2006日記 2006・1・1〜12・31  戻る
06・12・31 2時過ぎまで海道龍一郎『真剣 −新陰流を創った男、上泉伊勢守信綱』を読み続け読了。兵法とは何か、自己を磨くとはなにか、いつも生死の懸けて生きていた戦国時代の男の話である。文章にやや硬さが見られるが素晴しい作品であった。息子達に読ませたい。枕頭の書を整理する。80冊あったのを半分に減らす。枕頭以外にも読みかけて途中になっている本が200冊くらいあるかも。早く本離れしなくてはならない。水上勉の『土を喰う日々』は禅寺の小僧時代に身につけたものだから値打ちがある。おいしい年越しそばをいただき、紅白歌合戦にチャネルをあわせるが2曲で止めた。NHK
は下手。アクセス34600を超える。山本玄峰「毒語心経提唱」読み始める。柚子湯、71.8.年越しの座禅。あっという間の1年だった。**
2005同日 朝、年賀状の残り。掃除。論文英訳入力。10時過ぎ入力おえると今年は殆ど残っていなかった。休まず走り続けた今年の後半だった。
2004同日 珍しく雪となった。キャロルの日記、老子を読んだり、ラジオを聞きながら本の整理をしたり・・・キャロルの日記からシェイクスピア関連事項の摘出開始。
2003同日 ナーサリーライム、英国の子供の詩の関連本を一箇所に。160冊余あり、重複本2冊。
夏の腸閉塞に似た症状でちょっと心配
立川武蔵「般若心経の新しい読み方」、連句誌「おたくさ」
06・12・30 正月用の花を買いに恵比寿へ。蛍光灯も暖色のものに変える。『ガサ・クリスティーはマザーグースがお好き』読了。クリスティーのキャロル引用も出てくる。エーミール第8章へ。松山さんから電話あり。声を聞きたかったと。ゴルフは腰痛で止め、麻雀も仲間がなくなり淋しくなったと。この前の蒟蒻の田楽で開眼し、今日は小芋でやってみる。味噌を使わず、タヒニをベース。味醂と酢を入れれば格好が付くようだ。古い日記を後で見るのではなく予め読んでおく事にする。*・
2005同日 終日年賀状制作。不完全な住所録で始め、ソフトもなれないので、一部手書きしたり、悪戦苦闘 だった。キャロル日記5年分抄訳提出。仏花買に渋谷へ。*・
2004同日 シーツ取替え、ベッドの上の本約100冊の移動など一仕事。快晴、善福寺、お墓の維持費支払いにゆき、花を買って帰る。仏壇掃除。YさんのHPを更新。平先生の本、読了。
2003同日 ボツボツと部屋の整理。
06・12・29 一日だらだらと部屋の片付け。、見た目は変わらなくてがっかり。仏壇の掃除など。TVでフィギャースケートを見る。浅田真央がトップ。 『真剣』を少し。*・
2005同日 仕事収め。銘酒4合、いつまでも酔いが残った。*・
2004同日 ボタン雪。Sさんとラーメンの昼食、リンゴ戴く。仕事収め。
2003同日 会社新年のHPつくり。仕事納め。風邪で早々に退社。
06・12・28 10時頃から3時頃まで、本の整理。30冊ばかりGOOD DAY BOOKSへ持って行く。妙子さんに勧められてThe Hunyig of SnarkのHynoelen Oxenbuの挿絵本を買う。子供のための本である。Yさんからかまぼこ届く。夜お礼の電話。本の減量作戦をひつこく続けなければならない。買うとき思案して買ったのだから、処分するのにも思案してしまってなかなか進まない。71.8*・
2005同日 Sさんとラーメン。松前漬けもらう。Yクラブ。*・
2004同日 本の整理。本を一袋、図書館へ。Pさん、今年最後のレッスン。伊福部隆彦「現代訳 老子」読み続ける。
06・12・27 「真剣」少し進む。武芸とはエゴに対面する修行である。健康保険など支払い。殆んど待たず。会社へ。HPを更新しようとしたらデータがなくなり、設定が失われていた。気を持ち直すため食事へ、「ダバインディア」南インドのカレーというが、普通のカレー。年賀状投函。4時過ぎHP更新完了。PCに時間が取られる事ばかり。『和田英子詩集』のお礼。恵比寿経由帰宅。屠蘇散附き味醂を買って帰ったら、家人、既に買っていた。蒟蒻の田楽は80点。暖かな晴天。角田光雄さん逝去の報。*・
2005同日 快晴の日が続く。Phさんと「夢十夜」、論文の一部英訳をチエックしてもらう。ジャバオッキーを暗唱出来るのは驚き。キャロルは読んでいてその響きが心地よく、次にどうなるかの期待感を抱かせるのが上手いと。「シルビー」の初版も持っている。奥が深く楽しみ。図書館に残り、論文の英訳続ける。6時帰宅。リーチIn the Shadow of the Dream Child 読了。キャロル観が変る?*・
2004同日 Yさんよりカマボコいただく。楽天とYahooのオークション初体験。アリス中国版CD、老子ピンイン本。花粉症らしい。
2003同日 年賀状つくり。風邪。
06・12・26 筆王、嫌い!迷走するソフト。ハートの女王のところのクロッケーはこのようなものでなかったかと思う。手段と結果が制御できなくて、ルールが分らないゲーム。普通の3倍は掛かったのではないかと思う。それでも夜、10時何とか最終に漕ぎつける。こんな不快の事は久しぶり。昼、住所を入力していて、急に、思い立って弟の携帯に電話したら、なんと目黒に出ていていると言う。東京駅で2時間ほど飲む。これは良い偶然。今日一日は強い雨。矢野文雄『アガサ・クリスティーはマザーグ・グースがお好き』は、恐るべき本である。薀蓄に脱帽。岸田理生さんのマザーグースはちょっと変、でも古本は結構高い。*・
2005同日 各社挨拶廻り。T社で久々にMさんに会う。論文英訳。*
2004同日 Good Day Booksへ本1袋、代わりにChikdren Verseなど。図書館へ本1袋。
食談はほとんど処分。沢村貞子「献立日記]残す。記録を残すことは良く生きるための方便と気づかせてくれる。
2003同日 シェイクスピアの会の忘年会、夢現。10名。
06・12・25 若者ぞろいの100人足らずのメーカーへ顧問として就任し、初日迎えている。社長とも若者とも上手くいっている。明け方の夢。筆王相変わらず。思い起こせは3日前、電源につながず使っていて、電池切れで瞬断したことがあった。それがが原因かもしれない。5年連続日記を始めようと思いつく。例えは下の欄のように。過去は2年ぐらいが良いかも。*・
2005同日 論文英訳のための引用文など準備。クリスマス。*
2004同日 Good Day Booksへ本1袋、代わりにChikdren Verseなど。図書館へ本1袋。
食談はほとんど処分。沢村貞子「献立日記]残す。記録を残すことは良く生きるための方便と気づかせてくれる。
2003同日 ケストナーの映画化「飛ぶ教室」
06・12・24 筆王には泣かされる。入れたはずのものが入っていないとかとにかく挙動が不可解。まだ住所の入力が済まない。碁を見たり、ラジオを聴いたりしながらではあるが、1日がたってしまった。長崎のKさんから『無限大』を見たと。Iさんから葉書。71.6  **・
06・12・23 入力に時間がかかる。気分転換に高円寺へ。雑書5冊。再度蒟蒻、60点の出来。2時間分の入力が消えてしまってショックを受けたところで夕食。気を取り直して入力再開するが、筆王の調子がおかしい(と思う)のでPCをいじっているうちにインターネットへの接続も出来なくなってパニックに陥る。LANの接続を切ったのが原因らしい。一人でもLANとは解せないが・・・1時間で復旧してやれやれこれで寝れる。12時を回ってしまった。日記の日付も間違えていたので正す。散々な一日だった。「真剣」を少し読む。武士道の根本には武芸があることを最近は忘れられている。*・
06・12・22 たいらさん、吉岡夫人、F先生から葉書。堀川さんに戴いたテープを聴きながら、住所入力続ける。なかなか進まないが、一人一人のことを思い出しながら打つのだから値打ちがある、昔、手書きの時はそうだった。今度は里芋の煮物に挑戦、75点くらいか?冬至、柚子湯。家人、風呂の中で柚子をいじらないでと注意。72.6*
06・12・21 朝、宗宮喜代子「アリスの理論」本多勝一「日本語の作文技術」読了。年賀状のために住所を入力を一から始める。毎年祁答院さんから戴くインドの細密画のカレンダーを眺めていて、16,17世紀のムガルー帝国の文明の高さに驚嘆する。入力続ける。図書館で「真剣」など借りる。ピリ辛コンニャクに再度挑戦。オリーブオイルで炒め、酒、コンソメ、醤油、味醂のたれで煮詰める。題して「国際ピリ辛コンニャク」。味は70点。隠し味に砂糖を入れるべきだったか。*
06・12・20 会社、「無限大」のアンケートを出す。リア予習。雑司が谷へ。図書館でケストナー、それから例会へ。リアの狂気進む。宝くじを買かって帰ると家人も買ったという。笑い。*・
06・12・19 図書館。本7冊持って行く。ケストナー、6章3ページ。浜田広介の子供向けの伝記がリサイクル・コーナーにあったので貰う。Piさんの今年最後のレッスン。8割以上日本語で話せるようになっていたのに、今日は5割以上英語で少しがっかり。しかし、内容は国際的舞台の雄大な話。スパイ小説を書かないかと本気とも冗談とも付かぬお誘い。007に対抗するようなキャラクターつくりを楽しげに話す。今年はよく進歩したと。こちらもよい勉強をさせていただいた1年だった。*
06・12・18 吉岡夫人から1997年11月20日に鎌倉で行われた、神船時代の同期会の時の写真が欲しいとの手紙があった。吉岡さんはその時幹事だったのだが、出れなくて気にしているとの事であった。吉岡さんはその翌年に亡くなっているのだが、この同期会は彼の倒れる直前のことであったので、気になっていたのであろう。几帳面な彼のことだから判る気がする。早速その写真を探し出して、「無限大」と共に送って霊前に供えてもらうことにする。徒歩旅行、登山、仕事、酒、本当に多くのことで吉岡さんと苦楽を共にさせていただいた。写真探しをきっかけに少し片付ける。夕、ヤンソン氏の誘惑を作る。オーブンで1時間以上かけないと駄目。少し早すぎた。一度電子レンジを併用するとどうなるかやってみる。*・
06・12・17 午後晴れ。散歩。家の近くの街路樹はほとんど銀杏だと分った。見事に黄葉して散り、その存在感を表わしていた。神田、Old,Old Fairy Tales,クリック・シャンクの挿絵のある訳本「天路歴程」など。和服のお嬢さんが二人、古書会館で長い間棚を見ていていた。宗宮喜代子「アリスの論理」読む。明快な記述である。「無限大」の記事、直ぐにメールを下さる方、無視される方、人様々でいい勉強になる。*・
06・12・16 クロッキーの会、今年最終。レクホールへ戻る。30人前後の盛会。引き続き忘年会を「あっぱれ」で。24人参加。3分の1新顔だが充実した会だった。「無限大」ネットで見えることが分ったので何人かにメールする。「シェーイクスピア式イギリス診断」秋島百合子は何度も捨てようかと思った本だが通読して面白かった。伴侶がイギリス人であることが、イギリスに入り込む大きな要因と思われる。*・
06・12・15 重工へカレンダーを持ってゆく。帰りGOOD DAY BOOKSへ行き、先日の生姜のお礼と「無限大」を見せる。ラーマ・クリシュナの古い本。通りの八百屋で蒟蒻を買う。130円とは安い。*・
06・12・14 昼前、IBM、お寿司をご馳走になる。一時半、如水会館。7人。Kさん、Yさんに負け、Dさんに勝ち、持ち点130。8時過ぎ帰宅。*・
06・12・13 Sさんとラーメンの昼飯。リンゴ戴く。シェイクスピアの会忘年会。ジョナサン要町店。8人。6時半から9時近くまで続いた。Tさん参加出来ず。Wさん今年一杯で脱会。Sさんより紅茶戴く。*・
06・12・12 日本語教室打ち合わせ。来期はレベル2。私にとっては下のクラス程勉強になる。Piさん。お父さん作詞作曲の譜面を持ってくる。曲,詩とも穏やかなものであった。後半はゲーム理論の語彙とオプション問題。後者は理解できない。もう3年近くなるというのに・・・*・
06・12・11 ミッシュマッシュの原稿を英語で書き始める。丸善。京法36会、いつもより3割は少ない。皆年を取った。J2は加賀山、占部、私の3人。Nさんから「ハートの世界」の話。*・
06・12・10 穏やかな冬日、エ-ミールの第一回。Nさん宅で、1,2章。二人で読むと値打ちがある。リアルに描き出す手腕に感心。昼は蕎麦屋、帰り、喫茶店での言語、音、味、の雑談も面白かった。途中、つる舞の里歴史資料館で横穴墓の展示を見る。珍しいものだった。*
06・12・09 G、マンション購入のことで来る。15時、オールドステーションでキャロル協会の忘年会。13人。竹田、久保、母娘の参加が嬉しい。Kさんの名セリで、沢山のオークションがあった。私もマザーグース本3冊落とす。2次会、9時終る。*・
06・12・08 イシグロ、マハリシなど読んで、2度寝。朝方、見性を体験している夢。Kさんから「不思議」の話。TV、ベンガル虎のドキュメンタリー。喫茶店でケストナーを読んで、日本語教室の修業パ^ティー。英2人、仏5人(子供2を含む)、露4人、ブラジル2人、伊2人、・・・手作りのケーキなど持ち寄る。9時ごろまで。結構疲れる。
06・12・07 女学館前の銀杏が黄葉して散りはじめた。L7の漢字は黄葉、黄葉、散るを中心に。来期レベル7を開かないことについてPiさんと話した。結論は先送り。横浜に出てスターバックでケストナーを読み、5時「萬里」へ、佐山、河合、野間、田中二人、黒木で7名。折角の再会なのに取り留めもない話で時間が過ぎてしまう。よくある話。*・
06・12・06 はらはらと落ち葉ちるなり ― ガーデンヒルズの中の欅の落葉を楽しみながら広尾へ出る。「はらはらと」は英語では表現できないだろうなど思いながら・・・ドビッシーに作曲させたい。一陣の風で舞い落ちる光景は白山で味わった。一生忘れない。会社に顔を出して、リヤ王の予習をして、飯田橋の「ひらいたかこ」さんの個展へ。素晴しい完成度である。ご本人ともゆっくりお話できた。挿絵より造形作品が数等良い。それから、雑司が谷へ。図書館でケストナーを少し読んだ。公案:遠寺の鐘声を止めよ。帰っていつものように晩酌。*・
06・12・05 ケストナーを少し。久々にPiさん。この一ヶ月の出来事を細々と説明してくれた。11月23日没、享年77歳。父君の終焉に十分なことができた満足感が伺える。アメリカの家族のあり方が良くわかって興味深かった。銀行の金庫には何もなかったという話はさわやか。音楽家としてのお父さんが浮き彫りになる。トランペット、ギター、ピアノ、そして作曲、来週はそれを見せてくれると言う。Nさんと言語学習についてのやり取り。*・
06・12・04 TV「ゴリラの群れる森オザラ」美しいゴリラのボス。平積みの本の山を整理するのに半日掛かる。とりあえず英詩関係を外に移す。ダンももイエーツも6冊あるが殆んど読んでいない。積読もそろそろ限界が来ている。ケストナーを少し。Piさん帰国。明日から始めたいと。23日父君逝去。*・
06・12・03 渋谷と目黒の図書館に本を返しに行ったのだが、途中、郷土博物館で「折口信夫の世界」を見、図書館でマーウィンの詩をコピーし、目黒美術館で「素描する人々」を見て、目黒の図書館でカレーの本を借りて帰ったら、夕方になってしまった。「素描・・・」は今日まで。今から100年前の京都の洋画研究所のデッサンの展示で、大変値打ちがあった。安井曽太郎。黒田重太郎などが1作品に1週間かけたであろう木炭デッサンが大量に展示されていた。モデルは髷を結っており、画学生は紋付を着ている。真剣な気迫が感じられる。今の芸大の生徒はどうなのだろうか?
