花水木 はなみずき  ハナミズキ

私は花水木の薄い桃色の花が大好きで、庭にも植えていましたが、昨年の台風で倒れて枯れてしまいました。花水木の花は、咲くときにとても面白い形になります。
ガクが小さな花の蕾を包み込んでいる様子がとても面白いのですが、なかなかタイミングや花の位置がうまく行かないと取れません。この日は脚立持参でしたので良い角度からとることができました。
白い花水木の花はキリストの十字架を象徴していると聞きました。十字型のガクの先端が赤みが付いていることから、そういわれるとのことです。
通常は花が咲いてそれから葉が出るところですが、今年は特に白い花水木はどの木も葉が早く出たようで、何か気候の変化があったのでしょうか?
咲いてしまうと桃色になりますが、咲く間際は強烈な赤い色をしています。最近気がついたのですが、花は咲いた直後がもっとも生気にあふれた色をしています。


  2005・5・27
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