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近江の守山市に近江妙蓮公園があります。ここの蓮は、ひとつの蕾から咲き出すといくつもの花が現れ、一つの蕾から生まれた花たちの花びらは八千枚にも上るそうです。長い間守られ敵たこのはすが突然何十年も咲かなくなり、大賀蓮で有名な大賀博士が株分けされていた子孫を探してここに戻し、ようやく再度開花をもたらしたそうです。こうして写真を見ると妙連の名の通り蕾が実に幽玄の趣があるように感じられます。小さな蓮池にひしめき合っていたこの蓮はとても印象的でした。

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