06・12・02 SF「夏への扉」了。楽しめた。50年前の本で未来の設定が2000年となっているので
色々ないみで思考に面白い効果を与えた。クロッキーの会、さくらプラザ、10に程。5時、新宿、美録亭、SさんとKさんと9時頃までとりとめもなくおしゃべり。Tさんから発表要旨のついてメール。昔、エリカさん英文を直したこと思い出した。*・
06・12・01 L6,2人。Vさんグロワッサンを持ってくる。漢字を集中して教えたが、疲れた。神田経由尾島庄太郎「W・B・イエーツ」を得て帰宅。エミール3章了。*・
06・11・30 L7,3人。文句を言うの最終回。3人の宿題の添削を返して、Piさんに私の英語を見てもらった。やはりネイティヴは違う。戴いた生姜は大変おいしいのだが、保存が利かないので一部佃煮にしたら折角の風味がきえてしまった。手間隙を掛けたのにがっかり。大会発表要旨を送る。いつの間にかアクセス34000を越えていた。*・
06・11・29 平野真佐子さんの個展 茅場町 明るい楽しい個展だった。 会社へ顔を出し、ケストナー ゲーム理論 語彙集。 GOOD DAY BOOKS 挿絵に引かれて子供の本2冊、クライブさん本の話やキーンさんの話しをして、」無農薬しょうがを沢山戴いて帰る。豊かな一日となった。*・
06・11・28 宮田・篠塚・三好「マザーグース童謡集」は初心者用のものだが、大変良心的な本だと思った。大会発表要旨作成。TV溝口健二「残菊物語」。一日経つのが早い。家人、美容院の話、黄色いジャンパーの外人の話。*・
06・11・27 明け方、キーン「Frog in the Well」読了。崋山の人、時代、絵を上手く描き出していた。dysonという掃除機が来る。ケストナー3章へ。*・
06・11・26 マザーグース学会、下北沢。好きで集まる会合は気持ちが良い。藤野先生のOld Mpther Hubbardには圧倒された。ABCの歌も面白かった。オークション、2点落札。1点は年代不明だが、全部楽譜付きのNursery Songs(英国の出版で、石嶋さんはニュージランドで買ったと言う。)500円。楽しかった。6時15分、GOOD DAY BOOKSへ。ドナルド・キーンさんの話を聞きに行く。40名近い盛況。最後にキーンさんと少し話ができた。長年、キーン先生と同じ銭湯に入ったということを誇りにしていたので、先生が京都時代に銭湯に行かれたことがあるかと聞いてみた。自分は行かないがきっとワトソンさんだろう。自分は良いお風呂のあるところにいたので銭湯には行ったことがないとの事だった。このワトソンさんは名著『司馬遷』(筑摩叢書1965,原著1958)の著者で、私は大変感銘を受けた人なので、銭湯に入っていた人がキーン先生でなくても十分満足できた。先生の先生角田龍作は元は柳作だと言うことは知っておられた。渡辺崋山に関す近著Frog in the Wellについてのお話だったが、質問を含めて1時間半、80歳を越されているが、お元気だった。*・
06・11・25 「無限大」記事の校正。散歩、原宿、高田馬場。「山岡鉄舟」読了。快男子、禅、剣、書の巨匠だが、巻末の和歌は余りに調べがありきたりでほっとする。*・
06・11・24 Cliveさん、Aliceの映像関係のリストを作って持ってきてくれる。ご本人の本はアマゾンに登録されているのだが、The Spinegrinder Movie Book The Most Comprehensive Guide to Movies That Most Critics Won't Write About Books Cが未だ出版されない。40年近い年齢差を越えて話が通じるの嬉しい。会社へ顔を出し、神保町経由帰宅。1896年のUncle Tom's Cabin。松野さんから最終稿Fax。高屋さん推奨の中西信太郎「シェイクスピア「批判史研究」届く。蒟蒻キンピラ・インド風はまずまずの出来。*・
06・11・23 義母昨日から腰痛。MG4点UP。Sさんへデスニーの回答。気分転換に映画「クリムト」を見に行くが、気分転換にはならなかった。クリムト、シーレ、女性達など人物は良く似ていた。最後の部分を残していたThw Wind in the Willowaを読みきった。また読むことだろう。私に合っている。三堀さんへのメール便が届いていないというトラブルあり。*・
06・11・22 Hさんの奥さんの告別式。12−13時、日本ナザレン教団、青葉台協会。蜘蛛膜下、享年66歳。一度家に帰り、キーン少し。夕方、雑司が谷シェイクスピアの森。帰宅後食事。「山岡鉄舟」を読み継ぐ。幕末三舟、何れ劣らぬ傑物。*・
06・11・21 午後、校正を持ってIBM本社へ。カフェテリアで、3時ごろまで。リア王少し。夜中、大森曹玄「山岡鉄舟」読む。大変面白い。*
06・11・20 Sさんが仕事のことで教えて欲しいと事で、赤坂で会う。昼、MOTI,、後4時ごろまで。古い知恵を搾り出すので結構疲れる。高田馬場でマザーグース本4冊。「無限大」の初稿が届いている。よく纏まっていて感心するが、少し手を入れた。クロッキーの会予定表、三堀さんに送付。KさんからPiさんの帰国が12月4日になると連絡あり。*・
06・11・19 平戸さんが一世一代のお能を舞われる日。渋谷観世会館。Sさんと待ち合わせ。13時20分から本番。その格式高い、見事な演技に酔う。ご本人のこれまでのご苦労の集大成ともいえる瞬間に立ち合わせて戴いたことをありがたく思う。面、装束も見事。夕、カレーに挑戦。具はにんじんだけなのだが上手くいった。スパイス10種。家人、皇后様の車に出会う話。ケストナー少々。1章終える。*
06・11・18 大会の発表要旨のまとめに掛かる。クロッキーの会。視力のおとろへを感じる。忘年会の打ち合わせをして帰宅。夏への扉、予定表作成、ケストナー少々。
06・11・17 L6,Cさん。故郷ウエールズの話、ドラッグ、ヨガの話。彼は大岡昇平『野火』を読んでいる。会社に顔を出して渋谷に出て帰宅。鼻風邪続く。*・
06・11・16 L7,2人。Piさん。8歳の時、天路歴程に感動。大学で子供の本を読み返している。児童文学に詳しい。B社Uさん訪問。ご馳走になる。キーンを少し。*
06・11・15 シェイクスピアの会。大塚、和室。ゴネリルーエソモンドーオルバニーの距離あく。*
06・11・14 朝方、息子から組合の書記長になれと言われいるのだがどうしたものかと相談を受けている夢。リアに3時間、ケストナーに1時間。外国語学習についてNさんとやり取り。それから後考えたこと。エゴを形成するために言語というものを考えでしたが、これが肥大化するとあらゆることが言語(エゴ)できるという錯覚に陥る。そこで神は言語をいくつも作って、言語の本質が分るようにした。これがバベルの塔の後の言語の分裂と理解するというのが私の仮説。朝日新聞(朝)に南インドでもっぱらサンスクリットの古典の朗誦を教えている学校の話しが出ていた。顔と首の動かし方まで指導すると言う。*
06・11・13 13−17、経団連ホール。シンポジウム「米国大統領スピーチにみるコムニケーションのかたち」ゆっくりした英語で大分聞き取れた。内容も充実していた。マザーグース、更新。久々の画像処理に2時間も掛かってしまった。PCが気を利かしてこちらのやらないことまでやってくれるたのも原因。「エミール」の読み方についてNさんからメール。71.6 *
06・11・12 Nさんとご自宅でグリム最終回。この日、読んだものは、KHM181,186,187,192。10時から4時まで。それぞれ面白かったが、192は若くして家出した息子が立派になって帰っていたのだが、泥棒の大将だった、というこの話が心に沁みた。(この時点での未読は200篇中36篇)次回からケストナー「エミールと探偵団」を3回で読む。冬の天候。風邪抜けず。Piさん、お父さんの具合悪く帰国。*
06・11・11 午後からグリムに専念。謡曲の本をかりる。*
06・11・10 L6,Vさん。試験を受けると言うので集中的に漢字を指導。面白い、面白いと連呼しながら応じてくれるので遣り甲斐がある。メモはやはりフランス語で取っている。会社。遊山を受け取り、発送。MLでの「ハートの女王」に少し書く。
06・11・09 L7,4人。3時から六本木IBM本社へ。「無限大」の取材。70年近い人生の棚卸しのようなものだが、なんと言っても時間が少ない。ライターは深井久美さん。松野さんと二人で一生懸命に聞いてくれる。それだけでも嬉しい。お酒をご馳走になって9時半帰宅。話残したことは沢山ある。*・
06・11・08 グリムを少しと取材の準備。いい節目を作ってくださったものだ。MIXIの招待あり。*・
06・11・07 風邪が治らず、目が覚めたら11時だった。取材への準備。Piさん、ゲーム理論5章。軌道に乗ってきた感じ。私自身はゲーム理論未だに分らない。*・
06・11・06 「遊山40」の準備をして、会社へ。そして新橋にあるリョーインへ出店へ。「遊山」の制作をお願いして帰宅。「無限大」取材の質問状が来る。*・
06・11・05 「遊山」原稿の完成。発刊の準備。*
06・11・04 第12回キャロル協会研究大会2日目。10時から総会。6人の発表。今回は数人新顔があった。山形、福島、栃木。これに旧顔の九州、北海道、神戸、京都、・・・まさに全国大会であった。神田に寄ったら、Sさんに出会った。風邪気味の所為か草臥れた。
06・11・03 第12回キャロル協会研究大会。パソコンを含めた思い荷物を持って法政大学へ。13時から。3番目に発表。稲木先生にもお会いできた。Mさん来てくださる。Aさん、ケーキで参加。圧倒的質と量。懇親会、土風炉、2次会。風邪気味。*・
06・11・02 Sさん、チャリティーショーでデヴュー、4,5曲歌うと。L7、Cさんの7歳のお嬢さんの名がAliceであることが分った。Phさんからなぜ「不思議な国のアリス」と言わずに「不思議の国のアリス」と言うのかと質問があった。毒にに何故母という字が用いられているのか?とも。「博士の愛した数式」をDVDで見たと。明日の資料のコピー。
06・11・01 高田敏子「詩の世界」は中学生のために書かれたものだがとても良かった。会社に顔を出す。Sさんから求人の話、神船につなぐ。シェイクスピアの会。久しぶりにTさん。お忙しいようだ。グロスターも目を抉られるシーン。常陸邸前の三角地帯の3本の百日紅がきれいに刈り込まれていた。来年は見事な花をつけるだろう。*・
06・10・31 白謡会HP更新。Piさん、順調に進んでいる。かなり漢字に親しみ、読めるようになった。*・
06・10・30 日赤で抜糸。徒歩で、六本木ー国立新美術館ー西麻布ー帰宅。午前に良く歩いたので午後はうつらうつらと過ごした。Mさん、Nさんからメール。TV「潮風とベーコンサンドとヘミングウエイ」シャリー・マクレーンも出ていた。1938年20歳のとき、キューバでヘミングウエイとレスリングをしたことがある元船長、老い、肉体、愛情、生きることの意味を問う、いい映画だった。73.0 *・
06・10・29 朝方、原田祖岳著作集第6巻読了。家人知人の葬儀へ。私は市川の和洋女子大へ。日本イギリス児童文学会。これは夏目先生のお誘い。富山太佳夫「大英帝国と冒険小説」は年をとって始めて分る児童文学ということで薀蓄が披露され面白かった。庭野、岡田、楠本、平先生による「ルイス・キャロルの全体像に迫る」はキャロルの各方面に伸ばした触手の痕が感じられた。ウルキー・コリンズ読む。*・
06・10・28 The Life Beyond the Veilが届く。4巻本を注文したつもりが第4巻を注文したようだ。どうりで安かった。1928年の本。これにもコナンドイルが序文を書いている。a summmer dayをワーズワスやキングスレ-などについて調べる。すっきりとはしない。神田古本まつり。何れ行くのだからと、今日出かける。たいそうな人出で、Time's Delightsという挿絵入りの詩のアンソロジーを買って、甘酒飲んで早々引き上げる。授業報告を2つ。*・
06・10・27 L6,Cさん、谷崎潤一郎「鍵」を面白いと言って読んでいる。彼はエログロ三文小説からドフトエスキーまでなんでもあり。高級なものにこだわるのは俗物だと。その感性は柔らかい。発表の準備。*
06・10・26 山本玄峰「白兎を走らせる」を実行。L7,2人。Piさん、a summer dayに面白い説を考えてくれる。日赤で経過見てもらう。Piさんの説をシェイクスピアに当てはめてみると上手くいかない。しかし、彼は英国人なので、その言葉の説明は拠り所とするに足りる。キーンさんの本読み続ける。*・
06・10・25 リヤ予習。会社へ顔を出し、大塚へ。リヤは幻覚を見始める。シェイクスピアならではの、狂乱の競演。Tさんお休み皆案じる。*・
06・10・24 日赤で経過を見てもらって、慶応大学へ。学生食堂は6割以上が女子であった。410円の昼飯。図書館でオーピーの本を閲覧。3時半ごろまで過ごす。学生が良く利用しており、叢書も立派。Piさん。新聞とインタブー記事。一緒にGood Day BOOKSへ行き。彼のキーンさんの本を買うのに付き合う。渡辺崋山を取り上げたこの本は、少し読んでみたがなかなか出来。*
06・10・23 一木会。アルカディア市ヶ谷「いちがや」定刻12時までに6人全員揃う。2時過ぎ、靖国神社、遊就館、Mさん合流、なんとバカな事を国家規模、世界規模で行ったものだと思う。九段でお茶を飲んで解散。思わぬ事故がその後、起こった。雨の中、家に後1分のところで、つまずいて顔切ってしまった。折からの雨で足元が悪かった。帰って鏡を見ると傷がかなり大きそうなので、日赤の救急部へ行く。CTとレントゲン。10針も縫う。脳や骨に異常がなく、小難で済んで幸い。これからは歩き方に気をつけねばという警告。脚下照顧。Hさんお能の会の招待状が届いていた。
06・10・22 囲碁を見て、本を返しに目黒へ。インド食材の店でシナモンなど買い、図書館へ。又2冊借りてしまった。家人のカレーに入れるスパイス作り。コリアンダ、クミン、カルダモン、フェンネル、ブラックペッパー、グローブ、シナモン、これを粉にするのにに20分ほど掛かる。チリパウダーを加えて、結果、まずまずのものとなった。家人の両親、戒名を付けたと。「かつらをかぶった雀蜂」を読む。キャロルの挿絵が16枚付いているのだがこれについては何の説明もない。発表準備進まず。*・
06・10・21 「洋書まつり」同じ本を又買ってしまった。上野「二紀展」へ。中西勝先生から招待状を戴いたので。白が美しく、明るくて深い。渋谷図書館で慶大への紹介状を書いてもらう。息子夫婦タイから帰国。*・
06・10・20 L6,Cさんのみ。よく話してくれる。「なる」と「なってくる」の差を説明するのに一苦労。午後、足が有栖川公園に向く。グリムKHM182瘤取り爺さんの話に近い。KHM183、大法螺をふく仕立て屋と巨人の話。WIlkie Collins読む。上手い。
06・10・19 L7、2人。Piさんにa smmer dayのことを聞く。続いてGOOD DAY BOOKSでBruceさんにも聞く。それぞれ面白い反応。キーンの本を買う。帰って、シェイクスピアで調べて見ると、a summer's dayタイプは6割位とわかった。家人、久々に学生時代の友人に会った話。明け方の夢。Mさんの死ぬための旅に同行している。道々、私は死なない方がいいと説得している。「私は、Mさんが生きるということがどんなことかご存知の方と思っていたのですがね。生きるとは「 」を見ることなんですよ。本当はご存知なかったのですね」Mさんは言う。「私はある時から、自分の思うとおりに道が開けるようになりました。・・・・・」Mさんの決意は揺らぎ始め、死出の旅を引き返す。「私がこんなことを言うのも、自分が生きたいためなんですよ」と私。*・
