けた。思想の深み、広がりから、学者の生活、話者の息使いまで伺えた。シェイクスピアの会は9人。新書館より翻訳用の原詩届く。
07・02・08 L2,フィリッピンのCさん、主夫だという。ロシア風鰯のマリネもって行く。まあまあといった所だかエレーナさんは喜んだ。。インドのPさんがキャベツのカレーの作り方を書いてくる。前から行きたかった中国国家博物館名品展を上野に見に行く。今日も好天。展覧会は質は高いが量は少ない。中国がギリシャをはるかに越えていたことがよくわかる。隣でマーオリの展覧会もやっていたので見る。久しぶりのアメ横を通って、昆布と干海老を買って帰る。鰯も鯖もここでは正常な値段。高屋さんからの資料を見る。マザーグースでは西高東低かも知れない。家人とヴァイオリンの先生の話など。松村先生にお願いしたジャイナ教の「知識精要」の翻訳始まる。
2006同日 キャロルとジョン・レノンの関係を調べる。A Widow for One Yearは最終章に入る。*
2005同日 「ロンドン通信」更新。Pさんにリービ英雄「英語で読む万葉集」を見せが興た味示さない。**・
07・02・07 終日自宅。リアの予習。セロリとジャガイモの蒸し物。シェクスピアの会。明日の教案作り。*・ 71.6
2006同日 「博士の愛した数式」を生徒に勧める。字幕付きのものが上映されるので。また、図書館でうつらうつら。Pさん、ジョン・ナッシュの話に熱が入る。ゲーム理論とオプション理論の統合が再度でるが私には残念ながら分からない。
2005同日 Nさんの中論に触発されって、三枝充悳対談集「仏教の思想」ひもとく。きら星のごとき東大印哲の人々。少なくともサンスクリットが自在に読めないと話しにならない世界。昼休み、ブックセンターでリービ英雄「英語で読む万葉集」、これもまた面白い。
「花の精たち」の編集躓き前に進まない。サムネイルの仕掛けがわからない。*・
07・02・06 春のような日差し。有栖川公園ではアジサイの植え替えしていた。Phさんとはレッスンいろは歌から始めた。あと、いつものように梅の咲いている中庭でお弁当.キャザリンちゃん、ラテン語で賞を取った。テニスンを読んでいるという。In Memoriamの話をしたら目がきらりと光った。そして、一節を唱えてくれた。
  I hold it true, whate'er befall;
     I feel it when I sorrow most;
     'tis better to have love and lost
  Than never to have loved at all.
最初の一行は、両手を胸の前に組んで、言った。有名な最後の2行がこんな所にあるとは知らなかった。ケストナーを少し。
Piさん、スターリンと松岡洋右や国体の本義の話。国際ガス会議のDVDそのほかたくさんの話題。ダビンチの手記から実際にロボットを作ったという人の本など。・・・・エレーナさんの鰯のマリネ?4日目、味はまずまず。
50年前、笹井憲三さんからいただいたIn Memoriamを取り出してし詩句を確認する。
2006同日 名著シェーウエルの「ノンセンスの領域」を高山宏訳で読む。今から50年以上も前の本なのだが、骨太の明快な論述で、西洋的知性の典型を見る。日本では、トーマス・アクイナの「神学大全」からラッセルらの「プリンキア・マテマテカ」まで踏まえて、ノンセンスを論じることの出来る人はいない。しかし、まだノンセンス論序説といったところか。*・
2005同日 図書館で「シェイクスピアの音楽」借りる。柳の唄もメレデス・ホールと人の澄んだ声で歌われている。山浦拓造「シェイクスピア音楽論序説」では、この唄はもともと失意の男性の唄をシェイクスピアが主人公を女性にしたと。「柳の木」ほぼ完成。*・
