§〇 各位に 〜ぷろろーぐ〜 ○§
「ぷれ
メルマガ」No.0−1への温かい励まし、ご期待、そして
なによりも、ご親切な応答、ありがとうございました。
お届けしたいのは、シェイクスピア情報などという硬いものではなく、
おしゃべりサロンのソフトな話題です。
その意味で、No.0−2は、初号に対するみなさんの応答を、そのまま
編集して作りたかったのですが、前もってお断りしないままにそうする
ことは”紳士的”(柄にもない)ではないと諦めました。
とは言え、実は諦めきれなほど盛り沢山の情報を寄せていただいてます。
おかげで、皆さんの反響を中心に、No.0−2をお届けすることが
できました。
(関場)
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<ぷれメルマガ>
シェイクスピア・ ジャーナル no.0-2
01・11・3
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○ 文化の日のシェイクスピア---出来事から
◎ 叙勲の授与や褒章受賞に見る”シェイクスピア”
文化の日、恒例の文化勲章の授与が行われますが、今年の受賞者に
残念ながらシェイクスピアクス学者や翻訳者はいないようです。
ただ、演劇学者の河竹登志夫氏(早稲田大学名誉教授)が
文化功労賞の受賞者におります。
・ 「日本のハムレット」の名著
河竹登志夫教授は、比較演劇学を確立されただけでなく、シェイクスピア劇と
歌舞伎の比較研究、さらに日本における「ハムレット」など上演史の研究でも
多くの業績を残されています。
「日本のハムレット」(南窓社
1972)の名著があります。
河竹黙阿弥のお孫さんに当たる方で、父の河竹繁俊氏は坪内逍遥の薫陶を
受けた演劇学者でした。
・
蜷川幸雄氏に紫綬褒章
秋の叙勲で政府が発表した褒章受賞者では、紫綬褒章の受賞者に
蜷川幸雄氏がいます。受賞のコメントは、”まゆ毛”を評価されてうれしい」
でした。
「演出家は、えらそうに思われているけど、いなくても舞台は成立する。
あってもなくてもいいまゆ毛みたいな存在だが、その存在を評価されて、
うれしい。」(11月2日の新聞報道)
・ 小田島雄志氏の受賞は??
ところで、ここで気になったのはシェイクスピアkスピア劇全訳者の
小田島雄志氏のことです。紫綬褒章は受賞されたのでしょうね。
文化賞はいつ??
・ かおり風景100選に「神田の古書店街」
こちらは「文化の日」と関係があるのかどうかは定かではありませんが、
環境庁が発表した「かおり風景100選」に神田の古書店街(神保町)が
選ばれました。
昔は確かに古書の香りが漂っていましたね。学生時代に5年ほど
隣リの猿楽町に住んでました。
今は靖国通りの排気ガスが強くて、古書の香りは吹き飛んでますが。
それでも月に1,2回は古書店を探索します。探索に疲れて、
すずらん通りの餃子の美味しい店(スヰートポーツ)に入るもの楽しみです。
・ 古本まつりのシェイクスピア図書
その神田で「第42回古本まつり」が行われていましたので、きのう
散歩がてら探訪してきました。何冊か掘り出し物も見つけました。
目録では、全集ものが目立ちました。
坪内訳が安くなりましたね。10年ほど前までは3万円はしてました。
私は15年ほど前に池袋の立教大学近くの古書店の特価品の棚で
なんと5000円で買いました。
木下訳が見直されているのか、あるいは全巻揃いが不足している
せいでしょうか、高値がついているようです。
ちなみに、目録での値段は次のようでした。
坪内逍遥訳「新修シェークスピア全集」(中央公論社、40巻)12900円
小田島雄志訳「シェイクスピア全集」(白水社、
5巻)25000円
木下順二訳「シェイクスピア全集(講談社、8巻)38000円
北沢書店(洋書専門書店)の特価コーナーには、1960年代に出た
懐かしい Kittredge
版が何冊もでてましたので、買ってきました。
& & & & & &
●
いま気になってること ○ 〜 応答から分かったこと〜
> ○ The Daily Yomiuri に 東京グローブ座でのKing Lear
について劇評が
> でていた、ということです。なん日号でしたか?
> ○
「リチャード三世」が出てくる歴史ミステリーにジョセフィン・ティの
> 「時の娘」(小泉喜美子訳、ハヤカワ文庫、早川書房)があるらしい
>
のですが、どなたか読みましたか?
●
新納(にいろ)たも子さん(日本シェイクスピア協会会員、
METSシェイクスピア、町田市在住)から、2点についてご丁寧な
メイルをいただきました。
「1、The Daily Yomiuri の劇評は10月11日号にあります。
切り抜いて持っていますのでお送りしましょう。
2、[時の娘] 持っています。これもお送りしましょう。」
「時の娘」(ハヤカワ文庫)を他の資料とともに早速、郵送して
下さいました。
シェイクスピア協会の会報(Shakespeare
News,vol.4 no.