06・10・18 CollinsのThe Queen of HeartsとDaniel Barenboimの本届く。ネットで少し読んでいたが、本はやはり手にとって見るべきもの。梅花女子大へ頼んだ本は慶応、昭和女子大にもあると図書館からの連絡。宿題の添削。4時から「三菱経営・情報技術懇話会」幹事はダイヤモンド・コンピュータ・サービス。品川シーサイドウエストタワー。久々に仕事の世界に戻る。9時ごろまで、皆よく飲んだ。*・
06・10・17 直ぐ昼となる。久々に易を立てる。水雷屯。直後にL社からメール。シンクロニシティー。卦のようになるとよい。Piさん、インタビュー記事音読。夜中、ラガナ「日本語とわたし」読み終える。30年前の本、今どうしておられるか?*
06・10・16 図書館へ。予約していたドメニコ・ラガナの本とり、梅花女子大へ図書の貸し出しを依頼する。*・
06・10・15 午後、図書館で「ハートの女王」の準備。ベアリングールドとガードナーが、互いに引用し合っているので訳がわからない。TVでニュージランド映画「クジラの島の少女」を見る。掛け声というか歌というか、人の声の響きが心を打った。**
06・10・14 昼前、こども図書館へ。7冊ほど借り出して眺めていると、あっという間に時間が経つ。コールデコットの「ハートの女王」1881を手にとって見ることができてよかった。それ以外はさして収穫はなかったが、満ち足りたj時間だった。図書館中庭での遅い昼食も良かった。行列ができていた。ダリ回顧展には200メートル近い行列ができていた。帰宅後、授業報告作成送付。発表の準備を進めるが、ちょっとしたことの確認に時間がかかる。73 *・
06・10・13 L6、2人。本のこと色々教えてもらう。人の差異の一つに読んでる本が違うということがあるので刺激的。安物の読み物のことをpulpということも知った。神田経由で帰宅。見つけ松田麻耶子「外からみた日本語ーワシントン大学の「日本語クラス」」は後半の日本語の教え方から読み出したら、読み出したら止まらなくて、全部読んでしまった。教授法は学ぶことが多かった。30年近く前の本だが、アメリカの大学の様子が良くわかる。*・
06・10・12 L社へメールする。L7,4人、秋の食べ物の話、車検の話。夜、きぬかつぎ。「空中ブランコ」見る。74
06・10・11 会社に顔を出す。シェイクスピアの会、リヤ、嵐の中で次第に狂っていく。エドガーと狂気の競演。Nさんお勧めのケン・ウインパーの本、注文後3日で届く。少し読む。*・
06・10・10 ずるずる時間が経ってしまうので、図書館へ。グリムKHM180を2ページ。かって愛読の辻まことの本が目に留まったので、読む。彼の世界は好き。Piさん。アメリカの学会成功裏に帰国。サハリン問題の記事を読む。中丸明「モナ・リザへの旅」読了。雑学的情報が得られた。*・
06・10・09 安部首相訪韓や核実験でTV。部屋を少し片付けて日が暮れた。モナ・リザの本を読む。*・
06・10・08 晴れ。Sさんから戴いたかしわで再度カレー挑戦。囲碁を見て、昼過ぎ、一木会の予約のためにアルカディア市ヶ谷へ。私学会館の名前を変えたもの。帰り、靖国神社に寄ると大変な人出。骨董市も立っていた。欲しいものはあるが金も置き場もない。表参道からの帰路、黒のセーター、スラックスの、背筋の伸びた、すらりとした中年女性が私に前後して歩いていた。買い物帰りでもなさそうで、不思議な気がした。私はハンティングワールドのところで折れたので、その後は知らないが、心に残った。コリンズの「ハートの女王」を少し読む。帰謬法というものを考える。キャロルのキャラクターは、誤りが証明されるための命題とも言え、いづれもおかしいということになか、あるいは、全命題が正しいことになる。北川健次『「モナ・リザ」ミステリー」は作者の思い入れも伝わってきて大変面白かった。*・
06・10・07 晴れ。クロッキーの会。今回、さくらプラザ。最後の10分はムービング、静止よりはるかに美しい。ロダンがモデルを部屋で歩かせていたという話が分る。会場が変わったせいでいつもより少ない16人。授業報告など書いていたらすぐに時間が経ってしまった。*・
06・10・06 L6,3人、全員揃いにぎやか。Vさんはボルドー出身。フランス語とスペイン語の先生。ワインの話をしてくれる。大会の発表準備を少々。
06・10・05 L7,4人。順調に進む。図書館に寄るが休館。疲れて昼寝。「モナ・リザ」本を読む。*・
06・10・04 10時過ぎ、中央林間。Nさんとグリム。午前2時間半私が、午後2時間、Nさんが。グリムの世界も次第に親しいものとなって来た。後一回でグリムは終える。長らくお借りしていたオーエンの「ベールの彼方の生活」をお返しする。原書を注文したので、後半の2巻は原書で読む。Zero Fieldの話。記憶はそこに蓄えられていると。ジェット機が終日頭上を飛ぶ。夕方、シェイクスピアの会へ。嵐の場面続く。エドガー狂人として登場。Fさんから「幻想交響曲」のテープ4本戴く。*・
06・10・03 国会中継を見ているうちに時間が経つ。戴いたかしわをカレー仕立てで料理。図書館へ行き、「リア王」を少々。グリムKHM165、怪鳥グライフ。3兄弟のうち、のろまの三男が幸福を掴む。常陸宮邸、鈴虫の声頻り。*・
06・10・02 シェイクスピアの会の場所取りのことをすっかり忘れていて慌てた。結果としては、Gさんが場所を取ってくださって事なきを得た。会社に顔を出して、築地「竹若」へ。Uさんにご馳走になる。Sさんからかしわのお土産。監査役としてこれから取り組まれるご苦労は大変なもの。*・
06・10・01 曇天。Tさんのお陰で、「ハートの女王」ダウンロドードして読み始める。100ページを越す作品であるが、結局初めから読むことになる。いかにもビクトリア朝のお話。若い美人の孤児が「ハートの女王」なのである。結構面白い。時間がすぐ経ってしまうので図書館へ。KHM}164、怠け者のハインリッツ。娶った娘、太ったトリーネが輪おかけた怠け者。*・
06・09・30 大都会パリを歩いている。街路樹が葉を落としつつある。ここで生活をはじめる第一日目で、生活に必要な店など、注意深く物色している。そこには若い私がいる。夢。3時からキャロル協会例会。木下さんの翻訳裏話。2次会3次会、10時過ぎ帰宅。Y先生文楽、歌舞伎にはまっておられる。道々逍遙の凄さを話し合う。先生とは話が合う。新人のHさんという方が見えた。冊子2冊買った。電気ペンの話あり。新書館松下さんから私のダブルアクロスティックのK先生の校閲を見る。苦労した脚韻を全く無視して直しておられる。ああ!。ご苦労されたK先生には悪いけれど、散文の校正は納得だが、詩の部分はいただけない。*・
06・09・29 L6,Cさん一人。レッスンは一種の格闘で、2時間で結構疲れる。例えばほうれん草が出ると野菜には総て〜草というのか?こんな質問にいちいち答えなければならない。彼は今、ドフトエフスキーの「罪と罰」を読んでいる。教えることより学ぶことが多い。午後はぼんやり過ごした。
06・09・28 夜中、林望「イギリス観察辞典」読了。イギリスに住んでイギリスを好きになった人の文は人をイギリスファンにする。L7、全員出席。内3人は宿題を出してくれる。吉野屋で昼飯を食べ、中央図書館へ。グリムKHM163やっと読み終える。ナショナル・スーパーで韓国、タイの即席麺を買って帰る。*・
06・09・27 日本語の履歴書を書いて投函。「リア王」予習。雑司が谷の図書館でグリム読む。シェイクスピアは全員出席。嵐の中の場続く。*・
06・09・26 夜中ラガナ「招かれざる客たち」読了。これで2度触れたのだが、小さなコオロギが「ぼくの鳴き声が大海の一滴に過ぎないことはよく知っているが、鳴かないと淋しくなるから、鳴かせてくれよ」 これは、小さい時、お母さんが教えてくれ詩という。p23.。Fさんから先日の展覧会の立派なアルバム戴く。三軒茶屋のL社訪問。二人のSさんお目にかかる。日本語の履歴書が欲しいと言われる。明日はNさんとグリムの日だが、延期をお願いする。*・
06・09・25 図書館脇に、彼岸花が満開。グリムKHM163続き。余り進まない。一木会日程、23日に決めて連絡。サロイヤン「泣き笑いのサム」を読む。原文も読む。原題はLaughing Sam.。*・
06・09・24
夜、荷風の日記を昭和20年から読み始める。面白くて1時過ぎまで読む。13時過ぎ、中山卓郎さんと下北沢で待ち合わせ、マザーグース学会に出る。藤野先生の英国土産話と実際に沢山のお土産を戴く。中山さんの紹介やHot cross bunsを読んだりした。鈴木さんから「ハートの女王」の情報。これによると私の主張は昭和53年、吉田新一先生によってなされていたとも取れる。その後、恵比寿のGOOD DAY BOOKSでレザ・ロウビッツという人のYoga Poemsの朗読会とパーフォーマンスをかねたような会に出る。英語は聞き取れなったが、お弟子さんの実演は見事で、なかなか楽しめた。キャロル協会のニューズレター来る。*・
06・09・23 夜中、「ラガナの文章修業」を読み出すとやめられず朝までかかって読み切る。二度寝。秋晴れ。常陸宮邸の金木犀の香りを楽しみ、常盤松小学校の運動会の大玉送りを見て、図書館へ。グリム161を終え、162賢い小姓、163ガラスの棺へ。なかなか進まない。帰り、常陸宮邸には金木犀が数本あることに気付く。猫に餌をやる夫婦、自分では飼わないのだろう。*・
06・09・22 井上ひさし「ニホンご日記」読む。この人の正常な感覚を味わう。KHM161、3頁読む。雪白、薔薇赤の姉妹の話。グリムならではの話。ラガナの本、2冊届く。家人、ディズニのDVDを買う。一木会の日程調整進む。
06・09・21 L7、4人全員揃い、気持ちのいいレッスンとなった。Pさん、溝口の映画の話。Cさん、自動車のキーが見当たらないというハップニング。ムクツさんが上手く対応してくださった。中央図書館でぼんやりと時を過ごし帰る。クロッキーの会の予定表を作り、三堀さんに送る。*・
06・09・20 出社、会社のHP更新。リアを予習してGOOD DAY BOOKSへ。今週日曜LEZA lOWITZのYoga Poemsを買う。シェイクスピアの会は今日は大塚。久々に高木さん出席。リヤは嵐の中で吼えるのだが、道化はノンセンスなことを言う。シェイクスピアらしい場面。*
06・09・19 Piさんの話を2時間聞く。いつも喜んでくれるので助かる。明日渡米。息子達アメリカから帰国。ドミニコ・ラガナ読了。黒田美子さんが雑誌に掲載された記事のコピーを送ってくださる。*
06・09・18 再度、蒟蒻に挑戦。図書館で古い書類の整理。ドメニコ・ラガナ『紅毛碧眼日本語談義』を読み出すと面白く止まらない。一つの言語に意見を言うためには、その5,6倍の言語に通じないといけない。*・
06・09・17 夜中、河島弘美「ラフカディオ・ハーン」を読む。サンデープロジェクトから碁。雨模様の中、中央図書館へ。有栖川公園は大半が西欧の外人の子供達。日経の13日の白石公子のアリスのエッセイを読んだり、グリムを2頁読んで5時となる。ナショナル・スーパーで、オリーヴと豆など買って、小雨の中を帰る。テレビでダニエル・バレンボイムのベルリン・フィルでモーツアルトを聞く。クリアーに把握されたモーツアルトで、感動の90分であった。
06・09・16 クロッキーの会。約30人で盛会。私はマンネリ、用紙と鉛筆の相性が良くない。*・
06・09・15 L6,なし。明大での「ことわざ研究会」での「ルイス・キャロルとモラル」発表無事終了。中身が濃かった、面白かったとの声もありほっとした。あと「アミ」で北村、松村、山口、金、木内の各氏と一杯。ご馳走になる。Sさんから判例検索の評価貰う。*
06・09・14 L7,Cさん、Aさん。如水会館で久々に囲碁。Kさん(2子)Mさん(2子置かせる)ともに勝って、持ち点131へ。日ごろ、全くやっていないのに不思議な話。*
06・09・13 出社。昼、Sさんと。判例検索のこと頼む。「リア」を読み、例会に出席。
06・09・12 夜中、「これは日本語か」読了。凄い本だった。「ことわざ研究会」での発表準備続き。Piさん、奥さんの日経記事を読む。お土産戴く。*・
06・09・11 Fさんからの写真をアリス美術館にアップ。午後、「ことわざ研究会」での発表準備。*
06・09・10 Fさんから昨日の写真来る。「定点観測」だといって毎年私の絵の前で記念撮影したものと私の絵。昼過ぎ目黒へ。目黒さんま祭りを覗いてみる。丸々とした秋刀魚を炭火で焼き、大根おろしと酢だちをつけて振舞っていた。長蛇の列なので今回は諦めたが、来年は是非と思う。2時半から田中先生の好評。テンペラの中澤さん、若手の野崎さんなど記憶に残る作品あった。テレビでパリの日本ブームを取り上げていた。漫画、コスプレ、和食など。家で靴を脱ぐ人が6,7割とは愕いた。*
06・09・09 会場当番。11時過ぎから、Oさん、Iさん、Hさん、Fさんと集まって、お昼「濱の屋」。なんといっても落ち着くし、徳田さんという女性もいい。年一度の再会を楽しむ。Mさんが貸して下さったドメニコ・ラガナ「これは日本語か」は大変面白く、今の私にはぴったりの本である。どういうわけか本に関しては、本の方から丁度いい時に私に飛び込んでくる感じ。*
06・09・08 社会保険事務所へ。PさんのレッスンについてKさんにメール。ゲーム理論少し。73、*
06・09・07 L7,初日、Piさんと新たにCさん。図書館で少し時間を過ごし、展覧会場へ。Hさんが帰られた後だった。Gさん、Sさん、Hさん続き、Yさん、Mさん、Oさん。飲み会の会場「濱の屋」へ向かう。6時少し前、Sさん夫妻が来てくださるが、すれ違っただけ。(後で聞いたら、会場に入れなかったと。全く気の毒なことだった。)飲み会は部屋が貸切なのでゆっくり話せた。飲み放題にしたのだか、Yさんと私以外は元が取れなかった。
06・09・06 会社へ。L社から連絡あり。「リア王」読む。シェイクスピアの会は大塚。久々に駅前で寿司。十時前帰宅。Kさんからメール。数編のエッセイ。Hさんから『融』を舞われるとのご案内。一生一大事のイベントであろう。大変重みのあることで、何しろ一度しか舞わないのだから。いわゆる芸人の興行とは違う。中山卓郎さんから再刊の「もうひとつのマザー・グース」戴く。
06・09・05 夜中にキャロルの蔵書など調べていると目がさえてしまった。10時、「一樹会展」飾りつけ。例年のごとく1時ごろまでかかる。昨年より少し多め。図書館でキャロルの蔵書の調べを続ける。「ハートの女王」については見るべき成果なし。PIさん、東洋経済4月15日インタービュー記事とゲーム理論。帰り茗荷と生姜を買って帰る。* 
06・09・04 30半ばの女性が、5才と3才くらいの子供を連れて私の部屋にいる。私に漢詩を教えようとしている。その母親も一緒で、私の本棚を見て、結構漢詩の本を持っているじゃないと言っている。私は家人がここらで顔を出して欲しいと思っている。夢。テレビ、ホリエモン。原宿まで散歩。例のカセドラルは結婚用のものとわかって急につまらなく見え出した。講談社現代新書の「外国語をどう学んだか」はついつい、4時間近くかけて34人の体験談を読んでしまった。なにも得るところが無かった。人生はそのようになっているという話。*・
06・09・03 搬出。絵を取りにきた赤帽のおじさん、「今年は少ないですね」と。サンデイ・プロジェクトと囲碁を見ていると一日の大半が過ぎてしまった。倉田保雄の「ニュースの商人ロイター」は大変面白かった。今から30年近く前の本であるが、日本はこれを十分検討したのであろうか?日本のマスコミは余りにもレベルが低いさは目を覆うばかり。*・
06・09・02 「もうひとつのマザーグース」発刊をMLで流す。来週は目黒で2つの集まりがあるので場所探設定に目黒へ。高円寺へ回り、「沖縄童謡集」など買い帰る。*
06・09・01 シェイクスピアの会の場所取り、後藤さんと。搬出の用意。中三の時の絵も出すことにする。「遠寺の鐘声」始める。Nさんから「もうひとつのマザーグース」発刊のお知らせ。私の原稿を校閲中というK先生にダブルアクロスティックの資料お送りする。*
06・08・31 Nさんとグリム。KHM141−160。10時から16時まで。後半、西日の差す中、珠玉の短編を読む。天文学の話など。絵を描く。終局に近い。*
