ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』や『鏡の国のアリス』が生まれ、百数十年が経ちましたが、現在、そのファンは子供から老人まで、また、全世界に及んでいます。その不思議な魅力のため、60カ国以上の言語に訳され、日本での翻訳も抄訳などを含めると130種を下らないと言われています。その研究も、高度なもので、特に、ノンセンス文学という側面から見ると、かなりの言語学的、文学的力量が要求されます。私はただ面白いと楽しむだけで、論ずるには、私の言葉の限界を越えています。私がアリス・ファンに貢献するには、まだ、時間が必要です。将来、何がしかのメッセージを出せるようになれば、The
rabbit holeの蓋を開けましょう。
文庫本のアリス |