07・02・05 午後、原宿へ散歩。Nashの伝記Beautiful Mindを買う。帰り、表参道の交差点近くでマーガレットさんに会う。モルガン(小3)と小1のお嬢さんと一緒。日米会話学院に毎日行っていると。モルガン君、どうぞよろしくと言いながら手を差し出す。綺麗な少年だった。かすかに春の訪れが感じられる。何もしないうちに日が暮れた。Nさんと般若心経の話。*・
2006同日 博士の愛した数式」良い映画だった。面白い台詞がちりばめられていて飽きない。景色も美しい。懸賞論文に賞を取って「神様の手帳をちょっと覗いたに過ぎない」と。Blueparrotへはじめて行く。大変な込みよう。マザーグース4冊。*・
2005同日 久しぶりのクロッキー。N先生よりご返事。*・
07・02・04 午後、マザーグース学会、Jack and Jill, 藤野先生が解説。例会では3つ4つ得ることがある。英国の人にマザーグースのことを聞いてもよく知らないという話など。IさんからFrom Mother Goose to Dr. Seussをいただく。藤野先生の案内で渋谷The Aldgate、まずまずの店だった。7人。kさんからカポーティの資料などいただく。中村天風「運命を拓く」4読。*・
2006同日 会社HP更新。原稿チェック。新年会、鳥元。「洛中書問]読了。
2005同日 Alice,Where art thou?という古い曲、TownsendのWritten for Children柳の唄、新しい発見あり。Sさんから遊山原稿届く。*
07・02・03 Racing the Enemy届く。図書館に本を持っていく。1941年4月の日ソ中立条約当時の新聞時事をコピー。エーミールの10章をもう一度初めから読む。JACK and Jillのことを調べる。『白川静さんに学ぶ漢字は楽しい』は白川文字学が展望できて素晴らしい本である。呪術的礼儀と軍事に還元される。*・
2006同日 書評1編up。駅伝を少し見る。散歩、表参道から原宿へ。72.4 *・
2005同日 麻布台、今期はなしとなる。arsさんのご意見を「アリスの系譜」へ。散歩、巽書店へ。風は冷たいが晴天。空が美しい。梅開花。*
07・02・02 快晴、寒い。Phさん、花札の梅に鶯は実は目白ではないかとの先週の続きをする。図書館には花札の良い本が無い。いろはカルタや百人一首の話をして、テキストへ。昼は庭で梅を見ながらi弁当。鳥の名を聞かれたが分からなかった。帰りに公園の絵看板を見たら四十がらと分かった。エーミール10章終わる。子供の本にしては結構難しい。ロシアのEさんのレシピを実行する。いわしが1匹150円とは。マリネ液は簡単だが、魚を捌くのにも手がかかる。家人が魚に手を出さないはず。昨日に続き「文革」のTVを見る。* 72.6
2006同日 レベル6。2名。同意、賛同する際の表現。新しい本屋教えてもらう。日にちを間違え如水会館に行ってしまったが、Spritualismの本など見つける。本の方からやって来る感じ。*
2005同日 今日のシェイクスピアの会、伊藤さん復帰、新人さらに2人。The Taming of the Shrew始まる。「柳の木」書き進める。
07・02・01 L2,Eさん、Pさん、熱心で、反応がいい。M先生から指導を受ける。限られた授業時間に生徒に何を残していくかが明確に示されていて、また、その熱情が感じられて心地よかった。既習事項を十分抑えることが私の課題。テレビで2時間「文化大革命」を見る。「生む機械」で国会紛糾。もっと大切な争点は無いのか。日本魚類学会が差別的魚名を変えるとある。「バカ」「メクラ」が差別用語だとすような考えはおかしい。もっと怖いのはマスコミ、役人・・・影に怯えて自ら、バカの先頭立っていることだ。このような人々が結局戦争へと駆り立てる。*・
2006同日 アーク同窓会、羽當、約3時間の楽しい語らい。シェイクスピアの会。一日雨。*
2005同日 昨日より慈雲尊者法話集を読み続け、読み終える。自心がすべてと説く。Tさんよりメールで「英語青年」の原稿戴く。白秋以前のマザーグース訳について。Pさん。**・