06・08・29 8月で契約が切れるので、社長、常務、Yさんに挨拶。昼、待望のねぎラーメンを食す。予想以上の味だった。買って読まずにいたマハリシの本を開いてみると、存在の本質はabsolute bliss consciousnessとあった。この本を読むことになるだろ。*・
06・08・29 永らく抱いていた「柏樹子」が緩やかに解けた。中央図書館、Phさん、賢治続き。英語は微笑について。微笑には言語以前のtranscendなものがあるということから、transcendential meditationや禅の話となった。Piさん、ビジネスの話が中心。*・
06・08・28 Sさんに手紙。Piんとの対話資料を作成。
06・08・27 Yさんに「補作」についてメール。KHM152牧童、王様の3つの謎を解き幸せに。153、星の銀貨、短いが美しいメルヘン。154、一種の怪談。155、3人娘から一人妻を選ぶとしたら。156、怠け者の娘と働き者の女中。157、親すずめと4羽の小雀。東4丁目の三角地帯の、三姉妹の百日紅は今年は少し元気がない。:絵を少々。現代のエスプリ「メルヘンの心理学」読む。*・
06・08・26 一冊の本を探すのに1時間。いつもこうである。こんな本も買っていたのかと感心しながら探すので、無意味な時間ではない。展覧会が迫ってきたので、絵筆を取る。少し前進する。画面からアリスが現れるのを待っている感じ。*
06・08・25 Sさんから、水金地火木土天海冥の読み方を聞かれる。土にはト、ド、ドッの3通りがあるようだ。神保町、雑書4冊。
06・08・24 Yさんへお礼のメール。「補作」について余計なことを書いたかもしれない。中央図書館、Piさん、賢治「北守将軍・・・」順調に進む。英語はもっぱらPiさんの外国語学習体験(独、仏、西、中)について語ってもらった。NPOのAdults Schoolが発達しているようだ。語学習得は未知の国へのパスポートで、これによって視野が広がるとを彼は語った。イソップのことを調べる。判例・文献検索のショート・セミナー2回目LexisNexisのデモあった。帰り、2歳くらいの子に出会い、微笑んだら、傍のきれいなお母さんが微笑み返してくれた。家人のヴァイオリン、きらきら星を終え、蝶蝶へと。*
06・08・23 HP復元。通りすがり、美しい娘さんが微笑んだ。真顔から微笑への変化が美しかった。(西洋の女性は未知の人にも良く微笑むが、日本女性は微笑まない)グリムを少々。KHM148、神様のけだものと悪魔のけだもの。神様と悪魔の技の違い。148、うつばり。魔術師を冷やかした娘が受けた報復。150、老乞食女とやさしい若者。ちょっと不可解。151、3人王子のものぐさ比べ。151a、ものぐさ12人召使。ものぐさ比べ。夕方、「もうひとつのマザーグース」が小学館から発刊されることのきっかけを作って貰ったお礼にと、中山克郎さんにご馳走になる。Rose & Crown。発刊は8月下旬。歌の補作、源氏物語、音楽の話、スコアを見ながら聞く・・・などと話しに花が咲いた。
06・08・22 モルドヴァ・ファンのOさんに返事。図書館でイソップのことを調べる。何しろ2500年前からあるのだから、これを研究している人は大変だろう。Piさんのためのビジネス・モデルは意外にストレートに受け入れられて嬉しかった。アメリカン・ドリームの第一歩。HPのトップが昨日から真っ白になってしまった。操作ミスによるものだがデータ―がないのですぐには修復できない。夜中、1973年のユリイカの出淵博「イエイツと<六ペンスの唄>」というエッセイを読む。面白かった。*
06・08・21 Sさんの話、瑕疵連鎖説と言うそうだ。神保町経由帰宅。前から欲しかったShakespeare's England Uを入手。初版は1916であるから息の長い本である。崇文堂にはキャロルの本が10冊ほどあった。*・
06・08・20 午後、図書館で、「キャロルとモラル」を少し進める。半日があっという間に過ぎる。『不思議の国のアリス』が反モラルの物語であることは、物語の中の歌が総てパロディーで殆んどが教訓詩のノンセンス化であることからもわかる。ヴィクトリア時代によく認容されたものだ。昨日のカレー。*・
06・08・19 午後、クロッキーの会。浴衣の女性を4F油彩。一応出来上がったので、余りこね回さない内にと、途中で早退。目黒のインド食材店MAYA BAZAARというところに行ってみる。アパートの一室で、靴を脱いで上がる、10畳くらいのお店で、店の人は子供とテレビ・ゲームに打ち興じていた。値段は市価の半額くらい。ターメリックなど数種を買って帰ると、偶然にも家人がカレーの準備をしていたので、早速、スパイスを臼で轢きにかかる。スパイスの余韻が少し続いた。*・
06・08・18 Piさんのビジネス・モデルを考える。絵を描くのは容易だが、リスクテイキングするかどうかが問題。夕方、Sさんと銀座4丁目LIONで、Sさんの仕事上の成功談義を共に喜んでいる内に11時過ぎまで。
06・08・17 絵を描く。明確なイメージが無く、ただ絵具を捏ねまわしているだけ。午後になって、家人急に友人と観劇ということになって、夕食には、初めてハンバーグに挑戦。数種のスパイスを轢いて、いろんなものを放り込んで作ったが、なべの中でばらばらになってしまった。結局、レタスに包んで食べたが、大変おいしかった。ハンバーグといえ侮れないことが分った。
06・08・16 本を少しでも減らそうと数冊本を持って、GOOD DAY BOOKSへ。結局4冊も買ってしまったので、余り減らなかった。降ったり晴れたり不安定な天気である。雑司が谷の図書館に返却期限切れ本を返しに。雨。目白のホームで、にわか雨が通り過ぎるまで、買ったばかりのIshiguroを読む。帰って、マザーグス本4冊UP。幼児向けの本が好きになるとは一種の病気。京のTさんから大文字焼きの写真来る。遅くまでIshigroを読む。回想スタイルの語り口がこの人の持ち味。
06・08・15 小澤俊夫「昔ばなしとは何か」は私には時宜を得た本だった。遅まきながら3人で墓参。いつもの登龍がお休みで、かわりに中華楼、本場四川坦々麺。納得する味であった。図書館でグリム、147、神様の奇跡と思わぬ結末。いくつかの話の合成のようだ。Piさん。ほとんど聞く一方。私自身一つのアイデアができてきたのだが・・・アメリカン・ドリーム。これもやってみないことには。小泉首相靖国参拝がテレビで持ちきり。
06・08・14 朝、停電と会社に出て初めて知った。ことわざ研究会発表の資料を作る。KHM146、かぶら。金持ちの兄と貧乏な弟がいると、物語りは弟のハッピーエンド終るのが普通。気持ちのいい終わり方。*
06・08・13 終日、絵を描く。TV「ビザンチン帝国」を見ながらで、これが面白いので、絵の方は余り進まなった。最近発掘された洛陽の商人の墳墓で、遺体がビザンチンの金貨を口に含んでおり、そのような事例はシルクロード沿いに見られると。Poor Richard’s Almanacを調べる。『<狐>が選んだ入門書』読了。面白かった。
06・08・12 絵を少し。午後、オックスフォード演劇協会の「恋の骨折り損」東京芸術劇場小ホール。粒が揃っていて台詞が美しかった。恋すれば詩を書くというのは、オックスフォードの学生が演じるのに相応しい。最後の郭公、梟の詩もしっかりやってくれた。皇太子殿下も最初から最後までご観劇。アフタートークは松岡和子さん、デベートとなぞらえられたのは面白い。安井先生ご夫妻にもお会いする。2階のレストラン「アンプロシアでの合評会、12人。内4名は他のグループの方。夜、「寅次郎かもめ歌」1980を見る。当たり前の人の心が大切なのだ。*・
06・08・11 会う予定の弟から、娘が交通事故に見込まれて来れなくなったと。『<狐>が選んだ入門書』はやはり予想どうり面白い。夕、東急古本市を覗く。初日とあってか結構な入り。W.ベアリングールドのThe Lure of the Limerickを入手。挿絵が多く、愛すべき、アンソロジー。他に日本語と暦の本。中山克郎さんから『もうひとつのマザーグース』が小学館から再版されることなったと朗報。悲喜交々の一日。
06・08・10 Piさん、Catherineちゃん同伴。小学生だがドイツ語とラテン語を勉強している。賢治『三人兄弟の医者と北守将軍』、私は自由なスピーチをしておかしいところを直してもらう。いずれにしろ私の場合は会話の場数が少なすぎる。TVでハンフリー・ボガードの「殴られる男」夕、YさんとOさんと銀座「ダリエ」。Oさんのモルドヴァの修道院の壁画修復の話など聞く。始めてのルーマニヤのワインと料理は何れも良かった。Kさんから庭木の剪定など近況報告。*・
06・08・09 「ことわざ研究会」で話す中身を考える。有名人が講演を引き受けるのは話す前にそれなりの思索の時間が持てるというからなのであろう。締め切りのある作家も同じこと。頭を使うのが快楽なのだろう。シェイクスピアの会。ケネス・ブラナーの「恋の骨折り損」を見る。帰り際、Iさんまた会の運営の問題を出す。夕方まで雨天。平和記念会館?なるものに寄付。Tさんから神戸の花火大会の写真。
06・08・08 終日曇天。Piさん、軌道に乗っている感じ。政府のコミッティは彼の言うとおりおかしい。戦略的議論がなされていないのでは?カルフォニア産アスパラガスは太くて安い。*・
06・08・07 猛暑。「ことわざ研究会」で話す中身を考えてみる。夕方JFのSさんと会う。この日、同図書館で鈴木大拙91歳の時のテープを聴く。声につやがある。
06・08・06 ごぞごそ片付けているうちに夕方。「ことわざ研究会」で何か話して欲しいとM先生からメール。フムスに挑戦。にんにく臭強く、家人食せず。*・
06・08・05 クロッキーの会。コスチューム、パステルで。鈴木孝夫「ことばと文化」読み終える。日本語の構造をきっちり捉えるには外国語が分ってないと無理ということ。自称語・他称語の分析は見事。*・
06・08・04 KHM142 金持ちの兄と貧乏な弟、その弟が金持ちになっても兄に枡を借りるの腑に落ちないが、アリババと瘤取り爺さんを併せたような話。143、グリム的馬鹿。144、王様、王妃が待望の子供を授かるが、人間ではなく、なんとロバ。ハピーエンド。145、親不孝息子の受けた罰とは?。久しぶりに神保町。アメリカ版マザーグースを入手。イギリスのものと一味違い、面白く、読み出すとやめられず最後まで読んでしまった。*
06・08・03 猛暑。日本語教室、M先生と1時間ばかりおしゃべり。いろいろ勉強になった。歴史的に教育機関の多くが教会、寺院などの付属物として発展したことを考えると、この教室は全くその典型なのだが、さて、これから・・・となるとヴィジョンを描くのは難かしい。missionがはっきりしていないのかもしれない。久しぶりの重工、N部長、K部長に会う。F先生からマザーグース学会の写真。*
06・08・02 「恋の骨折り損」後半読み合わせ。言葉遊びの連続。家人ハレー発表会成功の様子。*
06・08・01 シェクスピアの会の場所取り。図書館でグリム。KHM141は仲のよい兄妹の話で、この組み合わせはグリム的。品川でNECのセミナー。OneMillionソリューションとは百万円単位にグレードアップできるシステムのことだった。Piさん、クレップスのインデックスの日米対照表を喜んでくれて労が報われた感じ。家人バレー発表会に向けて通し稽古、舞台稽古と練習大詰めへ。*
06・07・31 久しぶりにモノクロの、夢より強いイメージを見た。夜中鈴木孝夫の本読了。昼間、「ゲーム理論」の英語・日本語対照表を作った。1日がかりで草臥れた。Piさんからメール、今週は相互レッスンお休み。Dさんに夢十夜の督促をする。テレビで都はるみを聞く。夜中、スカーリーのマザーグース本を読む(見る)。この人はやはり天才。
06・07・30 13:30−16:30、マザーグース学会。それなりの楽しさ。学ぶことが多い。ただし、運営は今ひとつ。*
06・07・29 Nさんとのグリム読書会2回目。交互に読んで訳すを繰り返し、時間があっという間に過ぎてしまった。夜中、鈴木孝夫「閉ざされた言語・日本語の世界」を読む。30年以上前の本であるが、素晴しい。*
06・07・28 河合隼雄「母性社会日本の病理」は30年前の本であるが、再読して、やはり新鮮。KHM136、長編、深い森の中に閉じこまれている鉄のハンス。主人公の王子がなんとも素晴らしい。王女の目にも狂いが無い。Yさんからルーマニアの話。夜中、佐々木俊尚「グーグルGoogle」を読む。勇気ある本である。蒟蒻。鰻。
06・07・27 中央図書館。Phさん、「注文の多い料理店」3回で読了。面白かったようだった。発音チェック、今回も値打ちがあった。グリムKHM133、12人のお姫様が毎晩靴がぼろぼろになるほど踊ってるようなのだか原因がわからない。幻想的な美しい物語。134、魔女、異能の人たち、王子、王女、・・・長編でグリムらしい。135、気立てのいいままっ子、継母とその実子の対比で描く。シンデレラ的。判例検索の説明会。15分だがよく分かった。図書館の帰り、ナショナル・スーパーへ。店員にタヒニのことを尋ねるとまず一瓶500円弱のものを教えてくれ、これより美味しいものがあるといって、10メートル離れたところに案内してくれた。こちらは千円強。これを買った。前買った練り胡麻を早く使ってしまわねば・・・TVでチャップリンの「独裁者」、私がチャップリンを見るのは彼の選ぶ相方の女優が好きだから。
06・07・26 弟に電話。木下信一さんの『不思議の国のアリス』上方落語風を読む。田中先生の「げんばじん展」を見る。佐々木俊尚「グーグルGOOGLE」買う。「ロース・イン・タイランド」書き、UP。Love Labaour’s Lost、は3幕まで主要箇所を輪読。Y.Kさんからメール。
06・07・25 日本語教室打合せ。Kさん元気に復帰。Mさんのブラジルの話など。図書館でグリム。KHM131、132、133の前半。Piさん。「ゲーム理論」。良く復習をしていて、本人も軌道に乗ったという実感をもったようだ。プリンストン大出身のお父さんの話など。ジャック・ダニエルを買って帰る。チャップリンの「キッド」を見る。73.0 *
06・07・24 今日も雨空、判例検索のこと少し調べる。KHM130、一つ目、二つ目、3つ目の女の子とお母さんの話。二つ目が苛められ役。賢い魔女に助けられ、ハンサムな騎士と結婚する。テレビでチャップリンを見る。*
06・07・23 テレビで小学生と中学生の碁を見て、図書館でグリムを読む。KHM129。4人に優秀な兄弟が卓越した技能を身につけて還る。王女を助けるが誰のものか?王の裁きも兄弟達の結論も余りに良識的。これも類話あり。*・
06・07・22 クロッキーの会。帰りにツタヤにDVDを返しに行く。若い女性がDVDを4、5枚抱えて列をなしている。老若男女、物語に飢えている感じ。タヒニの代用の日本の練りゴマを用いていてフムスというものを作ってみるが家人食せず。*
06・07・21 雨。フムスのためのタヒニを求めて紀伊国屋に行くが、売っていない。 *
06・07・20 Phさんとの相互レッスン2回目。「注文の多い料理店」、彼は予習してきていた。私の発音のチェック。値打ちがある。使っている英語は1950年代のものだと指摘される。(正しくその頃のテキストを使っていたので驚いた)横浜で第38回三菱経営・情報技術懇話会。国賓菜館で上海料理。幹事のこだわりの店。よく食べ、よく飲んだ。*
06・07・19 KHM127 鉄のストーブ。魔法によって鉄のストーブに閉じ込められている王子が道に迷って通りかかった王女が助け、その代わりに又助けてもらう。しかし、王子はそのことを忘れ、他の女性と結婚しようとしているところへ、女中に身をやつした王女が王子に近づく。ヒキガエルの助力。類話が沢山ありそう。KHM128 怠け者の糸繰り女。eine garstige Frau(女の屑と金田鬼一が名訳をつけている)と物語りは終わっている。グリムから女性の悪い面を学ぶことも多い。「恋の骨折り損」第2回。BBC版で5幕を見る。会の運営について、少し進展。*