1)
に載っている
ピーター・ブルックの「ハムレットの悲劇」の劇評
(清水徹郎氏)のコピーも加えていただきました。
旅役者のシーンのわけの分からない言語のことに触れているもの
です。
●
「時の娘」が、いかに優れた歴史ミステリーであるかについては、
私のメル友で、「シェイクスピア映画データーベース」という、
実に素晴らしいHPの管理人のYu−riさんからも、教えていただき
ました。管理人さんはケネス・ブラナーの大ファンでもあります。
なお、このHPは映画のシェイクスピアについて詳しく解説している
ので、特別にお薦めのサイトです。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/5348/
●
「ロンドン塔」(中公新書)を参照しながら読みました、という
メイルをいただいたのは上田さん(練馬区在住)からでした。
そこで、漱石の「倫敦塔」が読みたくなりました。
>
○ リンカーン大統領が殺されたときに彼はシェイクスピア劇を観ていた、
>
ということです。演目は何でしたか。「ハムレット」それとも「リア王」?
> どなたかリンカーの伝記に詳しい方、ご存知ですか?
●
この難問は、同じくMETSシェイクスピアの熱心なメンバーの
近藤春雄さんから の詳しいメイルで解けました。
驚きでした!なんとJulius
Caesarでした!
その内容を近藤さんのメイルから引用させていただきながら、披露します。
「・・・・暫く前、'Submarine
'のスピ−チを書き、それをAtlanta,Georgiaの
メ−ル仲間に送った処、彼は異常なほどの歴史好きで、南北戦争時の
潜水艦による實戦例を教えてくれ、更にリンカ−ンの暗殺次第まで添えて
呉れました。その結果の要点のみ、取り敢えずご報告申し上げます。
記
1. 劇の名 Julius
Caesar
2. 暗殺者 John Wilkes Booth
3. 時 April 14, 1865
4.
劇場 Ford Theater in Whashington D.C.
5. 暗殺時の台詞 'Sic Semper Tyrannus'..Thus
Die ? All Tyrants
6. 事実は小説よりも奇なりで、暗殺後逃亡したBoothを治療した
医師 Dr.Samuel Mudd
( 共犯者として処刑さる )の子孫の、
執念の冤罪請求の法廷闘争や南軍で活躍した潜水艦が今年の夏
引き上げられ、その艇長のポケットから出てきた金貨の因縁話など
全く不思議なcoincidenceに出会い、私自身も吃驚しました。
* Boothは有名な俳優一家の出でShakespeare劇を得意として
いたとの事です。」
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●
シェイクスピア劇のステージから
「ヴェニスの商人」に材源をとった江戸
馨(東京シェイクスピア・カンパ
ニー主宰)の「ポーシャの庭」が上演されました。
雑司ヶ谷の森の研究部長の高木登さんが同HPの「あーでんの森
散歩道」に劇評を書いてます。
高木さんはシェイクスピア劇年間50本の観劇を目指している熱烈な
シェイクスピ・ファンので研究者です。
最近のステージはほとんどご覧になってます。
高木さんの劇評をお薦めします。
http://www.alice-it.com/shakespeare/ntakaki.html
◎ シェイクスピア映画速報--アメリカ版の「オセロー」
シェイクスピア映画といえば、東京国際映画祭(渋谷)からの話題
を一つ添えておきます。
現代アメリカ版の「オセロー」と言うふれ込みの作品が上映されました。
11月2日(金)19:00−、会場は渋谷
Bunkamura のオーチャード
ホール。「オー」(原題 ”O”、監督は
ティム・ブレイク・ネルソン)という
作品です。コンペティション部門の参加作品ですが、上映は1回だけ
だったようです。
ご覧になった方は、ぜひ感想を聞かせてください。
■
お知らせ 〜推薦のHPなど〜
◎ 前回にお薦めした松岡和子女史のHPです。前回はアドレスを
貼り付けずに失礼しました。
http://homepage1.nifty.com/shakespeare/index.html
◎1月からの「原書で読むハムレット(II)」について、お力添え下さい。
雑司ヶ谷の森のHPでも掲示していただいてますので、直接アクセス
していただけます。
http://www.alice-it.com/sekiba/hamletkobo.html
◎ 雑司ヶ谷の森の 「ばーなむ /関場理一の頁」」は、
編集長の宮垣さんのご尽力で毎週月曜か火曜の夜までに
更新されてます。
http://www.alice-it.com/shakespeare/shaks.html
:::発信者より::::::::::::
初号には、パソコンのインストラクターをしている娘から合格点を
もらって、ほっとしました。
気になっていたことが一気に3件も解決できるのは、さすがに
メルマガの効果だと思いました。もちろん迅速なのは皆さんの
反応でしたが。
このプレマガは、まだ公開してません。いまは、あくまでも
シェイクスピアの森に参加しているメンバーと、森番がチュターを
している雑司が谷の森と、町田(METSシェイクスピア)のグループで
メイルをる使って有志と限られたメル友にだけに送っているものです。
ですから、HPへの書き込みの積りで、お気軽にメイルを下さい。
掲載させていたいただくこともあるかと思いますので、ペンネーム
を付していただいても構いません。
繰り返しますが、
サロンのつもりですから、いつでもお気軽に
メイルを下さい。
次号は11月23日に発信する予定です。(関)
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シェイクスピアの森
発行者 関場 理一 shakes@gray.plala.or.jp
東京都立川市栄町1-14-11 電話&FAX:042-521-0944
携帯メール: F/SHAKES@jp-t.ne.jp
雑司が谷
シェイクスピアの森 ホームページ
http://www.alice-it.com/shakespeare/shaks.html
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