06・07・18 雨。時間が経つのが早い。KHM126、誠実ナフェルディナンドと不誠実なフェルディナンド。貧乏な名付け親から贈り物の鍵。14歳で手に入れた白馬の導きによって、いくつかの試練を越え、ハッピーエンド。敵役、大男、王様、お姫様が物語の綾をなす。Piさん、ゲーム理論2章音節ごとの音読。賢治「ビジテリアン大祭」 
06・07・17 絵を少し描く。テリー・ギリアムのことが気になって、この監督の「ブラザー・グリム」のDVDをツタヤへ借りに行く。最初は子供だましのような映画と思って見ている内に、その映像の醸す世界に嵌ってしまい、それなりに面白かった。作者の無意識を吐き出すという点で、「ローズ・イン・タイランド」と同じであるが、純粋さにおいて、「ローズ・イン・タイランド」ほうが勝っていると思う。グリムともキャロルとも違う人格が、自分のイマジネーションでそれらを変形させたからといっても責められべきではない。芸術家は誰もそうしているのだから。この人にはそれなりのファンができることだろう。グリム・ファン、キャロル・ファンには嫌われるかもしれないが・・・*・
06・07・16 絵を少し描く。原宿へ散歩。セント・グレース聖堂はいわば結婚式場だった。相変わらずの人出。外人が多い。マザーグース3冊入手。Henreitte Willebeek Le Mairの挿絵。オリジナルは1911年でこの版は1956年?ナチュラルハウスでナスを買って帰る。HPup*・
06・07・15 掃除3分の1。9月の展覧会の備え絵を少し描く。*
06・07・14 KHM125、悪魔とお婆さん。逃亡兵士3人の物語。楽天家の勇気ある一人がリードするのはグリムの常道。悪魔、お婆さん、大婆さん、謎々と盛り沢山。電子辞書が壊れたので新宿のキャノンへ持っていく。古くて修理不能と。何もかもすぐ古くしてしまう時代となった。年寄りにはこんなことがこたえる。夕方、MY社、Sさんを訪ねる。ワールドカップ応援のドイツ旅行の話。お酒も沢山戴いて、サッカー・クラブや旅行の話に花が咲いた。
06・07・13 Phさんとの相互レッスン。中央図書館。「注文の多い料理店」。私は発音のチェックをしてもらう。弱点が明らかとなり、大変有効であった。Phさん道を這うミミズを助ける。恵比寿で「ローズ・イン・タイランド」を見る。アリスの発展形態の一つなのであろうが、又別の世界を重ね合わせているようにも思える。シンボリックな芸術作品で、強烈なメッセッジを送っているのだが、容易に論評はできない。*
06・07・12 明日に備えて「科学的英会話独習法」を読み返す。KHM123、森の中のお婆さん。娘が魔法にかけられて木にされている王子のを救い出す話。娘は何も知らずにやっているところがグリム的。KHM124、3人の兄弟の家督相続の話だが、まれに見る美談で心に染む。シェイクスピアの会・「恋の骨折り損」第一回。BBC版のビデオを見る。解説に松岡和子、今から何十年前の映像だが、その若さに反応したのがFさん。私は、男は恋をする、恋をすれば詩を書く、そんな世界が、率直に好きである。Sさんからの丁重な手紙。*
06・07・11 夜、沢山本を読む。森茉莉「私の美男子論」文章は吉田健一に似て好きなのだが、鴎外の娘という驕りを感じる。芥川「戯作三昧」「地獄変」など。この人が天才であったことを今頃になって気付いた。図書館でPiさんのための資料作り。2時間共同事業のことで終った。Uさんからアリスの映画の情報。ワールドカップを見てきたSTさんの報告。
06・07・10 Sの激しい求愛を受けている。それを見ていた小男がSを奪おうとする。海浜の人ごみの中、警官を呼びに動いたところ、小男はSを奪って姿を消す。私は途方にくれる。海浜は人影がなくなり、ただ一人の若者が半身土に埋めている。Sのことを尋ねると知らないという。その他多彩な夢を見た。万葉の読みについてNさん疑問に関して、ブックセンターへi行った。Nさんの読みが正しかった。万葉第一の歌は雄略天皇自ら名を名乗ろうと言ったのである。Piさんのための架空のHPを作り、送る。テレビでワールドカッカップの決勝ビデオを見る。*・
06・07・09 掃除を3の1。Good Day Booksの日本人向けの読書会にブルースさんが「アリス」を取り上げるというので、終わり頃、顔を出した。10人弱の女性。大変細かく読んでいて、沢山質問を受けたが、ロリコンについての質問もあった。私はキャロルはロリコンとは思わないということと、そうした風評の出所を追った木下信一さんのHPを紹介しておいた。短時間であったが楽しかった。チジミに再挑戦。味はいいのだが見栄えがしないのが難。*・
06・07・08 久しぶりにクロッキーの会。リービ英雄「日本語を書く部屋」読了。この人がより近いものになった。言葉を習得することの底知れぬ不思議さを思った。表紙の写真も面白い。*・
06・07・07 個人情報保護法関連。KHM122、やはり気のいい若い狩人が小さな親切から不思議な力を得る話、途中で一度ピンチに遭うのはグリムの常道。新宿タワーパークへYさんを訪ねる。焼き鳥。お孫さんの話、スズメダイの話・・・。芥川3篇読む。「杜子春」はグリムにも似る。「枯野抄」「或日の大石内蔵助」心理描写。いずれも上手い。*
06・07・06 L7、2人、蜘蛛の糸。丁度、2時間かかる。L6、Cさんの話ー15歳から1年前の26歳まで菜食主義であったが、1年前から肉を食べ始め今は大好物。vegetarianからbarbarianになったと。M先生ブラジル旅行へ。チジミというものを作ってみる。*・
06・07・05 PiさんのHP考えてみる。リア王。73.0 *
06・07・04 新書館のM編集者から戴いた「不思議の国の少年アリス」という漫画を読む。それなりに面白いのだが、原作とは無縁というべきか?「アリスのお姉さん」UP。今の私のアリス観。Piさん、事業への思いを語る。今日は独立記念日、キーワードは「インディペンデント」、夢が実を結びますように。*・
06・07・03 数ヶ月前に読み始め4の3読んで放置してあったScott TurowのOne Lをやっと読み終えた。ハーバード・ロースクールの1年生を描いたもの。エリートが生み出される様がよく分かる。法律以外の分野でも同様にしてエリートが作られるのであろうが、こんな人種と競争すると負ける感じがする。サッカーの基礎体力的スキルの差のようなもの。しかし著者の指摘の通りどこか欠けるものがある。夕、丸善へ。Kさんから教えていただいた本は少し値が張っていたので見送り。田町でひさしぶりでにHさんと一杯。秋、本格的に舞われる「融」の話など。TVで「チャンプ」、子役とフェイ・ダナウエイに見とれて最後まで見た。
06・07・02 KHM121、恐れを知らない王子の話。これだけで一編の物語。大入道に遭イ、奇妙な体験をする前半。後半、悪魔の試練に3日耐え、結局、お姫様の魔法を解いてめでたしめでたし。妻、8番目の席を貰ってまずまずの千秋楽。 *・
06・07・01 15時から恒例のキャロル協会恒例のお茶会。3時から昭和女子大「光葉庵」。こじんまりしていて申し分ない。昨年から朗読。私は竹田藍ちゃん(小3)の力を借りて、きらきら星。このやり方が定着すると面白い。神戸からKさん。京都からTさん。三軒茶屋で2次会、3次会。:*・
06・06・30 授業報告。ウエブ・サーフィンしていると一日がすぐ経つ。Phの宿題の添削。「アリスの絵本」学者や詩人や絵描きが遊んでいるのだが、余り面白くない。アン・ヘリングの記事がよい。
06・06・29 L7、Phさんにresumeを渡し、Chさんとは豆の話。久々にMさん。許可の求める章終る。L6、50分遅れで、Gさん登場。短い時間だが、いいレッスンとなった。一歳のとき家族で交通事故に遭った。妹は未だお母さんのお腹の中。それ以降お母さんは車を運転できなくなった。そのNY在のお母さんには最近何か問題があって、しきりに電話していると。パリからスロバキアまで一日でドライブした。来週は沖縄に行くので今日が最後となると。心を開いてくれたが、又遭えるかどうか・・・*・
06・06・28 resumeの修正など。シェイクスピアの会、「リア」7場。久々にもやし作る。*
06・06・27 Piさん、ゲーム理論。resumeをPiさんに見てもらう。*
06・06・26 resumeをまとめているとやはり苦労したことだけが浮かび上がって来る。自分が本気に取り組んだことが財産ということらしい。
06・06・25 夜中、鈴木晶「グリム童話ーメルヘンの深層」を読んで、2度寝して、寝坊した。著者はグリムのネガティブな面を示して見せるのが、本当のグリムの愛好者ではない。何が本当に面白いのか分らずに書いている感じ。Nさんとのグリム会読の第1回は1時間遅れの11時からとなってしまった。5時ごろまでかかてKHM101〜106。2人で読むとそれなりに理解が深まる。グリムにもノンセンスが大きな役割を果たしている。途中、にわか雨あり。妻、今日の宝塚は庄野潤三夫妻が近くの席で見ていたということから、庄野英二、潤三のことなど。
06・06・24 クロッキーの会に行くつもりだったが、英文resumeを書いているうちに一日がたってしまった。夕方、散歩がてらに、Good Day Booksへ。スカリーのマザーグース本一冊、既に持っていると思いながら。アリスの読書会は私が出ないほうがブルースさんがやりやすそうなので、終わり頃、気が向けば行くことにする。71.5 *
06・06・23 ソーラー電池について色々考えたが、既にいくつかあることがわかって熱が冷めた。九段ギャラリーで、ルーマニア・スケッチ展。胡麻油つられて、「いもや」へ。Yeatsの本1冊。英文履歴書検索する。日本のサイトでいいものが無い。Yさんから異動の電話。*
06・06・22 L7、3人。風流の事例として、W.B.YeatsのI will arise and go,の詩を示したら、Phさんは私よりよく知っていて、それがどんな機会に作られたか説明してくれた。L6、Gさんのみ。山登りの話。単純なことの奥深さを語ってくれる。食べ物、下戸のメカニズム、細胞学の話など。夕、Sさんと鮪の店。L社のことを話してみる。iPod、ソーラー電池のことなど。 *
06・06・21 シェクスピアの会、Gさんシシリーがら元気に帰国。
06・06・20 Piさんのための予習。Piさんとは大半雑談。私には理解できないことが多いのは残念。その視点は常に新鮮。*
06・06・19 「おたくさ」の鈴木獏さんに礼状。Phさんにもお礼のメール。「アリスのお姉さん」を考える。Kさん紹介の少女座「アリスの本」着。読んでみると面白く、素手で捕らえようとする態度か気に入った。*
06・06・18 梅花女子大から届いているというハリウエルの第3版を見に図書館へ行く。確かに第3版とあるのだが、1842年のものをボストンで再版したものを、さらに1969年デトロイトで再度発行したもである。私の手持の第1版(レプリカ)1842年のものとは内容が増えていて、異なるのだが「ハートの女王」が入っていないことから、どうやら第3版ではなさそうである。オピーによれば、1842、43、44、46、53、c.60の版本があるとあるが、これはあくまでもロンドン発刊のものなのであろう。目的は達せられなかったが、大阪の大学の蔵書を東京で閲覧(コピー不可)できるだけでも有難かった。「アリスのお姉さん」を書き始める。
夜,Ph家の招待。心のこもった洋風精進料理。食前酒(イギリスビール)、ガスバジョ、サツマイモのほうれん草包み蒸、グリーン・アスパラと??の包み焼き、ハーブサラダ、デザート(無花果、棗などの甘煮、チーズ5種)食後酒 (Isle of Jura スコッチ・シングルモルト)素材はすべて有機栽培のもの。コレクションを見せてもらって、11時帰宅。*・
06・06・17 会計監査に署名して送る。クロッキーの会、1月前のコスチュームの続き。前の場所を覚えていなかったのは悲しいかった。最後まで形が決まらず苦闘した。
06・06・16 雨。会社HP更新。読み飛ばしたKHM106を改めて読む。粉屋の3番目ののろまな職人が7年間三毛猫に使え幸福を物にする話。KHM110は不思議なことに今使っているテキストにはない、ユダヤ人蔑視の表現があるからであろうか?これは馬鹿正直な男が小人から3つの願いかなえてもらう話。だが見知らぬユダヤ人をひどい目に合わせる。訳が分らない。*・
06・06・15 L7、3人。茶摘み唄の手合わせ、アメリカン・スクールでもやっているとAさん。「風流のはじめや奥の田植え歌」をPiさんが持ってくる。L6,2人。Cさん、天衣無縫で屈託がない。2週間ロンドンへ。Gさん、マイノリティの話。来週韓国へ。2つのレッスンをすると草臥れる。それは生徒が精一杯生きているからだろう。多彩、奥が深い。
キャロル協会会計監査の件。73.0 *・
06・06・14 KHM 119 気の小さな7人のシュワーベン男、さえない冒険。KHM120 悪魔との約束を守った3人の職人の話。この約束を守るということはなかなかできることではない。リア王、今日は珍しく4人。あと5分の1ほど残っていた「L One」出てきて読み続ける。73.0
06・06・13 グリム少々、ゲーム理論少々。終日曇天。Piさん、ゲーム理論。あちらこちらに飛ぶから厄介。*・
06・06・12 八丁掘りのお祭りはもう終わっていた。KHM113 難題を次々与えられて、女性の助けで解決するのだが、あるきっかけで、すっかり忘れてしまう物語、この場合はお母さんからキッスされた途端に忘れる。私の好きな「心の旅路」のグリム版.。KHM114 3番目の男は何時も楽天的で幸運を掴む。KHM115 悪事は露見するもの。KHM116 忠誠を尽くした兵士がつれなく放り出され、その復讐をする。KHM117我侭息子の怖い話。どこで狂ったのか書いてない。KHM118 3人に外科医がいい格好をしたばかりに、泥棒の手、猫の目、豚の心臓を移植する羽目になる。「誰がタルトを盗んだか?」には反響なし。細君と同窓会やお茶会の話など・・・ワールドカップ、オーストラリアに1−3で敗れる。*
06・06・11 「誰がタルトを盗んだか?」を書き終える。2ページ足らずだが、私にはいい勉強だった。キャロルはしたたかなのである。一日雨。「英語青年」を買いに出る。
06・06・10 「誰がタルトを盗んだか?」を書き始めると興が湧いてきて、クロッキーの会をさぼって、図書館へ行った。架空の話にさらに架空のお話を重ね、それをああでもない、こうでもない詮索するのが果たして意味があるのだろうか?ハムレットなら良くてアリスなら価値がないとは思わない。グリムも少々。大英図書館からThe Spoken Word Poetsが届く。Kさんが持っていてどうしても欲しく5日ほど前注文したもの。テニスン、ブラウニングの肉声はさすが録音が悪いが、イエーツ、ド・ラ・メア、ガルトルート・シュタイン・・・素晴しいもので、大満足。原詩が付いていないので探す楽しみもある。食後、「誰がタルトを盗んだか?」を続ける。*
06・06・09 昼、雨。グリム少々。八丁堀はお祭り。「笑う大英帝国」はだらだらと終わった。気負わないのが英国風。 *
06・06・08 L7,2名。浜田広介の童話を読んであげる。L3,3名。Cさん「ドラゴンボール」を読み始めたと。Good Day Booksへ寄ると、ブルースさんが7月9日の読書クラブにアリスを取り上げるという。アマゾンを含めて4冊の本が到来、Fantastic Alice, Hitchhiker's Guide to the Galaxy, Still She Haunts Me, The Lore and Language of School Children TVで鳥の映像を見る。*・
06・06・07 KHM111欲のない好青年が、空気銃一丁で、世に出てやがては王女を娶り国王になる話。両親を呼ぶのも良い。KHM112ほら話。NさんMG学会に入会の連絡をF先生から戴く。リヤ王、クォート版で第7場、エドモントの動きがきらびやか。登場人物が皆鮮明なイメージで登場する。独酌11時。
06・06・06 朝方、自分が体を左右に振り、何者かが前後にゆすると見事に定まった座形となる夢。グリム、KHM 107、仕立て屋は名前が無いのだがハンス的。神を信じて幸運を掴んだ者は何一つ不足は無い、という母親の格言が生きている。悪役の靴屋も物語には必要。KHM108はハンスぼっちゃんはりねすみ。シュールな話。KHM109 経帷子。短編ながら母親の心を上手く表現。Piさん。今日は2時間ほとんどしゃべっていた。マレーシアの話など、言いたいことがあるのだ。ラッキョウ1キロ、600円。*
06・06・05 夜中、土居光知の「詩形論」読む。面白いのだが、今ひとつ論旨あいまい。天風も読む。究極の目標を何処に置くか?これが決まらないとあゆみが定まらない。グリムKHM107読み続ける。この仕立て屋のようにありたいもの。ブックセンターで「笑う大英帝国」を買って読む。少しで読んでみるが、だらだらと話が続く。イギリス人が一筋縄で行かぬという点では同感だが後半どんな展開になるのやら。梅花女子大のHaliwellの第3版があることが分った。契約更新。72.0*
06・06・04 ハリウエルのことを調べようと国際子ども図書館へ行く。日曜日は資料室は開いていないことを忘れていた。3階で「もじゃもじゃペーターとドイツの子どもの本」という展示会をやっていた。上野は大変な人出。遅まきながら、土居光知「文学序説」を買って帰る。蒟蒻、しめ鯖。KHM107を少し読む。lustigというのがグリムのキーワードの一つ。 Phさんとは18日となった。*・
06・06・03 図書館へ本を返そうと思ったら、一週間お休み。ハリウエルのことを調べたいと思ったが手元に文献のないので手が出ない。家のことなど考える。弟に電話。中村天風。
06・06・02 Sさんと昼食。
06・06・01 L7,全員。Pさんから招待のメールを見過ごしていたことが分かった。L6,2人、スロバキア人Gさんはクラスでは初見。東京女子大でインターナショナル・シアター・カンパニー・ロンドンの「じゃじゃ馬馴らし」を見る。T、I、Yさんと。力量のある俳優が数人で見事な劇を作り上げていて、堪能した。帰りS先生、Iさんと駅前で9時過ぎまで。盛り沢山な一日。*
06・05・30 中山克郎さんが会社に会いにきてくださる。こんなに「言葉遊び」の好きな人にお目にかかったことはない。キャロルと同様、パロディ好きで、韻律のついての好みもノンセンス論も馬が合った。お土産にSONGS FROM ALICEを戴く。夕、特派員クラブ、ワイン試飲会。ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、アフリカと産地が異なるのだが、ワインの味、香りの幅はそれほど大きくない。今回は三人、10時過ぎ帰宅。「ハートの女王(4)」追記して就眠。*
06・05・29 中山訳原詩がPuffinでにあることが分って、挿絵など1840年のものと比べる。Kさんお礼の電話。Nさんとは明日お会いすることとなった。「ハートの女王(4)」を書く。*
06・05・28 10時、中央林間。中国語最終。私にはいい勉強だった。次回からドイツ語グリム。昼から陽が差し、陽にあたりながら、日本語問題など、取りとめも無く。4時前まで。中山さんからメール。出典は意外なものだった。1860年の頃のもの。
06・05・27 キャロル協会例会、「ミッシュマッシュ8」合評。マザーグース学会よりF先生、M先生。義直くん元気。2次会を含めて10時過ぎまで。中山克郎さんから書簡。*
06・05・26 ナ形容詞と名詞の関連を調べる。オノマトペは形をかえてナ形容詞へ。「ハートの女王」1840年版と中山克郎訳原詩と比べる。曇天。蒟蒻のきんぴら。*
06・05・25 快晴。L7,4人揃う。それぞれ異なった生活の息吹を持ち込むので面白い。Chiさん、Piさんに「茶摘み」教える。L6,Cさん、村上龍「限りなく透明なブルー」の英訳本を持ってくる。インドのCさん、三重旅行の話。1100キロ自分で運転したと。2時間の時間が足りない。みなと図書館へ本を返しに。東京タワー沿いのバラが満開。*
06・05・24 パーシーで発見したリアのバッラドをコピーして皆さんに配ろうと思ったが、オックスフォード版の付録にちゃんと収録されていた。グリム、KHM105蛇とひき蛙の話。主人公が少女の3篇からなる。いずれもありそうな話。夕方から雷雨。シェイクスピアの会。リア曰く、寝てるのか、覚めているのか?・・・誰か教えてくれ、この俺は誰なのか? 道化:リアの影法師さ。
06・05・23 生活の基盤、1から洗い直す要あり、銀行で記帳などしてもらう。Piさん、ハワイから帰国。自分で日経を買っている。ナッシュの話。クレイプのゲーム理論、2章。私の日本語教授法に感心してくれるので、ついでに元日本語的な話をしたが、これには反応は今ひとつ。帰り、雨。英詩にしろ。漢詩にしろ本当に分れば、もう日本人ではなくなっている。阿倍仲麻呂をはじめ多くの人がその道をたどったのだろう。Sさんから旅行記は面白かったと。*
06・05・22 ハートの女王はバラッドの中に出てきはしないかと思ったが、該当なし。その代わり、リヤ王のバッラドが見つかった。会社から話。ターニングポイントを迎える。YM生命のSさんへケルンの旅行記。上野幹夫さんから中山克郎さんの住所をお聞きして手紙を書く。
06・05・21 Nさんとの勉強会が延期になったので、急に時間が出来た。少し片づけを始めたら一日が潰れてしまった。持ち物を半分にする要あり。行く行く良寛さんのようにならなければならない。あの世には何ももっていけない。「相似相」はどこかにまぎれて出てこない。中山克郎さんとはまだコンタクトできない。訳詩の出典はが分かれば少し進展するのだが・・・*・
06・05・20 Hさんから20日前にワイン試飲のお誘いを受けていたことが分った。くずかごに入れていた。クロッキーの会。10月からアスベスト関連工事のために区民会館が使えないと。昼間は夏空、夕、雨。弟から電話。遊山の古いのを取り出す。*
06・05・19 一木会。表参道ヒルズ、MIYASHITA。神戸、名古屋勢も加わりメンバー10人揃う。全員、健康、まずまず平穏に推移。自分が平均より大きく外れた生活をしているのに気付く。料理はまずまず。竹下通りから明治神宮、時々小雨。そして、裏に出て、代々木クラブで5時まで駄弁る。自分の位置が意識できるのは有難い。*
06・05・18 レベル7、両親来日中のMさん、家族の絆が伝わってくる。久々にAさん、「八十八夜」を教えて喜ばれる。レベル6、Cさん、ナブコフを読んでいると。カフカがすきという。この人の世界も大変豊か。昔話を1編読んであげる。後半はテキスト。帰り図書館に寄ろうと思ったが疲れて帰宅。だが、充実感あり。心が通っているからだろ。Nさんと日本語について。中国名句CD聞く。曇天、雨、例年のこの時期らしくない。*
06・05・17 字の読める犬のために本を探しているという夢。営業会議。リア王、1幕4場、道化見事な働き。リアは気付かない。曇天、雨。*
06・05・16 KHM102、みそさざいの子供たちが素晴しい。KHM103、止め方を知らない悲劇。マザーグース的。KHM104、馬鹿比べ。グリム的。知恵ある人たちという題名がおかしい。いずれも面白く手ごたえあり。曇天。2時前に家を出て、表参道ヒルズで予約の確認、明治神宮、さらに裏に出て、参宮橋の代々木倶楽部でコーヒーをのんで、折り返し、根津美術館、ブルーノーツの前を通り帰る。5時15分。久々に歩いた感じ。シャワー、夕食。*
06・05・15 子供達の小さかった頃の夢を見る。会社HP、Hさんの金蘭.。amazonのアソシエイツ研究、Tさんの新HPのリンクなど済ませたところで、シェイクスピアのTopページが消えてしまった。久々のショック。会社のPCからも消したようで処置なし。グリム2ページ。KHM101は死神が登場して、面白い終わり方をする。中山克郎さんの探索続く。東工大大学院にも照会。家でHP修正、TさんんHP,アマゾン・アソシエイト、BBS開設、結構時間がかかった。*
06・05・14 Nさんと国語論議続く。図書館へ行き、グリム2時間で2ページ。その内、早くなるだろう。Jn来る。Tさんからリンクの連絡。*
06・05・13 久々にクロッキーの会。20号油。コスチューム2回の初日。下書きを木炭でしない方がいいと田中先生。最初はてこずったが次第に面白くなった。楽しい半日であった。この感じは、山歩きの感触に似ている。S先生から観劇準備講座の原稿を受けホームページ作成。
06・05・12 会社、メール機能回復。Nさんと日本語談義始まる。中国名句を少々。*
06・05・11 レベル7、テキストを離れロール・プレー、「出」の解説、共に喜ばれる。レベル6、Cさん一人なのでかなり深い会話ができた。忠臣蔵とハムレットは異なると。ハーンの「怪談」など。疲れた。Good Day Booksでナーサリーライム3冊。*
06・05・10 「ハートの女王(3)」をUP。リア王、1幕4場、新旧道化の活躍始まる。*
06・05・09 「ハートの女王(3)」を書き出すと止まらずお昼まで。Kさんに了解を求める。Piさんのためゲーム理論の予習。予想どうりゲームの理論はやりたがった。ゲームの理論の和訳をテキストに選ぶと教える方はそれなりの理解が必要とわかった。これにはかなりの努力が必要。アリストテレスの政治学の話。Piの偉いところは基本的な古典を熟読していることである。ジャックダニエルを買って帰る。曇天が2日続く。Kさんご了解。*
06・05・08 「ハートの女王」の一人として、ダイアナ妃のことを調べる。時間が早く経つ。文献を集めずに学者の真似事をすべきで無いのではないかと思う。73.2、お酒の所為で体重減らない。*
06・05・07 連休最終日。「ハートの女王(2)」アップロード。TさんHPを開設。大変素晴しい出来栄え。だだ、私の願いは未だ実現されていない。久々にキャンパス20号2枚張る。不器用な私だが、キャンパスを張るのは嫌いではない。10メートルキャンパスの1本目が終わり、3年ぐらい前に買っておいた2本目を取り出して、テレビを見ながら張り、地塗りもする。この10メールキャンパスを使いきる日が来るのだろうか?テレビでは故郷で隠居の福永光司の話、続いて虎を飼うタイの僧院の話。クロッキーの会のMさんから電話。*
06・05・06 細君宝塚。朝から「ハートの女王(2)」作り、昼前、Sさん、Tさんにメールでご意向を伺う。息抜きに高円寺。藤野先生からハリウェル各版の異同についての情報を受け取る。これだけのことに答えられるには大変な時間とお金をかけた蓄積がないとできないこと。先生の情報を織り込み「ハートの女王(2)」を修正。キャロルを理解するには、その時代のことをよく知らないと駄目だと思った。その一つは当時どこにも転がっていた物語絵本である。
06・05・05 HP「ハートの女王(1)」UP。続きに取り掛かる。調べ物をしていると時間のたつのが早い。夕方神田へ散歩。Iさん、Fさんから写真つきの近況とどく。
06・05・04 マザーグス学会のSさん、Tさんから「ハートの女王」の情報が寄せられる。余り混乱を生まないように、これまでのところを整理しHPに載せる準備をする。図書館に本を返しに行きグリムを少々。
06・05・03 好天。根津美術館ー表参道ヒルズ(MIYASHITAへ一木会の予約)ー原宿ー渋谷(ビックボックスでプリンターのインクなど) 若葉が美しいが、大変な人出。原宿駅ではホームに降りるのに20分もかかるという混みよう。「ハートのクイーン」の中山克郎訳の原詩の出典を探すため、マザーグースのMLに照会する。キャロルはこの詩を基に「不思議の国」の11章を書いたと思える。*
06・05・02 雨。印鑑証明を取りに行き、帰りに「ヤマヤ」へ寄る。Piさん。ナッシュ均衡の解説をしてくれる。習うより、教えたいのは万人共通。*
06・05・01 夏並に温度上がる。「ハートのクイーン」のことを考える。トランプ占いのことを調べようと本屋に行くが、タロット、風水、占星術、四柱推命がほとんど。トランプ占いの本は見当たらない。
06・04・30 うとうとしながら、テレビで碁を見、井上洋治さんの南無バッハの話を聞いて、本の片付けをしていると夕方になった。Good Day Booksへサイデンスティカーの話を聴きに行く。聴衆約30人。話と質疑で1時間少々。英語が6割くらいしか聞き取れなかった。終わって、Piさんがお鮨を奢ってくれる。ブレネレスキーの話。結婚前後の話。時にはお酒が入るのがいい。*
06・04・29 シェイクスピア祭、明大。阪大の斎藤衞先生「シェイクスピアと漱石――悲劇と喜劇」 と「トーク 彩乃木崇之」司会野田学(明治大学)の2本立て。前後にシェイクスピア協会と英文学会の挨拶が付く。彩乃木崇之さんの話はとても面白かった。シェイクスピアの森の人が7、8来ていた。DVDで「マトリックス」見る。ヴァーチャル・リアリティーの世界を上手く描いている。アリスの物語が活用されている。台詞をチェックするのも面白いかも知れない。Kさんから久しぶりのメール。Mさんの「出社」を「会社から出て行く」ことではないかの質問から、「出る」の語意を調べ、、ひらかな2字の動詞について考える。日本語の原型がここにある気がするので。Phさんの「は」と「が」の誤用も私にはいい勉強になる。「は」と「が」は未だに明快な説明は出来ていない。*
06・04・28 昼休み、「荷葉展」写実に逆戻り。Kさんと少し話す。Piさんが読売オンラインのDonald Keeneの自伝が面白いと教えてくれたので、読むと確かに面白く、最初から15回分、全部読んでしまう。NさんのHPに愛についての美しい文章が載る。サイデンスティカーの本と半七を少し読む。
06・04・27 レベル7、季語の話から歳時記を見せると一同驚嘆。リベル6、Chiさん、10才頃からお父さんにシェイクスピアを読んでもらい、ハムレットなら2日で読むという。頼もしい生徒である。みなと図書館へ寄り半七捕物帳を借りて帰る。Tさんから写真届く。*・
06・04・26 サイデンスティカーの本を少し。シェイクスピアの会。リア王、1幕3,4場。Iさん復帰。*
06・04・25 ノンセンス論(1)UP.。単純なようだがここまで来るのに数ヶ月かかった。雨、雷、晴れ、風強く不安定な天気。Piさん、日中ガス田の話、ゲーム理論少々、アジェンダの力の話。*・
06・04・24 ノンセンス論考える。夕、神田。頴原退蔵「俳諧史の研究」キングスリー「Westward Ho!」、ドイツの子供の歌の本、中山克郎「もうひとつのマザーグース」渡辺昭五「梁塵秘抄の風俗と文芸」佐藤喜代治「日本の漢語」。本が向こうから読んでいる感じ。海亀もどきのためいき(2)を修正。*
06・04・23 Nさんと唐詩。2回で終わったが大変な収穫であった。詩はやはり原音で読まないと駄目と思う。唐詩の凄さ、李白の凄さ、今回良くわかった。人は何を面白いと思うか?という話題。帰り、ツタヤに行き、「バッチギ」を返し、「マトリックス」を借りてかえる。夕食後一杯機嫌でうつらうつらと見ていたら、よくわからなかった。「不思議の国のアリス」に関連する台詞が時々出る。もう一度見るつもり。
06・04・22 ノンセンス論少し書く。国際交流基金のサポータークラブのイベントに行く。「バッチギ」をプロヂュースした李鳳宇さんの話、韓国の歌、お茶とお餅の接待、充実したものであった。Sさんのプロジュースも成功で、嬉しかった。Iさんも一緒。*・
06・04・21 久しぶりにツタヤに行き、明日の講演に備えて「バッチギ」を借りて帰り、見る。*
06・04・20 Kさんのご主人(62)の逝去の報。レベル7、4人、進歩が早い。レベル6、初日、Clさん(ウエールス)異色の映画オタク。Chさん(インド)英文学修士の明るい才女、よく話してくれる。三菱経営情報技術懇話会、三菱総研で。案内状が来ていないというハップニングがあった。宴会では美味しい酒をたっぷり戴く。*
06・04・19 会社HPのHさんのカタクリの写真差し替え。昼、Sさんと歌舞伎そば。そのまま、神山和子展(ギャラリー近江)、Sさんよりまた戴く。72.2*
06・04・18 シューエルを少し読む。好天。Piさん、ガス田開発がらみの記事を読む。先週、サイデンスティッカーの講演の話をしておいたら、早速、本(この人の半七捕物帳の英訳)を買って参加の申し込みをしておいてくれた。自叙伝も貸してくれた。*・
06・04・17 会社HP修正。N先生の「ペデストリアニズムの諸相」は思いもかけない人と事象を取り上げられてあって面白かった。手元に豊かな文献がないと出来ない仕事である。礼状を書く。海亀もどきのため息(2)UP。翻訳論の入り口でもあり、出口でもある。「ミッシュマッシュ」届く。自分の原稿のミスを見つけてがっくりする。*
06・04・16 Nさんの本の書評UP。海亀もどきのため息(2)を書く。書きかけて途中のままにしていると効率が悪い。何事も一気にやってしまうのがいいのだが・・・。交差点の八重桜満開。図書館へ。ペンギンの現代詩の本2冊貰ってくる。
06・04・15 もう一度ビデオを見て、A先生の本の感想完成。凡人社へ。Mさんと「日本語生中継」の著者の話を聞く。談話分析は面白そう。聴衆は30人程。サンギタさんのテープをまた聞き発音のチェック。HPに書評載せる。*・
06・04・14 楠の若葉が美しい。A先生の本の感想書く。神田、キーンなど。N先生から紀要抜き刷り戴く。息子たち、アメリカ遊学の報告にくる。盛り沢山な6ヶ月を元気に過ごせて何より。Yさんからのアイリッシュ・ウイスキーの封を切る。*
06・04・13 レベル7、5人、Phさん、お嬢さんを連れてくる。皆の進歩大きく、学べば進歩することを実感する。レベル6、レッスンなし。日赤医療センターの中は大分前からすっかり様変わりしているのだが、数日まえからバス停が移動して新時代が始まったという感じ。ガーデンヒルズの入り口の石楠花が今年も見事な花をつけた。Oさんの写真が見えない理由わかる。ちぐはぐなことが多いという感じ。サンギタさんのテープを久々に聞く。「ヤンソン氏の誘惑」を作る。190度40分。*・
06・04・12 会社のHPにOさんの桜の写真を載せたのだが、ご本人は見えないという。シェイクスピアの会。Fさん来る。A先生からビデオと本が届いていた。うれしいやら恐縮するやら・・・早速ビデオをみてしばらく幸せを味わう。*・
06・04・11 終日雨空。ノンセンス論など。夕Piさん。豪ガス田の記事を読む。「噂の寅次郎」を見る。結局寅さんも人に支えられて生きている。SLが走っていた頃の日本は美しかった。*・
06・04・10 アクセス29000越す。一木会案内の不備を知る。アドレス帳の更新をしっかりしないといけない。*・
06・04・09 再度、蕗を煮る。A先生からのメールに愕く。石田・中野の碁を見る。うつらうつらと見ているうちに、終盤、中野の思いもかけないポカで石田9段の勝ち。最後まで勝負は分らないもの。半日、部屋の掃除。例により、途中で本を読んでいる時間が長いのだから遅々としたもの。NHKの講座が始まる時期。意味を頭に描きながらの朗読を勧めていた。マザーグースのページ少し追加。*
06・04・08 日本語教室打ち合わせ。双子の赤ちゃん出産のため退職させるSさんの送別会を近くのレストランで。緑の豊かな増上寺の横の森を通り、(このコースが好き)御成門にある図書館へ、シェーエルを読み続けようと行ったのが、カーペンターの「秘密の花園」を拾い読みしたら、大変刺激的なことが書いてあって、これを読んでしまった。マザーグースのMLでクリスティーの話題が出ていたので、本を整理した。あるべきものが見つからなかったり、読んでないものが多くあったりして愕いた。「女王ふたり」というお芝居の話。
06・04・07 シェーエル原文読み進める。ノンセンス論はこれからの私のメインテーマとなりそうなのだが、自分でも思いもかけぬ分野に入り込んだもの。ナンセンスの興味はキャロル以前にナーサーリーライムに接して以来のものだが、キャロルによって増幅された。Oさんから桜の写真。
06・04・06 穏やかな日和。久々に予定がない日。シューエル再読始める。この人のように順序立て書ける人は日本にはいない。高田馬場で子供の詩の本。6時まで図書館ですごす。「幻想交響曲」3種類聞く。和央ようかの話など。夜中、佐藤愛子・江原啓之の対談を読む。*・
06・04・05 雨。水曜は雨が多い。リア、一幕一場終わる。Iさん、会の運営について再度話題にされる。もうすぐ82才、14種の薬を飲んでいると。Hさんからテープ2つ戴く。これもベルリオーズ。コーリン・デイビス指揮ウインフィルとコンロン指揮ロッテルダムフィル(87年日本公演)
06・04・04 Phさん、Mさんとハーブ談義。吾唯知足は生徒にまずまず伝わったが、これはj自分への戒めでもある。吾は「吾輩は猫であるの吾である」とPhさん。どちらが先生かわからない。有栖川公園は山吹の黄色、雪柳の白、それに桜と色の競演で、野生のスミレも可憐な花をつけていた。上の桜は散り始め、木々が芽吹き始める。Piさん、パソコンを使いながら自己流の学習始まる。こちらは草臥れるが、これでよいのだと思う。*・
06・04・03 夢、素晴しく澄んで暖かな海へ家族と一緒に行っている。澄んだ川、魚が手掴み出来るのだが、産卵後の鮭のよう。傍で、地元の人が新鮮な切り身を売っている。
朝から、強風、折からの満開の桜に吹き付ける。Sさんの事務所によって少し早めに帰宅。夏目康子「不思議の国のマザーグース」を読む。面白い。
06・04・02 宝塚の「ファンタム」のヴィデオを見る。午後、図書館、火曜日のレッスンの準備。竜安寺のことなど調べる。吾唯知足が果たして外人に通じるか?71.8*
06・04・01 本十数冊持って、good day bookへ - 2冊買って、目黒の図書館へ本を返しに ー 川沿いの桜と花見客を見学 ー 原宿 ー 表参道ー途中、裏道に入ると、なんとキャセドラルが出現していて、愕く。穏やかな好天に恵まれ折からの桜で幸せ。その上、一瓢を携えていたので・・・*・
06・03・31 会社のHP更新。万葉集の英訳本とヘッセの「荒野の狼」黄色の表紙の旧い本。スナーク読み終える。神として自分を慰めている思い。この前の出来事とは逆。
06・03・30 Dさんお休みで調子が狂う。国際交流基金でSさんにあう。廻りの桜並木の夜桜を見て、居酒屋へ。お嬢さん東大合格のお祝い。仕事の話など。風寒く熱燗の似合う夜であった。Snarkは音なので、意味から接近しても正鵠を得ない。「One L」は試験後の様々な思いがよく書けている。A,B,C・・・の成績は商品の格付けと同様、買う側(ローファームなど)に必要なのだと。*
06・03・29 K先生へお礼と口を覆って笑うアリスについて。Owenの詩は、オックスフォードの詞華集にも収録されていた。Donneの問題の詩はネットで見つかった。昼、Sさんと。「One L」読み続ける。夜中、Snarkを読む。面白みがわかり始めた。
06・03・28 Phさん。Keeneについてのエッセイを取り上げたのだが、思いもかけない展開となり、Wilfred Owenの戦争詩を教えてもらうことになる。Anthem for Doomed Youthというソネットを暗記していて、書いてくれる。ヘミングウエーのFor Whom the Bell TollsはDonneの詩からきていると。Bellmanのこと、日本の古い映画の話。この人の懐は深い。図書館前では各種の桜が一斉に開花していた。オノマトペのことを少し調べる。Piさん、ゲーム理論、スタートを切る。1章を終え、2章へ。大学の先生3人の翻訳であるが、良い訳ではないので、人事ながら恥ずかしい。K先生から本届く。*
06・03・27 ブックセンターでひらいたかこさんのヨーロッパ・イラスト紀行を2冊入手して、読む。同じような鉄道旅行をしたものには、その土地土地で宿を探し、人との出会いや食べ物に感動した日々が懐かしい。食べ物の挿絵が多いのには苦笑。*
06・03・26 Nさんと中央林間の駅近くで唐詩。一緒に読みながらその雄渾さに改めて感銘した。詩は朗誦すべきもの。逆に朗誦に耐えないものは詩と言えないのかも。月落烏啼霜満天の詩は明け方の詩だと気付く。日本語とヘブライ語の話など。先日妻と見た赤い星のことをお聞きして、一緒に本屋で確認に行く。その星は火星とわかった。充実した半日であった。蕗、蓮根を煮、いかなご釘煮で晩酌。*
06・03・25 神田経由市谷の法政大学へ。キャロル協会例会。楠本先生の「アリスの英語」。新人二人。3年ぶりのMさん。終わり間際にイラストレーター・作家のひらいたかこさん。Kさんからいかなごのお土産。2次会ではひらいさんとゆっくりお話できて良かった。3次会は失礼する。*・
06・03・24 同時通訳をしておられたNさんからはがき。学生に帰り論文を書いていたと。70歳くらいの筈。マザーグース学会、いつも只見しているようで気がひけるので入会、*・
06・03・23 Dさん欠席でかっかり。有栖川公園でしばし過ごす。下手な漢詩で書くと、「落梅春風寛 処々鳥声繁 独吟李杜詩 雲遊心自閑」といったところか。日曜日にNさんと読むことになっている唐詩に出てくる場所を地図で追う。不思議に良い地図がない。白帝城など示した地図があればいいのだが・・・*
06・03・22 シェイクスピア、K,Hoさんお休みで、終わりのころ久々にHuさんが姿を現す。雨。*・
06・03・21 野球、キューバ対日本戦を見る。Pさん。先週郵送した語彙集が届いていなかった。アクシデントはあるものだ。かなり流暢に日本語を話している時もあって驚く。夢多き人である。事業戦略のようなものを話す。イエイツの「鷹の井戸」など読む。*・
06・03・20 弟と墓参。天気はいいが強風で線香を売っていなかった。いかなごワカメ貰う。スターバックの3階のテラスで。李白と杜甫、天才たちの交流。今から1250年も前の話。音から漢字へとなかなか結びつかない。と言うことは中国語はほとんど身に付いていない証拠。英語でも同じ現象がある。新鮮な独活を味噌で。*
06・03・19 豆を煮る。TVで碁観戦。部屋の掃除をする予定であったが、Children 's verseをスキャナーで取り込みHPにUpする作業をしているうちに夕方になってしまった。Pさん用の語彙集2章終わる。人の翻訳の後をたどるとおかしなことが目に付く。西空に大きな赤い星。*・
06・03・18 BSハイヴィジョンで、飛び出す絵本のロバート・サブダ、続いて、松田正平の世界を見る。Pさん用の語彙集を続ける。チェスタトン少々。ノンセンスと狂気。Kさんと美と悲しみについてのやり取り。*・
06・03・17 Children 's verse整理。Pさん用の語彙集を続ける。荒木博之から思いついたのだが、日本語のオノマトペ的言葉は鞄語の一種と考えるとよい。*
06・03・16 Dさん「荒野の狼」を持って来たので、あらすじを話してもらう。眠れないときの対策として「祈り」を挙げる。Pさん用の語彙集を続ける。竜安寺の蹲、吾唯足知のことを調べる。72.2*・
06・03・15 「金剛」という字を墨書しようとして、紙を探している。まずまずの紙が2枚見つかった。夢。Pさん用の語彙集作成開始。麹町、B社訪問。シェイクスピアの会、リア王、ケントが命がけで諌める場面。*
06・03・14 Aさん、英文毎日の俳句についての記事を持参。荒木博之の本、誰も興味示さず。有栖川公園、紅白の梅が満開、折から日差しも暖かくなり、ぼんやり過ごす。この公園は、草木、池、子供、老人、犬・・・と揃っていて、好き。チェスタトン少々。Pさん、ゲーム理論の本の最初の1行にクレームをつける。大学教授3人の共訳であるが、英語が読めていないこと(もっと大切なことも)を認めざるを得ない。この翻訳をテキストに習う学生も本質的なことを理解できない。要は思考の組み立てが違っている。*・
06・03・13 気温下がる。K先生へ出状。申告送付。テレビで「雨あがる」を見る。*
06・03・12 楠本訳「アリス」気付き事項まとめる。ペンジュラム展最終日、会場でのちょっとした会話が楽しい。息子が来てスキャナーの接続をしてくれる。早速、Mother goose collectionを編集する。漢詩朗誦は日本語読みが災いして意外と難しい。これはカタカナ英語に災いされて英語が上手くなれないのと同じ。*
06・03・11 さいたま新都心、ジョン・レノン・ミュージアム。11歳の彼の描いた「不思議の国のアリス」の挿絵を見る。展示も音楽もよく出来ていた。入場者が私を含めて3人。東十条の田中敏晴個展を見に行く。天気も良く、ビートルズの音楽が脳裏にずっと鳴っていて、ゆったりとした、満ち足りた一日だった。荒木博之「日本語が見えると英語も見える」は大変面白い。日本語の先生にも読んでもらいたい。*・
06・03・10 Robert SabudaのThe Movable Mother Gooseを入手。幼児用のPOP−UP本だが、実によく出来ていて、良くぞこんな手の込んだものを作ったものだと感心することしきり。触っていると幸せを感じさせる。偉い。頭が下がる。72.6*
06・03・09 Dさん、小説を書いていると。ペンジュラム展会場当番。*・
06・03・08 昼休み、フランス近代絵画展、三越。シェイクスピアの会、「リア王」初日。帰りTさんと久々に一杯。HPのこと、万葉集のこと。*
06・03・07 レベル7、休憩の時、3人の話題にしていることを聞くと、日本語の表記法の複雑さについてであった。世界一複雑であると説明しておいた。では日本はどうするのか?まだ解決の道が見つかっていないことも、彼らは知っていた。私にも解決策はわからない。最高の知性を集めて検討して欲しいもの。ペンジュラム展会場に遅まきながら到着。ニューファイスも多く、変化あり。Pさん、クレイプスのテキストの翻訳を渡すと大変喜ぶ。早速、これに取り組む。また、新しい段階を迎えた。*
06・03・06 楠本先生の新訳アリスの本を読んで、書評らしきものを書いている内に一日がたった。キャロル協会のニーズレター、祖岳著作集4を受け取る。*
06・03・05 春陽。妻が花を植えるというのでプランターの準備をする。うつらうつらとテレビで碁を見て、税務申告作業を少しして、夕方図書館に本を返しに行くが休館。氷川神社の境内を通って帰宅。「イェイツの詩を読む」は尾島庄太郎が訳したものを金子光晴が原文を見ずに手を加え、二人の対談をまとめたものであるが、編者の野中涼がかなり手を加えたようで、正直のところ作者不明の感じがして奇妙なのであるが、大変面白い読み物であった。原詩を読む意欲をそそった。*
06・03・04 図書館で予約していたナッシュの本を受け取る。クロッキーの会、コスチューム。油で描く積もりが、油絵の道具を持ってきていないのに気づく。コンテとパステルで。いつも思うのだが光の当たり方が最低の条件で絵を描いている。7日からのペンジュラム展の絵を山本さんに託す。蕗の薹が安かったので買って帰ったら、妻は香りがないという。*
06・03・03 W.Bイェイツ読み継ぐ。神田、ワーズワス全詩が一冊の収まっているものを入手。*
06・03・02 Dさん、ブッククラブの話。先月は「荒野の狼」を読んだと言う。「夢十夜」を貸す。イェイツ面白くなる。アイルランド関連本、全部処分しなくてよかった。税務申告の準備。妻、神秘体験の話。猫を買う話。TさんへHP作ることを勧める。美、愛、悲は同じものかも知れない。位相が異なるだけかも。*・
06・03・01 終日雨。ゲーム理論の本を注文する。「ONE L」少々。本屋で楠本先生の新訳「不思議の国のアリス」見つけ買う。未明の童話集借りる。シェイクスピアの会、「リア王」始まる。Iさん会場費問題再度取り上げる。楠本先生にお祝いのメール。次回例会で配る予定とか。*
06・02・28 クラス、3人。図書館で梁川の文を少し読む。Pさん。書斎で、蔵書、資料の解説。知的生産の現場を見せてもらった感じ。本当によく勉強してますねと言うと、これが私の仕事と言う。ゲーム理論の文献ガイダンスを受ける。いよいよこの分野に首を突っ込みそう。Nさんと美と悲しみについての対話。フーリエ解析、エントロピー。
06・02・27 昼休み。「粒展」近代ぶ美術クラブ。大河原さんの力作、本人もコメントが良かった。神山さんも頑張る。
06・02・26 雨。中央図書館で、Nさんと老子最終回。少し理解が進んだ。知ることはやさしいが実行することは難しいと老子は言う。後は雑談。不規則なものの重要性。(これはノンセンス論に結びつく)美人を見ると悲しい感情なることについて。(美と悲しみの中枢は隣合わせ)。ゼロ・フィールドなど。西麻布へクリサタル・ボウルの音を聞きに行く。ラジオで竹内整一「かなしみの倫理学」を聞く。未明、梁川の話が印象的。歯痛。72.0**
06・02・25 クロッキーの会は休んで、老子の予習。アーサー・ウエリーを参照する。しっかりした仕事で頭が下がる。独学で中国と日本の古典が読めるようになっただけでなく、訳注まで出せるとは信じられない能力である。*
06・02・24 会社HPに引合。昼、相川義夫絵画展。3年ぶりという。進歩の跡あり、やはり、絵は描かないと駄目。ご本人、奥さんに会う。i伊福部隆彦「老子」了。「複雑な世界、単純な法則」はいろんな話題が出るのだが最後はどうなるのか?雨。神田、「ヴィクトリア朝詩歌論」、キーツの詩注。オリンピック、荒川静香の金メタルの演技を見る。TさんのHPup.。
06・02・23 春陽。Dさん休み。「ミッシュマッシュ」最終稿を送る。「複雑な世界、単純な法則」は面白い。オリンピックは女子フィギュアに期待が集まっているが・・・*
06・02・22 Fさんから「さくらさくら」の情報、明治21年以前の文献はないのかも。シェイクスピアの会はBBC版「じゃじゃ馬ならし」ジョナサン・ミラー監督。俳優は良いが、解説的な?演出が鼻につく。TVで上原ひろみを聞いていて12時を回った。*
06・02・21 クラスで「さくらさくら」が意外にも受ける。中央図書館で、英語青年、イェイツを少し。
Pさん:ゲーム理論のHP。現実の世界に面白い素材が転がっているのにどうして日本の学者は手をつけないのかと。オリンピックの、始まって以来の選手と役員・コーチ比で検証など。*・
06・02・20 会社HP.。「ONE L」を読み進む。K先生から「ミッシュマッシュ」原稿の校正いただく。私の日本語はおかしいのかも。72.6*
06・02・19 サンデープロジェクトと碁見ていると半日が過ぎた。久々に老子を読む。余培林訳で何とか最後までたどり着く。Kさんからシェイクスピアの話など。ブキャナン「複雑な世界、単純な法則」を図書館で借りて読み出すと面白い。*・
06・02・18 絵を少し。クロキーの会、マンネリで興が湧かない。早めに切り上げ、予約していたY.B.イエイツの本を取りに図書館へ。ついでに「年中行事絵巻」を見る。これは後白河院の命により描かれただが、原本は焼失し、今見ることが出来るのは17世紀の摸本である。それにしても見事な筆力。ひらかなで鍛え上げた筆法なのであろう。また、平安時代の文化の高さを知る。馬も沢山出てくるし、官位あるもの正装も見事。*・
06・02・17 Sさんに寿司をご馳走になる。癌を促進するアガリクスの話。展覧会「両洋の眼」。ゲームの理論読む。渡辺隆裕さんのHP読む。奇しくも、TVで「ビューティフル・マインド」をやっていたので見る。前に見た程の感動はない。72.6
06・02・16 クラスはDさん一人となるが、意欲十分で楽しみ。Yさんから貴重なアイリッシュ・ウイスキーを戴く。何時封を切るべきか?人から戴くことばかりのこの頃である。*・
06・02・15 Sさんより宮辰商店のわかめ戴く。藤原正彦の話。ゲームの理論少々、ナッシュの偉さが少しわかる。淳久堂で数学の本など立ち読み。今からでは遅いのだろう。映画や小説にW.B.Yeatsがよく出てきて気になる。まだ詩集は手に入れていない。出来れば良い装丁のもなが欲しいもの。シェイクスピアの会。きのうから春の陽気。*・
06・02・14 クラスで「梅一輪一輪ほどの暖かさ」を使う。Phさん、スケジュール技法をよく知っていた。中央図書館。Pさん、先週の話題に出したオイラーの公式に刺激されて、数学の分厚い本を4冊持参。図解は創造力を制限してしまうので、ノーベル賞級の研究を狙う人は図解を用いないのだといって、ハーバードのテキストを示す。角谷静夫の名がまた出る。*・
06・02・13 「ゲーム理論」、One L.,少々。気温緩む。
06・02・12 部屋の掃除、整理しながら本を読むので一日がかり。その間、テレビで囲碁観戦や若者の議論を見る。ロリータ装束に嵌っている15歳の少女をめぐっての若者たちに議論であった。良いの企画であったが、かなり編集で刈り込まれたのであろう。部屋はほとんど片付かなかった。*・
06・02・11 夕方、予約していた「ゲーム理論」「リアル・オプション」を図書館へ取りに行き、しばらく「ゲーム理論」を読む。TurowのOne Lも読み始める。なかなか面白い。*・
06・02・10 A Widow for One Year読了。語り口とリアルな描写で最後まで読まされた。シドニー・シェルダン張りの通俗小説と紙一重なのだが、なにやら残るものがあるのはさすが。
巻末に著者自ら作品を語る頁が12頁ついていて、これもよかった。さらに、読書会のためのトッピックスもリストアップされており、小説が商品の一つであることもわかる。(この本の翻訳はは文庫本にもなっているが、どうしてこの巻末の部分を訳出しなかったのだろうか?格好のアービング入門だと思うのだが)
06・02・09 DさんはThe New YorkerEsquireに投稿する文学青年と知る。如水会館、久々の碁。Y×、M○、N×、持ち点129となる。NさんのHPで知った「鏡の法則」を読む。*・
06・02・08 キャロルとジョン・レノンの関係を調べる。A Widow for One Yearは最終章に入る。*
06・02・07 「博士の愛した数式」を生徒に勧める。字幕付きのものが上映されるので。また、図書館でうつらうつら。Pさん、ジョン・ナッシュの話に熱が入る。ゲーム理論とオプション理論の統合が再度でるが私には残念ながら分からない。
06・02・06 名著シェーウエルの「ノンセンスの領域」を高山宏訳で読む。今から50年以上も前の本なのだが、骨太の明快な論述で、西洋的知性の典型を見る。日本では、トーマス・アクイナの「神学大全」からラッセルらの「プリンキア・マテマテカ」まで踏まえて、ノンセンスを論じることの出来る人はいない。しかし、まだノンセンス論序説といったところか。*・
06・02・05 「博士の愛した数式」良い映画だった。面白い台詞がちりばめられていて飽きない。景色も美しい。懸賞論文に賞を取って「神様の手帳をちょっと覗いたに過ぎない」と。Blueparrotへはじめて行く。大変な込みよう。マザーグース4冊。*・
06・02・04 クロッキーの会。木炭、ペン。帯津良一さんの視野はあの世にまで及んでいて面白い。stuff and nonsenseの訳語を当たる。*・
06・02・03 陽気が夕方には寒気と代わる。アービングはいつの間にか読者をルースの気持ちに同化させている。主人公が作家で、これから書こうとする小説のことと現実をクロスさせるのが珍しい。
06・02・02 レベル6。2名。同意、賛同する際の表現。新しい本屋教えてもらう。日にちを間違え如水会館に行ってしまったが、Spritualismの本など見つける。本の方からやって来る感じ。*
06・02・01 アーク同窓会、羽當、約3時間の楽しい語らい。シェイクスピアの会。一日雨。*
06・01・31 レベル7。ドイツのAさんが加わってにぎやかになる。図書館でうつらうつら。Pさん、日本歴史辞典を入手してご満悦。よく勉強している。生徒の喜びが先生の喜び。*
06・01・30 NさんのHPup.。ジョン・アービング読み継ぐ。性のあけすけな(素直な?)な記述が読者の意表を突く。アメリカの作家のよくやる手。後半へ。72.4*
06・01・29 高校同窓会の打合せ、4人、銀座ライオン渋谷。中学の時代の話も出て昔にタイムスリップ。酒は便利なもの。微醺を帯びて久しぶりに高円寺へ。エレン・テリーの伝記を掘り出す。ラジオで西澤潤一の話。三木卓の「北原白秋」読了。巨人の実像が上手く描かれていた。
06・01・28 図書館へ本を返しに。3時からキャロル協会例会、法政大。岡田理香さんの「ルイス・キャロルのEternal Punishment」。オックスフォードで3年勉強してこられた香りが感じられた。Kさん近くロンドンへ行くと。K,K,K,Oさんと5人で2次会まで。10時過ぎ帰宅。飲むのなら5人までが良い。女は2枚のカードを持っていてどちらを出そうかと考えるという話。じゃじゃ馬のケートのことを思う。*
06・01・27 ネットで「カバラ」のことを調べる。同意、賛同する際の表現を整理。*
06・01・26 レベル6、Dさんが新たに加わる。高校の英語の先生。Cさんが「亭主は丈夫で留守がいい」に反応したのは面白かった。同意する時の表現を知りたいと。帰り、先日の「綴り字のシーズン」を改めて見る。子役がかって教えたEさんに似ていて、魅力的。問題のモチーフなのだが、奥深く表現不能。単語の中の文字を変えていくことが「カバラ」と秘儀だとすれは、意外なところでキャロルに関係する。一般の映画評はどこか的はずれ。*・
06・01・25 Sさんと昼飯。サンフランシスコの話とワインのお土産。「じゃじゃ馬ならし」映像2回目。shrewを本当の馬と思っていて苦笑。
06・01・24 レベル7、映画の話、「会う、遭う」の差など。言葉のセンスは外国語を学んで初めて習得できるようだ。R会新春懇話会、石原慎太郎のそつのないスピーチ。Pさん、熱心に自習している。「問題な日本語」的乱れは、古くは小泉信三の文にも見える。「平和的の世界」*・
06・01・23 「男たちの大和」の感想を750字で。*・
06・01・22 雪の残る有栖川公園を通り図書館へ。10時から3時までNさんと老子。老子は後一回で終わる。後、2回漢詩。6時過ぎGood Day Booksへ。スイスの写真家、Markuz Wernli-Saito,の話。重森三玲の造園に関する本の編纂にまつわる話で、題は "Integrating Image and Word"。同行のPさんも喜ぶ。後、向い寿司屋でご馳走になる。72.2 *
06・01・21 今度は高校同窓のHi君から電話。同窓会の下打ち合わせをするが、幹事だけでは寂しいので加わらないかと。珍しく終日雪。なんとなく時がたち、夕方、絵を少し描く。*・
06・01・20 .会社、HP更新。3時ころより席替え。
06・01・19 出血。レベル6、Cさん一人。すべてを理解しようとする意欲は凄い。分からないままやり過ごせない性格。4時からの会合までに時間があるので、日比谷で「綴り字のシーズン」という映画を途中まで見る。話の展開は予想がつかない。Mirei Shigemori Modernizing Japanese Garden読み始める。「三菱経営・情報技術懇話会」4時から8時過ぎまで。10時ごろ高校同窓のHo君から電話。10年ぶり、なんとなく声を聞きたいと思ったのだろうか。大分前に百名山を踏破し、今は音楽(カラオケ)教室の先生をしている。教えることは勉強になると。*
06・01・18 シェイクスピアの会で、フランコ・ゼッフィレッリの『じゃじゃ馬ならし』(1967) 見る。72.2 *
06・01・17 レベル7。結局「日本語生中継」に落ち着く。中央図書館で老子を少々。Pさん。お土産にカルフォニアワイン。ボストンで出会った人々の話。一枚の名刺から意外なことが浮かぶ上がる。*・
06・01・16 「アリスのノンセンス論」少し。言語外でノンセンスをどう考えるか?*
06・01・15 クロッキーの会場所取り。2つの図書館に寄り帰宅。うつらうつらと囲碁を見、FMでボエームを聞き、絵を少し描いて、食後早々に寝る。*・
06・01・14 クロッキーの会。固定ポーズ、木炭。田中先生よく指導してくださる。下半身に問題があると上半身が映えない。胸の左右の明るさの差とか・・・帰り、雨。アーク同窓会日程決まる。*
06・01・13 寒い日。一木会、代々木倶楽部、8人。今回もYさん欠席。いささかマンネリだが、無事の確認に意味があるのかも知れない。Iさんからアークの同窓会のお誘い。
06・01・12 レベル6初日。ニュージランドのMさんは多趣味で好青年だかこのレベルは無理。初日は教える方も疲れる。スターバックスで半時間ほど転寝したらしい。*
06・01・11 会社HP更新。「じゃじゃ馬馴らし」最終回。終わりはちょっと出来すぎている感じ。次作は「リア王」
06・01・10 昨年後半来の英語モードの頭を一度リセットしたいものと、久々に映画を見に行った。「男たちの大和」 よく涙が出る映画だった。女性の出番は少ないのだが、それが素晴らしく良く出来ていて、「女たちの大和」と言いたいくらいだった。*・
06・01・09 明け方、神の子という夢。スキャナーの接続うまく行かず、4時間で諦める。私と機械とは徹底的に相性が悪い。アービング少々。その描写の上手さにを堪能。今のところセクシャルなシーンが続いているのだが、英語でないとこんなにさらりとは行かないだろう。翻訳者がいるのかしら?*・
06・01・08 多摩図書館へ「マザーグース」の展示を見に行く。微笑ましい展示。快晴、このあたりの空気はいい。高円寺で途中下車、尾崎左永子著「梁塵秘抄漂游」という本を買って帰る。その中で、「梁塵秘抄」は大正4年に一般に読めるようになったと。これも白秋のルーツの一つ。数ヶ月ぶりに油絵の具に触れる。旧作の修正。72.2
06・01・07 今年最初のクロッキーの会。静かな2時間半。文字とは無縁の世界であるが、この静かさは図書館の閲覧室に似ている。老子少し読む。高屋さんから「なぜ『まざあ・ぐうす』か」抜き刷り戴き、一気に読み感動する。白秋を軸にするといろんなもの、た例えば、日本の詩歌の源流、西欧との接触、・・・が見えてくる。*・
06・01・06 原稿発送。夕、京王の古書市で「聊斎志異評注」を買う。既に持っているものと同じではないかと思いながら買ったのだが、帰って確かめるとやはり同じものだった。ただし、出版が台湾と香港との差があり、文字の刷りも挿絵の版も少し異なる。いずれにしろ読むのはいつのことやら。*・
06・01・05 朝、書評に「洛中書問]を追加。ミッシュマッシュの原稿の最終チェックをして、2時頃、用紙を買いに渋谷まで出る。夕方印刷してやっと終了。字体を小さくしたので何と13ページ過ぎなかった。予想外に時間とエネルギーを取られた。*・
06・01・04 会社HP更新。原稿チェック。新年会、鳥元。「洛中書問]読了。
06・01・03 書評1編up。駅伝を少し見る。散歩、表参道から原宿へ。72.4 *・
06・01・02 10時過ぎ、Phさん道に迷い20分遅れで到着。第三夜終わる。Carroll as Prosperoの後半見てもらう。話しながら直してもらうと納得できる。久しぶりの雨。帰って、プリンター設定やり直し。今度は成功。PHさんの修正を織り込みプリントアウト。順次、フレッツ接続、インターネット接続、メール接続、ホームページビルダーのインストールしネットからHPデータ取り込み。こんなことで12時なっていた。新PCと時代は移った。夜中大山定一、吉川幸次郎「洛中書問」読む。*・
06・01・01 元旦。10時、プリンターに触れたら、本体がダウン。4年以上酷使したPCだから寿命か。ふとJohn Iving "A Widow for One Year"を読み始める。3時、Jが新車でくる。新年を祝う。夕、新PCとプリンター接続試みるが不調。Jが旧PCを見てくれるが不成功。かろうじて、かろうじて明日必要な原稿をプリントアウト。*・